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テーマ:アニメあれこれ(26117)
カテゴリ:DEATH NOTE
DEATH NOTEの第10話を見ました。
某テニスのアニメかと思いましたよ。 第10話 疑惑 「しかし驚いたよ、流河。親睦を深めるために突然テニスなんて」 「迷惑でしたか?」 「いや。でも、僕の実力知ってて言いだしたのか?」 「大丈夫です、夜神くん。私はイギリスのジュニアチャンピオンだったことがあります」 「流河はイギリス育ち?」 「イギリスには5年程住んでいましたが、安心してください。そこからLの素性が割れるようなことは絶対ありません。では6ゲーム1セットを先取した方が勝ちでいいですね?」 《これはあくまでも親睦のテニス。キラかどうかかの判断材料にはなりえない。しかし、キラは負けず嫌い…》 そして、Lは本気でサーブを打ってきた。 「先手必勝です」 そのころ、夜神局長が上司にガミガミ言われていた。 「この事件が明るみになってから、もう4ヶ月以上も経つ。世間では警察も無能、Lも無能」 「お言葉ですが、次長!!キラを恐れて尻尾をまく警察が有能だと言えるのでしょうか!?世間体を気になさるなら幹部を始めとする大部分がキラから逃げたという事実を知られないように努めて下さい!!」 「夜神、Lはどうなんだ?信用できるのか?」 「我々よりは有能だと思われます。今も命を賭けて自ら動いています」 命を賭けた捜査、それはLが月とテニスの試合をすることだった。 試合を観戦している人達がアマチュアか!?と驚いています。 《安心しろ、夜神。キラは負けず嫌いだが、キラでなくても試合に勝ちたいと思うのが大多数だ》 《ムキになって勝ちにいくとキラっぽい、か…?だからといってわざと負ければ、ムキになって勝ちにいくとキラっぽいと思われるからわざと負けるところがまたキラっぽい、だろ…。このテニスの目的は他にある。だから、テニスでも僕が勝つ!!》 《ほぉら、勝ちにきた》 「いつの間にか審判やラインズマンまでいるぞ」 「先輩、夜神月ってどこかで聞いたことあると思って調べたら2002年と3年の中学生チャンピオンです。中3の時の表彰式で遊びは中学までと宣言して、それっきり何の大会にも出ていません」 《読めるぞぉー夜神月、お前の気持ちが…》 《こんなテニスで親睦が深まるはずがない。これはお互いが深まったと了承し合うための儀式だ》 《このテニスをしたことでお前は私がまた一歩お前に踏み込む準備をし他と考える》 《そしてお前は僕にキラしか知らないことを言わせようとするだろう》 《しかしお前は先にこっちの捜査状況などを見せ、まず自分を信用させろと言ってくるだろう》 《キラ事件の話をするのなら少なくとも今、キラ事件の指揮を執っているのがあいつであることの証明を僕が求めるのは必然だ》 《だから、これからお前が私に要求してくるのは》 《お前をLだと証明する有力な第三者との接見。つまり…》 《《捜査本部に連れて行くこと!!》》 《どんなことでも守っているだけでは勝てない。勝つには攻めるのみ!!》 テニスで会話をしているうちに、月が買って終了する。 「さすが夜神くん、負けました」 「僕も久しぶりに本気を出したよ、流河。喉も渇いたし、流河に頼みたいこともあるから、この後お茶しないか?」 「ゲームに負けたことですし、聞けることなら何でもお聞きします。しかし、私は夜神くんをキラじゃないかと疑っているんです。それでも聞けることなら何でもお聞きします。いえ、疑っているといっても1%くらいです。それよりも夜神くんがキラでないことと素晴らしい推理力を持つことを確信できたなら是非捜査に協力して頂きたいと思っています」 月のお気に入りの喫茶店にやってきた。 「私はこの座り方でないと駄目なんです。一般的な座り方をすると推理力が40%減です。夜神君の推理力をテストしてみてもいいでしょうか?」 Lは刑務所内での写真を見せる。 月がデスノートを使ってテストをした結果写真だった。 「キラが死だけでなく、その人間の行動を操れるとしたら凄い事実だね。しかも、これにはLをからかうような文章が暗号化されている。それぞれの文章の一番上の文字だけ取って並べ替えるとまた文章になる。違和感のない文というと、そうだな…。『えるしっているか、死神は、りんごしかたべない』かな。でも、写真の裏にプリントナンバーが入っている。その順に並べ替えると『えるしっているか、りんごしかたべない、死神は』だ。少し不自然でキラがLにこう読ませようとしたとは考えにくいけどね」 「不正解です。実は4枚目の写真があるんです。これを加えるとこうなります。『えるしっているか、りんごしかたべない、死神は、手が赤い』」 《フェイクだ。この4枚目は僕が犯罪者に書かせたものではない。馬鹿か、こいつ》 3枚しかないと決め付けて、4枚目を気付けなかったことをLに指摘された月。 あまりムキになりすぎてもとここはあっさりと月は負けを認めた。 「もし夜神くんがLだとして、キラの可能性のある者と相対したらどうやって確かめますか?」 「一般には報道されていないキラにしか知り得ないことを相手に喋らせる。今、流河がしていることだ」 「凄いですね。今と同じ質問を何人かの刑事にしたのですが、答えるまでに数分考える者がほとんど。しかし夜神くんは瞬時に捜査する者と話をする時のキラの立場を考えられた。凄いです、夜神くんの推理力は」 「はは、あまり卓越した考え方をすると疑いが濃くなるみたいじゃないか」 「はい、3%に。しかし、その分、一緒に捜査してほしいという気持ちも強くなりました。私はたとえ夜神くんがキラであっても夜神くんに捜査協力してもらえればいい立場にあるんです。この理屈分かります?」 「僕が協力すれば捜査が進むかもしれないと同時に、もしキラならボロを出すかもしれない。つまり、捜査と取調べを一度にできる。いい考えだと思うよ。でも何か勘違いしていないか、流河。確かに僕はキラ事件に興味を持ち、趣味で推理をしているが、僕はキラじゃないからキラに殺されるのはごめんだ。どっちもキラじゃないなんていう証明はできない。しかし、流河がLだと言うならその証明はできるはず。例えば捜査本部の一員や父にL本人だと僕の目の前で証明してもらう。それが無理なら一緒に捜査することはできない」 《よく喋るな、夜神月。負けず嫌いの典型だ。7%、もしかして本当に… 「捜査本部の者に会わせないなんてそんなこと一度も言ってませんよ。その捜査本部に夜神くんを連れて行けば捜査に協力して頂ける、そう解釈していいんですね?」 2人の携帯が同時に鳴る。 月の父が過労の心臓発作で倒れたのだった。 倒れる瞬間、キラかと思ったそうです。 「全て話してあります。私がLであることも」 「そうだ、彼がLだ。第三者に分からぬよう、我々は竜崎と呼んでいるが、間違いなくLだ」 《こいつが本物のL。父が言ってるんだ、少なくとも今まで警察を動かしてきたLだ。こいつと本部の人間を全て消せば…。いや、そんな単純ではないだろう。焦ることもない。ここからはじっくり探れば。とにかく今は父を心配する夜神月に…》 「で、竜崎、息子と話をしてみて疑いは晴れたのか?」 「疑いといっても本当に僅かなものです。もう一度説明しておきますが、キラは日本に入ったFBI捜査官12人を殺しています。彼らは日本警察関係者を尾行していました。その中の一人、レイ・ペンバー。彼の死に特に不審な点が多い」 「そして彼が調べていた者の中に僕がいた。これは疑われても仕方がない。いや、流河の言う通り、他に疑う対象がない」 「夜神くんの推理力は大したものです。いつも的確で早い」 「流河、捜査には協力するよ。流河がLということは父が証明してくれたからね。そして、キラを捕まえて僕がキラじゃないことを証明してみせるよ」 「月、お前はこれから勉強して警察庁に入るんだ。その後でも遅くないんじゃないか?」 「それじゃ何年後になるか分からない。それに約束したじゃないか。父さんにもしものことがあったら、僕がキラを死刑台に送るって…」 《とても演技だと思えない。いや、演技だとしたら、臭すぎる─》 「聞いてくれ、月。キラは悪だ。それは事実だ。しかし、最近私はこう思うようにもなっている。悪いのは、人を殺せる力だ。そんな力を持ってしまった人間は不幸だ。どんな使い方をしても人を殺した上での幸せなど、真の幸せであるはずがない」 面会時間が終わりだと看護師がやってきたので、病室を後にするLと月。 「いい加減にしろよ!!キラだと疑われる人間がどんな気持ちか考えてみろよ!!だから、例えば1ヶ月間僕をTVも何もない所に入れて、誰かにずっと監視させておくとか」 「駄目です。そんな人権を無視したことはできませんし、何よりも疑いのかかっている者からの案を取るのはナンセンスです」 月はこの力を得て不幸だと思ったことは一度もないとリュークに言う。 TV局にキラからの全世界へのメッセージが届く。 第10話完 次回、「突入」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 19, 2006 11:09:17 AM
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