なんかもりだくさんの一日を送った。でも結構楽しかった。
あまりふりかえったことがない民間の生命保険の話。会社勤めだと法人契約で加入していたが、退社したら、銀行振り替えが可能になるまで何回も店舗まで払いにこいといわれて解約した経験をもつ。でもこの保険約款を読む人まずいないもんな。また、読み聞かせを行っている方とお話をさせてもらう機会がありました。どういうキッカケでということを聞かせてもらった。やはりおばあさんからお孫さんに自分の家ではやっていたということである。僕もなんとなく記憶を辿ってみたら、確かに母親には読んでもらっていたはずである。でも強く印象に残っているのは小学校の時に先生が「ああ無情」を昼休みに読んでくれていたことがまずふっと甦った。「誰か他の人に読んでもらうことがきっかけにもなるし、コミュニケーションなんですよ」そう教えてもらって、自分の記憶にあるのも本の中味よりも読んでくれている人の姿であることがわかったのである。そう、あのとき先生は僕たちに何かを伝えたかったということをである。
そして、経営者とのディスカッションである。意図したワケではないだろうが、紋切り型の話はまったく興味が無いほうであり、こういう方がよっぽどあとで考えることになる。やはり自分は誰かに教えられて育つと思うのは僕だけではあるまい。
このあとは函館開港150周年イベントやってる島に顔を出してみました。この港に突き出た出島には二年に一回くらいなんかできます。それぞれのブースがならび、お買い物はこの地域限定通過のペルリというものです。なんか扇子買ったら、おつりがペルリできて、お、なんだこれと、結局使い果たすことになるんですな。あまったら商店街の振興券に替えてくれるといいんだがなとも思ったりしたのですが、たいした金額でもなくこれでよしでした。
午前中は混んでいたよという話。なんかわんわんと遊ぼうの収録が来たらしい。子供達にとって夏休みの一大イベントになったでありましょう。
船魂さんのよみやである。崇敬者としてまことにいけないのであるけれど、今年はお手伝いできないごめんなさい。そんな一日でありました。(画像はイベント会場から函館山を臨む)