戦争のつくりかた
まだご覧になっていないかたにはぜひ見ていただきたい絵本です。戦争のつくりかたこの本が最初に出されたのは2004年です。今、現実の状況と比較したらどうでしょうか?戦争しないと決めた国が戦争できる国になるまでの間におこることは?「わたしたちの国を守るだけだった自衛隊が、武器を持ってよその国にでかけるひょうになります。世界の平和を守るため、戦争で困っている人々を助けるため、と言って。せめられそうになったら、先にこっちからせめるとも言うようになります。昨年何万人もの人が反対して国会前に集まったのに強行採決された集団的自衛権が、これです。自国を守るためなら、個別的自衛権でことたりるのです。戦争のことは、ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、という決まりを作ります。自民党が狙っている緊急事態法は、政府が緊急事態だと宣言すれば国会の議論や承認なしに法律を作ったり、個人の人権や財産を制限したりでき、政府に独裁を許す危険なものです。政府が戦争するとか、戦争するかもしれない、と決めると、テレビやラジオや新聞は、政府が発表したとおりのことを言うようになります。まだ戦争するとかいうまでは行っていませんが、政府に批判的なキャスターを降板させたり、テレビ局に圧力をかけています。みんなで、ふだんから、戦争のときのための練習をします。「米空軍横田基地(東京都)に所属する米兵が東京都内の中学校の行事に参加し、「新兵訓練」(ブート・キャンプ)と称したイベントに生徒を参加させていたことが分かりました」新聞赤幡また、2014年には、西宮市の中学校で実施の職場体験「トライやるウィーク」で、自衛隊への職場体験があったらしいとの情報があります。あほうどりのひとりごと わたしたちも、おたがいを見張ります。いい国民でない人がまわりにいないかと。すでに始まっています。「戦前か!自民党がHPで ”『子どもたちを戦場に送るな』という偏向教育を行う教員”の通報を呼びかける密告フォーム」リテラ自民党が密告フォームの結果を警察に通報しているとのニュースもありました。自民党、密告フォオームと批判された『教師の政治的中立性の調査』結果を警察に一部提供←戦前に逆戻りだと批判殺到次のページの戦争が起こったり、怒りそうなときは、お店の品物や、あなたの家や土地を、軍隊が自由に使える、というきまりを作ります。なども緊急事態法です。以前成立してしまった国民保護法もです。ここに書いてあることがひとつでもおこっていると気付いたら、おとなたちに「たいへんだよ、なんとかしようよ」と言ってください。もう、ひとつどころではありません。これでも不安になったり、選挙で自民公明に投票したこと後悔しませんか?さらに、「国民の生活が大事なんて政治は間違っていると思います」(情報速報ドットコム)とか、『自分の国を守るためには血を流す覚悟をしなければならない」(ゆるねとにゅーす)などという発言をしている人が防衛大臣に任命されたなんて、悪夢としか思えません。「戦争のつくりかた」のアニメもあります。アニメ 戦争のつくりかたもし自民党改憲案に憲法がかわってしまったなら、こんなブログも書けなくなります。自民党改憲案では、国民は主権者ではなくなってしまい、公共の秩序(政府に都合がいい)に反しないかぎりしか言論の自由がないからです。