レンタルマギカの第10話を見ました。
第10話 ホムンクルスの涙
魔術決闘にて、奇襲を受けるアストラル。
「眼帯を取ったら勝てると思ってる?」
ラピスのバジリスクの瞳を見てしまった
いつきは目を押さえて苦しむ。
「あのバジリスクの瞳を…あなたに…」
「あらゆる視力を奪うイーブルアイ。あにさまはラピスにその力を与えた。これで終わり」
苦戦する
いつき達の前に死んだはずの
アディリシアによる助太刀が入り、奇襲者を退けるも、その間に遺品を持った
穂波が捕らえられてしまう。
妖精眼になった時、
いつきを救ったのは
ユーダイクスで、妖精眼はあらゆる魔を呼び寄せ、いずれは眼に殺されると言っていたことを夢で見る
穂波。
「起きたか」
「ユーダイクス」
足下には大きな時計があり、
穂波を閉じ込める結界の役割も果たしていた。
「社長達は無事なん?他はええ、それだけは答えて」
「邪魔が入った、ゲーティアの首領」
「アディが!?」
遺産の入ったアタッシュケースの鍵を開けた
ユーダイクスはノートを取り出す。
「これがTSUKASA IBAの源書だよ」
「自分が何をしてるか分かってるん!?それはフェーデの勝利者に与えられるものや」
「忘れたか?私は機械人形だ。人間以外のものにはフェーデに参加する資格も、ましてや魔術集団の首領になる権利もない。ソロモンの末は私の工房からこの証拠を持ち出そうとした。だが、彼女が生きていた以上、このことが知れるのは時間の問題だ」
「何でそこまでして…」
「TSUKASA IBAが直してくれて、私に目的を与えてくれた人だった。彼の知っていたこと、彼が持っていたものを私は全てを手に入れたい。そして、アストラルで過ごしたあの時間が何だったのか知りたい」
いつきは
アディリシアが手に入れた
ユーダイクスが機械人形である証拠の書類を協会に提出しないことを決める。
協会がお役所仕事なので、それでは間に合わないと
穂波と遺品を取り戻すため、
いつき達は敵の本拠地に向かうのだった…。
侵入者が来たことを知り、結界に封じられた
穂波は自分の血を使って破るが、ガラスの破片が大量に降ってくる。
だが、
いつきの取引を受けた
アディリシアによって救出される。
無効な決闘に応じることはなくても、社長として
いつきはフェーデを申し込む。
「成り行きで社長になった者が自分のやり方と説くか!!」
「それでも僕はアストラルの社長であり続けるって決めた。やるべきと思ったから逃げない、僕は僕のやり方で!!」
「ふっ、期待しすぎたか…。所詮遺伝子に思想や経験が残らんというのに。臨み通り、フェーデを受けてやる。私がアストラルを貰い受ける。起動しろ、ラピス」
「はい」
ユーダイクスは非情にも
ラピスからバジリスクの瞳を奪い、
いつき達を行動不能にする。
「何をした!?ユーダイクス」
「ほぉ、よくあの部屋から出られたな」
「バジリスクの瞳!?」
「安心したまえ、この瞳だけで人を殺すほどの力はない。…フェーデを続行するか?」
「あんたはまだ質問に答えてない。私はうちのへっぽこ社長が聞きたい事を聞いてるんや!!あんたはラピスに何をしたん!?」
「私のやったものを返してもらっただけだ」
「だったら、フェーデは続行や」
「ふっ、そうか、ならば披露しよう。」
ユーダイクスは瞳を媒介に
ラピスをバジリスクに変えてしまう。
「穂波、約束、破るよ…」
動けないはずの
いつきが立ちあがり、妖精眼を開放する。
ホルスの瞳でバジリスクの邪眼は無効化し、
いつきの妖精眼は呪力を視るだけでなく流れも操っていく。
「覚悟はいいか、ユーダイクス。お前の執着、お前が償え!!」
「お前…」
「僕は父さんじゃない、父さんのような社長にはなれない。だけど、僕は僕になります。まだ僕は僕にさえなっていない。だけど、いつかきっと…。だから、あなたも父さんに胸が張れるような、父さんが胸を張れるようなそんな人であって下さい」
バジリスクから
ラピスを取りだし、フェーデは
いつきが勝利を収める。
戦いに敗れた
ユーダイクスに、
ラピスはついていく。
「ラピス、奴らと一緒に行かなかったのか?行きたければ行け、お前は必要ない」
「ラピスは行かない、ラピスはあにさまとずっといる」
「お前は…」
後日、
ラピスから手紙が届く。
「『目を知りたければ源書を渡れ』」
ユーダイクスはエジプトに渡ったようです。
アディリシアが取引したのは、
ユーダイクスの持ってたアストラル経営権だった…。
次回、「死者に咲く花」
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