げんしけん2の第11話を見ました。
第11話 リアル・ハードコア
「あ、ごめん。遅れた?」
「いえ、私も今、来たとこです。今日は忙しいとこすみません。よろしくお願いします」
「いや、こちらこそ。大して役に立たないけど。大野さん達は並んでるのかな?」
「昨日は始発で来たらしいですよ」
「一日目から?凄いな」
「今日も多分。三日間フルに回るらしいですから」
「流石、腐女子。体力あるな。時差ぼけとか大丈夫なのかな?」
「気合です。女オタクが凄いのは体力じゃなくて、気合ですよ」
「ハハハ、そっか」
「私、昨日は昼頃来たんですけど、某ジャンルでバッタリ会って、スージーにガン飛ばされました。今頃来やがったなのか、俺の島だぜ宣言なのか、よく分かりませんでしたけど」
「ハハハ、あの子無愛想キャラ作ってるみたいだからね。荻上さんは被ってるって思われたのかも」
「私は別に作ってません」
「……そうね、ごめん…」
「いえ」
コミフェス当日、二人で売り子をする
荻上と
笹原。
「どうですか?先生。売れましたけど」
「いやぁ、何と言いますか…これは予想以上に…」
トイレへ立った
荻上がいないので、
笹原の手が同人誌へと伸びていく。
お互いを意識してしまっているせいか、どうにもギクシャクしている二人。
だが初めて本が売れた嬉しさと、他人事なのに自分の事の様に嬉しそうな
笹原を見ているうちに
荻上の緊張も解け、
笹原の就活の話や、
荻上の将来についての普通に会話が出来る様になっていた。
このまま
大野の目論見通りに行くかと思われたが、
荻上の中学時代の同級生が偶然通りかかった後、
荻上の様子が一変する。
「荻上?」
「…!?」
「やっぱ、荻上だ」
《地元の友達かな?》
同級生に会うと、気分が悪くなってしまう
荻上。
「救護室行こうか?」
「いえ、少し休めば大丈夫です。精神的なものですから」
《精神的…?さっきの人と何かあったってこと…!?でも、中学なんてえらい前じゃ…》
と、その時二人の前に
スージーが現れ、
荻上の同人誌を手に取る。
お金は要らないと言いたいのに言葉が出てこない
荻上と
笹原。
「いや、だから例えばあげますって言えばいいんだから、Present for youとか?」
「…Thanks」
いつの間にか気持ち悪いのも大丈夫になっていた
荻上。
「うぃーす」
「斑目さん」
「来ちゃった」
「仕事は?今日、仕事あるって」
「半休取っちゃった」
「取っちゃった、って…」
スージーがサインプリーズとエロページを見開いてやって来て、
笹原や
斑目までも見てしまう。
荻上は恥ずかしながら表紙にサインするのだった。
荻上からスペースに
スージーがいることを聞いた
大野は
笹原と
荻上を二人きりにさせる為、
スージーにさっさと戻ってくるように言うのだが、
斑目もいることを知るのだった。
大東京銭湯物語
「俺は女だぁぁ!!」
銭湯で大声を出す
スージーにもうコミフェス会場じゃないと注意する
大野。
「貧乳はステータスだ」
荻上に懐いて付いて回る
スージー。
笹原、
斑目、
田中も銭湯で入浴しています。
荻上は
スージーに懐かれて困っています。
「荻上さんの本がよっぽど気に入ったんですよ」
「見たんですか?」
「勿論」
荻上の本は凄かったと
アンジェラは熱弁しています。
そして、前に
笹原達が作った同人誌を見せて欲しいと言う
アンジェラは腐女子向けでも男性向けでも問題ないらしい。
コミフェスが終わり、帰国する
アンジェラと
スージー。
購入した大量の同人誌は
大野が後から送るのだった。
次回、「その先にあるもの…」
げんしけん2 DVDvol.1
げんしけん2 DVDvol.2