FYM125ブレーキペダル
久しぶりに更新です。放置しっぱなしでのでたまにはアップしましょうってことで。今回はFYM125のリヤブレーキペダルを作ってみました。 ご覧のようにペダルがステップの上を通っており、踏みしろが制限されてしまいます。遊びを少なくしないと当たってしまう残念な設計。しかも遊びを減らしてがっつり踏んでも当たらないようにすると、ピストンの戻りが減ってしまいブレーキが引きずる事態に。。ピストンシールとかリターンポートの位置も関係してるのですが、十分にストロークが取れないのが一番の原因。今回はペダルをステップバーの下を通す感じで製作しようと思います。 まずは材料。毎度おなじみの7075材。買った頃は1mX1mあったのに、すっかり小さくなりました。 最初は手ノコで切っていたんですが、さすがに10mm厚だとしんどいのでドリルである程度抜いてから切りました。ここから周りの余分なバリ取り、肉抜き、穴あけをしてプレスで成形します。 次にペダルの先端を作ります。こちらは5052材のブロックから削っていきます。 パーツが完成したので取り付けです。 ブレーキの遊びを調整していい感じになりました。ペダルはノーマルが引っ込んでいて踏みにくいということで、外側にオフセットして少し大きめに作ってあります。 オーナーも喜んでくれましたので一安心。ちなみにこの加工後フライス盤のヘッドのベアリングがガタついてきまして、交換しないといけません。また分解するのかと思うとめんどくさい・・・・スペースがあれば大きめのフライス盤が欲しいとこです。