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テーマ:アニメあれこれ(26381)
カテゴリ:DEATH NOTE
DEATH NOTEの第4話を見ました。
第4話 追跡 死神界では最近リュークを見ないと死神たちが話していた。 リュークはデスノートを人間界に落としてから帰ってこない。 拾われたのであれば、拾った奴の最期か、ノートの最後を見届けなければならないが、そんな面倒くせえことをするわけがないと言っています。 「僕が死神の目を持つためには寿命の半分を差し出さなければならない。そうだったな?」 「ああ、どうする?取引するか?」 「リューク、この取引、論外だ。いいか?リューク、僕は犯罪者のいない理想の新世界を作る。そして、そこの世界の神として長く君臨するんだ」 そういう取引もあるという話をしただけだと言うリュークに、月は会ってすぐに話すか、ノートにでも使い方を書いておくべきなんじゃないかと言う。 《仮にも死神である俺に恐れることもなく、媚びることもなく、こういうことに関してはがんがん突っ込んでくる》 その頃、尾行は姿を消す。 「んで?もう前もって言っておくべきことはないんだろうな?死神リューク」 「ああ、もうない(多分)」 目じゃなく翼だったら、本気で取引を考えたかもしれないと言う月。 翼を持って空を自由に飛べることこそ神らしいと言う。 身体の一部と色々交換していくうちに本物の死神にされそうだと笑う月に、リュークはそんなことしなくても立派な死神だと思う。 「今の死神界は腐ってるからな…。ただ『死にたくない』という理由だけで人の寿命を頂き、漠然と生きている奴らばっかりだ。何のために存在しているのかすら、誰にもわからない。多分、存在してる意味なんてないんだろう。でも、そんな死神より月、お前の方がよっぽど死神らしい…」 月は死神と一緒にはされたくないと言う。 理由は『人間として人間のためにデスノートを使っている』から。 「まあ、しかし人間にとっては死神界は決して無意味な存在じゃない。だってそうだろ?リュークのような死神が百年、いや千年に一度降りてきただけで人間界は大きく変わるんだよ。恐ろしく意味ある存在だよ、死神界は。今の死神界がそこまで腐ってるというのなら、リュークが死神界へ帰った時、人間界での経験を活かして変えてみたらどうだ?あはは」 「月、お前は本当は恐ろしくプラス思考な人間なのかもしれないな」 「当たり前じゃないか。前向きじゃなきゃ、デスノートを使って自ら世界をよくしようなんて思わないよ」 デスノートの使い方を見ていた月は何か閃いたようで勉強机に座り、PCの電源を入れる。 尾行をしていた奴の名前を知る方法に気づいたようで、詳しい死の状況がどこまで利用できるのかを試すようです。 翌朝 夜神局長のデスクの電話が鳴り、刑務所内で心臓麻痺で殺された受刑者が増えたことを知る。 死の直前に今までにない行動を取ったと連絡が入ります。 死因は心臓麻痺だが、1人は死の直前刑務所の壁に自分の指を切った血で奇妙な絵を描き、もう1人は遺書とも何ともいえない文章を残し、3人目はわざわざ脱走して職員用のトイレの中で…と。 モニタからワタリはLを呼び、今までとは違う心臓麻痺の被害者が出たとし、現場に残された絵と文章の画像を送る。 《キラに脅えた文章…。ただ単に犯罪者が取った行動とも取れるが…。キラは死ぬ時間を操れる。もしも、死の直前の行動も操れる、としたら─》 「局長、今回の犠牲者の件ですが報道関係には心臓麻痺以上のことは公表しないでください。キラが犯罪者の何かのテストをしている可能性があります。だとすると、わざわざ答えを教えてやることになりますので」 月は父親のPCに潜入し、捜査結果を見ていた。 「思ったとおりの結果だ。使えるよ、デスノート」 3人の死に方は月の思い通りになった。 他の3人は無理な状況を書いた。 フランスのエッフェル塔で死ぬ、Lそっくりの似顔絵を書く、Lが日本警察を疑っていると書くというような物理的に無理、本人が知らないことは出来ないということが、この3人からわかったのだ。 「いくらデスノートでもありえないことは出来ない。しかし、その人間がやってもおかしくない範囲の行動ならいくらでも動かしてから死なせることができる。Lも警察も僕の真意には絶対に気付けない。名探偵は当分、犯罪者の残した絵や文章の謎解きに夢中でいるに違いない…」 《キラが犯罪者を使って何らかのテストをしたとするなら、何かを始めるため─。今、動き出せば、不審な行動をする人物がFBIの目に留まることになる。ただ、もしテスト以外の目的があったとしたら、この文章や絵は何かのメッセージ…。これか─!!》 Lは犯罪者が残した遺書と思われるものにメッセージが隠されていることに気付く。 月はこれから本番を始めると言う。 銀行強盗したけど金を奪えずに逃走中の麻薬常習犯・恐田を使うことにした。 携帯を取り出した月はどこかに電話をした 尾行がついていることを確認しながら、歩き続ける月を女の子がバス停で待っていた。 「デートか…」 「どう見ても思いっきりデートさ。僕を尾行しているやつから見てもね」 リュークは月がデスノートに何を書いたのか見てなかったので、どうやってが尾行している奴の名前を知ろうとするのかわからない。 バスに乗り込む2人の後から、尾行者も一緒に乗りこむ。 月たちはバスの後ろから2番目の席に座った。 最後尾に、尾行者が座る。 穏やかなバスの中、笑う彼女と愛想の悪い月。 しかし、その穏やかな時間はバスの停留所で1人の男を乗せたことから一遍してしまう。 月がデスノートに書いた恐田だった。 《乗客は奴を除いて7人…。これなら全てうまくいく─!!》 銃口を運転手に突きつける恐田はバスジャックする。 《バ、バスジャック!!?こんな時に!?》 運転手は恐田に言われた通りにスペースランドに電話し、バスジャックされたことを告げる。 受話器を恐田が取り上げる。 「よく聞け!!昨日の売り上げをスペースランド2つ前のバス停まで女が1人で車で持ってこい!!バスが着く前にだ。下手な小細工したり、警察に報せたりしたら乗客を1人ずつぶっ殺す!!」 受話器を踏み潰した恐田に脅える乗客。 月はいつの間に書いたのか、デートをしている女の子にメモを見せる。 そのメモは、背後から尾行者も読んでいた。 「ユリちゃん、大丈夫。安心して。犯人の隙をみて僕がピストルを持った手を押さえる」 「危険だ、やめろ。その時は私がやる」 月は犯人に気付かれないように、筆談で返事をしようとする。 「大丈夫だ、筆談などしなくても小声なら走行音でここの会話は犯人には聞こえない」 「あの犯人の共犯者であるという証拠はありますか?よくあるケースだよ。犯人は1人と思わせておいて、いざという時のためにあらかじめ後方から見張りに共犯者を置いておく」 尾行者は自分が犯人の仲間かもしれないと疑われていることで悩んだが、自分の身分を明かす。 《FBI!!?そうか、LはFBIを使って日本警察関係者を調べさせていたのか。名前は…レイ・ペンバー》 「信用します。今はあえてなぜFBIの捜査官がここに乗り合わせたのか聞きません。では、いざという時はお任せしていいですね」 《あの男…2日前に日本のニュースになっていた男だ。銀行を襲い、一般人を3人殺して逃げた麻薬常習犯!!極めて危険だ!!》 《大丈夫…。奴の銃は絶対僕たちを撃たない》 月は先ほどポケットの中に入れたメモを落としたのを拾おうとする。 乗客同士、メモで相談していたのがバレてしまう。 メモを拾った犯人を見て、さっきのメモを見られたら月が隙を見て奴に飛びかかろうとしていたことがバレてしまうと思う。 しかしメモにはデートの約束のことが書かれていただけなので恐田が腹いせに投げたメモは月に当たって戻ってくる。 「な…何だ、てめーは!?そこの一番後ろの奴!!」 レイは自分のことがばれたのかと思ったが、恐田にはリュークの姿が見えていた。 銃はリュークに向けられていたが、一般人には存在が見えない。 幻覚を見ているので伏せるように言うレイ。 《あ、そうか。さっき月が落としたデートの約束メモ、デスノートを切って書いた物だったってわけか。そして、こいつにメモを触らせて、こいつにだけ俺の姿を見せる。あったまいい~!!》 恐田はリューク向かって発砲するが当たっても効かない。 「悪いな…。俺は死神だから、そんなものじゃ死なないんだ」 必死にリュークに発砲するが、何度撃っても死なず、弾切れする。 《デスノートに触った者には俺の姿が見える。俺は月の後をついていなければならない。死神は銃で撃たれても死なない。皆、俺が月に言ったことだ。流石、全国共通模試1位、応用力がある。そして、このバスジャックを利用して、尾行してた奴の名前もなんなくゲットか…」 弾切れになった恐田にレイは走って捕まえようとする。 しかし、恐田はリュークがいる空間から逃げたくて、運転手にドアを開けるように命令し、バスは急停車し、恐田は逃げるように車道へ飛び出した。 そこに乗用車が突っ込んでくる。 乗客全員が絶句して、言葉が出てこない。 《ジャスト11時45分、全て予定通り―。恐田奇一郎、事故死。公園東口バス停より午前11時31分発スペースランド行きのバスに銃を持って乗り込む。この世のものとは思えぬ幻影を見て、それに向かって全弾を発砲し、バスから逃走。その直後、同日11時45分、事故に遭い死亡。デスノートに狂いなし。次はあなたの番だ、レイ・ペンバー》 第4話完 次回、「駆引」 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 7, 2006 01:34:35 PM
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