雨模様の天気は続く、国道5号線の通行止めは今朝7時から片側通行に変わった。サッポロから函館方面は5号線の仮設道路が片面通行で開通し、逆に函館からサッポロへは町道の迂回路による通行である。これまでは大型車両は熊石までの迂回を強いられていた。でも実際そこまで迂回するとは到底考えられない数時間のロスであり、当然多少は遅くなっても渋滞を引き起こしても、大型車両も町道迂回路を利用し、結果、交互に一方通行を行って隘路を通行しあうこととなっていた。いかに迂回路利用と言っても、あまりのロスであれば、とりあえず行ってしまうことで、バックできない状態としてしまう、これは現実である。これを解っているからこそ、突貫での工事が行われ、朝7時の開通までこぎつけざるを得ないのである。
地元では函館以外のナンバーをつけた車が次第に増えだしている。夏休みには入り、里帰りの帯広、サッポロなど道内他地域だけでなく、内地のナンバーまでが走り出している。多くの子供たちや、孫たちの顔を楽しみにしている方々に、わずかだが朗報ではある。
また、飛行機や鉄道で帰ってくる人達も多い。飛行場や五稜郭駅、函館駅へのアクセスは産業道路をやってくる場合は混雑が起きてしまう。外環状線の開通はストレートに七飯等の郊外から飛行場に、あるいは湯川までの利便性を高める。街は結ぶネットワークの頑強性こそが、立地する側にとって物流安定性の十分条件となる。