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テーマ:アニメあれこれ(26369)
カテゴリ:DEATH NOTE
DEATH NOTEの第12話を見ました。
第12話 恋心 月に父から電話があった。 『月、竜崎が捜査協力をしてほしいと言っている。やる気があるなら、すぐに来てくれ』 「分かった、父さん」 どうやってこっちから切り出そうか考えていた月はこれで捜査本部の内情と偽キラのことも堂々と調べていけると考える。 月と流河は握手をする。 「ここでは竜崎と呼んで下さい」 だが、L以外の捜査員も名乗ったことで、偽名を使っていることに気づく月。 「じゃあ、僕は朝日月でいいかな?」 「そうして下さい。私もここでは月君と呼ぶことにします。では早速ですが、今までのキラの捜査資料とこのテレビ局に送られてきた一般には未公開のビデオを見て下さい。全ての資料等の持ち出しやメモを取ることは一切禁止です」 父はビデオを見る息子の後姿を複雑な思いで見ていた。 ──昨晩 「では第二のキラの可能性は伏せ、夜神月君に捜査協力をして貰うという方向でいきます。それを隠すのは彼にこのビデオを見てもらい、感想を聞くまでです。月君の推理力は素晴らしいものがあります。このビデオを見たら、第二のキラだという推理をしてくれるかもしれません」 「しかし、第二のキラの根拠は予告殺人されたものはキラが裁くはずがない罪が軽い者だったという竜崎の推理でしかないですよね?」 「それだけではありません。今まで私達が想定してきたキラは殺人に顔と名前が必要でした。しかし、あの時、TV局にたまたま駆けつけた宇生田さんが殺されたこと、 Lをテレビ出演させれば殺せるような言い方をしていることから第二のキラは顔だけで殺せるということになります。要は月君に捜査状況とビデオを見てもらい、第二のキラの可能性があると推理したら、月君の疑いは、ほぼ晴れるということです」 「どういうことだ?竜崎」 「キラなら捜査本部の指揮を執っているLは絶対殺したいと思っているはずです。今のままなら、私はキラの要求通り3日後にテレビ出演し、死ぬことになります。キラなら、こんな絶好の機会を棒に振ることはしないと思うんです」 「ではもし、息子が第二のキラの推理をしなければ疑いが深まるというのか?」 「いえ、その場合は5%未満のままですし、その後こちらから第二のキラの線で捜査していると打ち明けて捜査協力してもらうことになります」 一通りビデオが終わるとLが何か分かったかと月に話しかけたきた。 「キラの力を持った人間は1人じゃないかもしれない」 「キ、キラの力!?どういうことだ、月」 「少なくともこいつは今までのキラじゃない可能性が高い。今までのキラなら殺人予告にこんな容疑者を使ったりしない。それにキラの殺人に顔と名前が必要とするならテレビ局に偶然駆けつけた刑事や警官を殺せたのもおかしいじゃないか」 《よくやった月。これでお前への容疑は晴れたはずだ》 「その通りです、月君。私達も第二のキラだとみています」 試していたのかと言う月に竜崎は自分1人が第二のキラ説を考えても説得力がないが、月が同じ推理をしたことでより有力な説となると答えるのだった。 「まず、第二のキラを止めなければなりません。奴は明らかにキラに共鳴しているし、そんなに賢くはない。本物のキラには従うかもしれません。ならば、こちらで本物のメッセージを偽造すれば止められる可能性は高い…。そこで月君に本物のキラを演じて欲しいんです。とにかく時間がない。夜のニュースに流せるよう呼びかけの原稿を作ってもらえますか?」 原稿を作った月は竜崎に見せる。 「凄く良く出来ていますが、『Lは殺していい』となると…私が死にます」 「あっははははっ♪キラになりきってみたら、この状況なら絶対にLだけは殺せと指示すると思ってね。軽いジョークだ、その部分は適当に直してくれ」 そして、原稿は夜のニュースで読まれることとなり、捜査本部が仕掛けたメッセージ映像が流されることとなった。 『キラです。私が真のキラであり、先日のさくらテレビで放映されたビデオの主はキラではありません。現時点では私を名乗ったものに対し、私に協力し、私の代弁をしようとしたと寛大に受け止めています。しかし、罪のない者の命を奪ったことは私の意志とは反する。もし私を名乗った者が私に共感し、協力する気持ちがあるならば勝手な行動は慎み、まず私の意思を理解することです』 ─数日後 ワタリからの通信で、第二のキラから映像が届いたことが分かる。 『キラさん、お返事ありがとうございます。私はキラさんの言う通りにします』 《キラの言う通りにします、か…。使えるんだが、使えないんだが…。本当にキラの気持ちが分かる奴なら、Lのテレビ出演だけは強行してLを殺せ!!こんなのにひっかかるな…くそっ》 『私はキラさんに会いたい!!キラさんは目を持ってないと思いますが、私はキラさんを殺したりはしません。安心して下さい』 《バ、バカかこいつ…!!世間に流れるビデオに死神の目のことを…!!》 そしてVTRを見ているLの表情も更に奇怪なことになっていた。 『何か警察の人には分からない会ういい方法を考えて下さい。会った時はお互いの死神を見せ合えば確認できます』 月は1人絶望していた。 Lは両手を挙げて奇声を発し、驚きのあまり、椅子ごと倒れてしまう。 「そうだよ、竜崎。死神が存在するなんてありえない…」 「キラも刑務所内の犯罪者に死神が存在するような文章を書かせていた…」 「それならやはり、これは今までのキラだと考えるべきでは…。同じ人物だから、同じ言葉を…」 「それはないよ、父さん。これが今までのキラなら僕達の作ったビデオに対して返事をするはずがない。本物がこんな作戦にわざとのって、Lがテレビ出演させ殺すのをやめさせるはずもない」 「第二のキラは、キラの思想とは関係なく、自分の思いで動いています。つまり、キラに会いたいという思いです」 「その通りだ…。キラへの興味で動いている…。死神というのは殺人の力を示しているんじゃないかな?『お互いの死神を見せ合えば確認できます』と言うのは殺しの力を見せ合い、確認すると考えればいい」 「そうですね…。少なくとも死神という言葉はキラと第二のキラの間では共通し、意味の通る何かと考えられる。それが何なのか、もう少しはっきりするように仕向けましょう」 「じゃあ、また返事をして誘導するのか?下手に探りを入れると、こっちが何も分かっていないのを気づかれてキラじゃないことがバレる」 「いえ、ここから先はキラと第二のキラに任せるんです。第二のキラは、キラから返事が来たことで今の状態に満足していると考えられます。キラに対し、自分をアピールすることに成功したと…。そして、両者間でしか分からない言葉を使っています。この返事を今日のさくらテレビの6時のニュースで流します。当然キラも、我々の作ったキラと第二のキラのやりとりは気にして見ているはずです。キラの立場からすれば、第二のキラと警察の直接の接触は避けたいはず…。もしかすると今度は本物のキラが返事をしてくるかもしれません」 「でも、もしキラからの返事がなかったら?」 「ええ…その時、第二のキラがどうするか考えてみたんですが、もっと世間や警察にキラがばらされたくないことを公表し、キラを焦らせ炊きつけ、自分に会わせようとする…。こうなれば面白い!!それを恐れてキラがビデオ等でメッセージを送ってきたら、もっと面白い!!そうすれば、キラの物的証拠を得られる可能性も高くなります。では、しばらくは第二のキラの身から追っていきましょう」 ミサはモデルとしてお仕事中だった。 仕事が終わると、ミサはレムにデスノートのことを訊ねる。 「死神はデスノートを持ってないと駄目、人間にデスノートを持たせて遊ぶには2冊必要、キラにノートを持たせたリュークは死神大王を騙して二冊目を手に入れたってことね。じゃあ、レムも?」 「違うよ、死神大王なんて、そう簡単に騙せる相手じゃない。私は死神界でも数少ない死神を殺す方法を知っている死神だから…とでも言っておこう」 「ふーん。じゃあ、死神殺してノートを奪ってそれをミサにくれたんだぁ~」 レムによると、たまたま死ぬ死神がいて、そこにいただけだったそうです。 あと、死神を殺す方法は人間に恋させることだそうです。 死神のジェラスはレムが止めるのを聞かず、男に包丁で刺されそうになった少女を助けるために急いで自分のノートに男の名前を書く。 死神は人間の寿命を短くし、頂くためだけに存在しているので人間の寿命を延ばしてはいけないので、砂のように崩れ落ちて死に、デスノートだけが残された。 そして、ジェラスの寿命がその子に与えられ、今も生きている。 「その子に恋してなければ死神は死ななかったってこと?じゃあ、あの時、私を助けてくれたのはジェラスっていう死神だったんだ…」 そのため、レムはそのデスノートはミサのものだと言い、ミサはノートを抱きしめて頷いた。 ミサはレムの話に感動したとかではなく、あくまで自分が本物のキラに出会った時に教える話が出来たと喜んでいるのだった。 月は以前Lを連れてきた喫茶店で1人考えていた。 そこに1人の少女が喫茶店を訪れる。 次回、「告白」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 16, 2007 02:22:38 PM
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