|
テーマ:アニメあれこれ(27233)
カテゴリ:DEATH NOTE
DEATH NOTEの第8話を見ました。
息子のHな本に衝撃を受けているパパが可愛いね。 第8話 目線 「レイ・ペンバーの改札のシーン、乗車のシーン、そして死のシーンだけをもう一度、三つ並べて度見せて下さい」 日本に潜入していたFBI捜査官の死の直前の情報を分析したLが注目したのは、駅構内の監視カメラが捉えていたレイの死のシーンであった。 「やはり変ですね。今の話だとレイ・ペンバーが乗車して死ぬまで一周一時間の山手線に一時間半乗っていたことになる。そして、何より封筒です。改札とホームでは封筒らしきものを手にしている」 レイが改札とホームで手にしていた封筒が死亡した際には見当たらず、遺留品リストにもない。 「では電車の中ということになる。このペンバーの最期のビデオを私には必死に電車の中を見ようとしているように見えるのですが」 絶命寸前のレイが必死に走り去る電車の中を見ようとしていることからLは、キラがその車中にいたかもしれないと推理した。 「私もまさかとは思います。遠隔で死を操れるキラがわざわざ現場にいるはずがない。しかし、そう考えるであろうことを逆手にとって大胆な行動に出たのかもしれません」 「大丈夫か、月。もう四日もろくに寝ずにデスノートに犯罪者の名前を書き続けているぞ。何でそんな何週間も先まで死のスケジュールを組む必要があるんだ?」 「簡単に言えば僕が入院したりしたら、夜神局長の息子さんが入院した途端、犯罪者が死ななくなりましたねってことになるだろ。そんなことより、本当に寿命が来る前の日付なら大丈夫なんだろうな」 「死神はそんな使い方しないから絶対とは言い切れないが、理屈から言って寿命より前なら大丈夫だろ」 「当てにならないな」 「ならないよ」 まもなく、レイのフィアンセである南空ナオミがレイの死の翌日から消息がわからないとの連絡を受けたLはレイが捜査を担当していた二人の警察関係者とその周辺――次長の北村とその家族、そして夜神局長とその家族が怪しいと睨んだ。 両家の家の中に盗聴器と監視カメラを設置したいというLの要望を呑んだ総一郎は、家族の無実を証明する為に部屋中の至るところへ監視カメラを設置し、決して見落としのない状態で監視することを要求する。 Lはせめてもの配慮として、夜神家の監視は自分と総一郎のみで行うことも約束した。 数日後、自分の部屋のドアに仕掛けておいた印から何者かが中に侵入したと気付いた月は、自分が監視されていることを察知する。 「なぁ、月、家に誰もいないようだし久しぶりに二人でゲームしない?なぁ、月、ゲームだよ。聞いてる?」 月がドアを弄っているのを見た夜神局長はまさかと疑うが、Lは17歳ということを考えたらそんなに怪しむことではないと言う。 すぐさま家を出た月は服に盗聴器が仕込まれていないのを確認すると、リュークに部屋に監視カメラや盗聴器が仕掛けられている可能性が高いことを伝える。 「ドアに紙切れ挟まっていたじゃないか」 「あの紙は僕が部屋に誰か入ったか確かめてると思わせるためのフェイクだ。実際はまずドアノブ。あのドアノブはドアを閉めると水平の位置に自然に上がり、それ以上は上がらない。しかし、僕はいつもドアを閉めた後、わざと一番上まで上がった位置からまた5mm程下げている。つまり、ドアを開ける時、ノブが上がりきっていたら誰かが部屋に入った可能性がある。ただそれだけでは人が入ったとは決め付けられない。だから、シャープペンの芯を仕掛けておいた。蝶番だよ。ドアを閉めた後、蝶番の上にドアを開けると折れる角度でシャープペンの芯を挟んでいる。ドアを開ければ必ず芯は折れる。今までは自分で抜いて入っていたが、今日は折れていた。ドアノブと芯、誰かが入ったのはまず間違いない。親や妹なら紙にすら気づかない。紙をわざわざ元に戻しているからこそ怪しいんだ」 室内で好物のリンゴを食べたければ全てのカメラの位置を把握し、リンゴを食べる死角を探すよう命じた。 「カメラ探し、これもまた面白」 月はグラビアを見ている間にリュークはカメラを探す。 夜神局長は真面目な息子があんな雑誌を読んでいるとショックを受けている。 「17歳なら普通です。が、私には部屋に誰か入っていないか確かめていたのはこういう本があるからですと言い訳しているように見えるんです」 「エアコンの中にカメラ発見」 《やはりカメラは付いていたか。となると盗聴器もだろう。いくらキラ捜査のためとはいえ日本警察がここまでやるとは思えない。Lの差し金か!?だとしたらどこまで絞られている!?最低でもレイ・ペンバーが調べていた者のうちの誰かまで絞っていなければここまではしない》 「あ~あ、また表紙に騙された」 《いや、こういう時は僕だけが疑われ、監視されていると考えて行動すべきだ。大丈夫だ、こういう事態に備えてこんな本まで色々準備してきたんだ》 月はHな本を世界の建築家という本の中に隠す。 妹にご飯だと呼ばれる月。 妹はドラマを見て俳優が格好良いと言っている。 母にご飯を早く食べるように注意される。 北村家もTVを見ているので、Lはワタリに各TV局に例のテロップを流すように指示してくれと指示する。 『ICPOは日本にキラ事件に対し先進諸国から総勢1500人の捜査員を日本に派遣する事に決定』 《このリビングにもカメラは付いているはず。このニュースが本当であろうとなかろうと、これを見せて反応を見ようということか。L、最初の時と手口が同じだ》 「馬鹿だな、ICPOも。こんな発表をしたら意味がない。送り込むならこっそり入れ、こっそり捜査させるべきだ。極秘で捜査してたFBIでさえあんな目に遭ったのに、これじゃその二の舞になる。だから、これは大袈裟に報道してキラを動揺させようという警察の作戦さ。でも、これじゃあキラにもバレバレなんじゃないのかな」 リュークの調査によると、月の部屋に設置されている監視カメラの数は64個だった。 監視をかいくぐり疑惑を反らす為に月が活用したのは、ポテトチップの袋であった。 監視カメラの死角になる位置で、あらかじめ用意しておいたポテトチップの袋の中に小型テレビとデスノートの切れ端を忍ばせ、ポテトチップを取るフリをしながらリアルタイムのニュースで報道された犯罪者を裁くことに成功する。 かくして、月を監視中のLと総一郎の元には、横領銀行員が心臓麻痺で急死したとの情報が伝わる。 総一郎は、月への“アリバイ”が証明されたことに胸をなで下ろした。 第8話完 次回、「接触」 DEATH NOTE Vol.1(DVD) DEATH NOTE Vol.2(DVD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 5, 2006 10:39:22 AM
[DEATH NOTE] カテゴリの最新記事
|