仮面ライダー電王の第44話を見ました。
第44話 決意のシングルアクション
イマジンと戦えば、やがて
モモタロス達も消えてしまう…。
衝撃的な事実を知った
良太郎は自分で自分を消す戦いなどしていいはずはない、と
モモタロス達と一緒には戦わないと宣言すると、
モモタロスの激しい怒りを買う。
「何が願いだ、絶対そんなもん聞かねえからな!!俺達追い出して、お前一人で戦えると思ってんのか!?」
「戦うよ、でも戦うことはモモタロス達を消すことになる。自分で自分を消す戦いしていいはずないよ」
「今まで散々戦ってきたんだ」
「消えるなんて言ってくれなかったでしょ。いつか、別れなきゃいけないのは分かってたけど…」
「別れるのも消えるのも一緒だろ」
「違うよ!!」
「違わねえ!!いいか、俺はな、格好良く戦えればそれでいいんだよ。俺達の時間がどうとか、消えるとか、そんなものに興味はねえ」
「だったら…余計に一緒には戦えない」
「ねぇねぇ、僕はいいよね?良太郎と一緒に戦うの好きだし、消えるの別に怖くないし…」
「リュウタロス!!そんなこと簡単には言わないでよ…。君とだって一緒に戦うつもりはない」
「勝手に決めてんじゃねえぞ」
「先輩」
「待て、モモ」
「落ち着いて」
「良太郎は怪我しとるんやで」
「そんな奴が俺達抜きで戦えんのかよ!?」
「頭に血が上り過ぎだって」
良太郎と
モモタロスの仲は険悪なまま、デンライナーはターミナルに到着する。
ウラタロスに促されるように、
モモタロスらも見学へと出かけるが、
モモタロスはへそを曲げてしまい、
リュウタロスも皆と離れて一人元気がない。
コハナは一人、ミルクディッパーにやって来ていた。
「お姉ちゃんと喧嘩でもしたのかな?」
「え、喧嘩じゃないんですけど…」
侑斗は
デネブに連れられ、ショッピングモールで駅長グッズを見ていると、一人元気のない
リュウタロスを見かける。
「野上のこと怒ってるのか?」
「別に。何で良太郎があんなこと言うのか分かんないし…。僕のこと、要らなくなったのかな…」
「逆だろ。逆だから、アイツもどうしていいか分かんないんだ」
「自分でも分かんなくて。大嫌いだし、いなくなるのはちょっと…って思うけど…でも、その方がいいはずなのに今のまま変わってほしくない…。変ですよね?本当に大嫌いなのに」
「あのね、コハナちゃんはもうその人達が大好きなんだと思うな」
「そんなこと全然…」
「ホントに?変わって欲しくないって思うくらいその人達との今が大切になってるのよね。だから…辛いわね」
ウラタロスと
キンタロスの前にアルマジロイマジンが現れた。
たちまち激しい戦いとなる3体のイマジン。
しかし、流石の
ウラタロスと
キンタロスもアルマジロイマジンの圧倒的なパワーに苦戦する。
イマジン出現を知り現場へ駆けつけようとした
良太郎の前に
モモタロスが現れた。
「良太郎、ちょっとばかり強くなったからって調子に乗ってんじゃねえぞ。お前、一人じゃイマジン一匹倒せやしねえよ」
「やってみなきゃ分かんない」
「やれるって言うなら、そいつで俺に一発でも打ち込んでみろ。それぐらいできなきゃ言っても意味ねえ」
「モモタロス、そこを退いてよ」
「だから、退かしてみろってんだよ。そしたら俺ももう何も言わねえ」
良太郎はプラットフォームに変身し、モモタロスォードを手に
モモタロスへ向かっていく…。
その頃、
ウラタロス、
キンタロスに
リュウタロスが合流し、3対1でアルマジロイマジンに攻撃を仕掛けるが、アルマジロの圧倒的優位は変わらない。
モモタロスに子ども扱いされ、一撃も入れられなかった
良太郎。
「嫌だ…ぅ…嫌だ…ぅ…」
「何!?」
「できるわけないよ…モモタロス達が消えるかもしれないのに戦わせるなんて出来ない」
「お前、まだ分かんねえのか!?」
「消えるかもしれないんだよ!?僕だってホントは戦いを止めて…。でも僕は迷えない、迷いなんかない。モモタロス達が消えるかもしれないのに僕はこの時間を守ろうって思ってる、今も。何でかな…モモタロス達が消えるのはこんなに嫌なのに…ぅ…」
「良太郎…。上等じゃねえか。迷う必要なんかねえよ。消えるとか、消えねえとかそんなのは後の話だ。俺が暴れたいってのもホントだしな。ただ…ま、ちょっとでも守りたいと思うとしたらよ、今ってヤツだ。つうか、お前運悪いからな。消えるとかの前に腐った饅頭くってぽっくりかもしれねえ。そしたら俺達も道連れだ。多分、カメ公達もそう思ってるぜ。だから、戦わせろよ、良太郎」
「モモタロス…」
「な?ほら、立てよ。カメ公達が負けちまうぞ」
心を開いた二人は再び一緒に戦う決意をする。
苦戦する
ウラタロス、
キンタロス、
リュウタロスに合流した
モモタロスと
良太郎。
ソードフォーム、ロッドフォーム、アックスフォーム、そしてガンフォームと変身し、アルマジロイマジンを追い詰めると、最後は全員が合体するクライマックスフォームになる。
「必殺・俺達の必殺技、クライマックスバージョン!!」
しつこかったアルマジロイマジンを撃破する。
再び気持ちを一つにすることができた
良太郎と
モモタロス達。
コハナが作った料理で皆でパーティーを始めるのだった。
その頃、
カイが重要なことに気づく。
「最初にこの時間に来た時から一つだけ抜け落ちてるものがある。野上良太郎、お前の記憶だ…」
次回、「甦る空白の一日」
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