205009 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

佐藤けんじのつれづれなるままに

佐藤けんじのつれづれなるままに

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kenji0138

kenji0138

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

 ゴマじろう@ 山本さんへ こういう場で誹謗中傷とは実に情けないで…
 あけぼの@ 今後はどうされるのですか? 4万票という数字に愕然としていると思い…
 シロタン@ Re:ありがとうございました(08/30) けんじさんの政策が浸透しきれず、残念で…
 平山 聰@ 函館を諦めないで! 誠に勝手ですが、それでも私は、けんじさ…
 ジタバタ@ 夢をあきらめないで 今回の選挙戦は、組織を持たない初の草の…

Freepage List

Headline News

2009.08.12
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

やっと暑くなった毎日である。夏らしい。暑さの8月は慰霊の月そしてご先祖供養の月である。函館市内でも5号線から多くの道内各地からのナンバーの車が増え。駅前には帰省客を迎えに来る車の渋滞が始まっている。年二回の民族大移動の始まりである。
お盆と終戦記念日の二つは、やはり家族がともに私たちに連なる人々を思い、心静かに迎えたいと願うのである。ひとつだけ北海道なら特にではなのかもしれないが、やはり北方領土の週間があることも、どこかで忘れられ無くなっている。
この函館や近郊には樺太から、そして北方四島から着の身着のままで戻ってこられ、今金、長万部、姫川などの耕作には適さない厳しい土地に入った人達も多いのである。もちろん満州からもである。
また、実際にシベリアに抑留された人もおられ、実は存知あげてはいてもそうとはしらなかったのである。この方は今は静かに暮らしておられるけれど、実際に話を聞くことが出来たのである。確かに口は重いけれど、話してくださった。この話は今でも私の脳裏から離れることはない。あまりのものであり、終戦記念日の慰霊の時に心に響いても、鎮める何かを凌駕して貫き続けるのである。日本が戦争に負けたのだということが、むき出しの暴力となって人々に与えられ続けた苦難。
その方は庭いじりをされていた、汗ばむような日だった。静かに草花を愛でるその人の姿と私に伝えてくださった淡々とした語り口と内容のすさまじさは、やはり私の中で消し去れない思いとして残り続ける。慰霊とともにシベリア抑留で亡くなられた方へ、暑い目映い陽射しを受けるとふっと私の中をよぎる。私の世代での鎮魂の務めをがあることを。そして私自身が日本人として生きる以上、しなければならない義務をである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.08.13 00:17:36



© Rakuten Group, Inc.