モノクローム・ファクターの第12話を見ました。
第12話 消滅する影
――白銀…お前は突然現れ、俺という人間を変えてしまった。影の侵食を止めるために綾や賢吾も妙な戦いに巻き込まれた。九条悠という少年まで。なのに、お前は大事なことは何も説明しない、何も
昶は
七夜との戦いに苦戦をしていた。
白銀の助けを借り、なんとか
綾と
賢吾を救い出せたものの、力を消耗しきった
白銀が
七夜に連れ去られてしまう。
まさにそれこそが、
七夜の考えた真の作戦だったのだ。
「っぁああぁ…」
「無駄だ、こいつはコクチを縛るためのアイテムだ。お前でもすり抜けることはできねんだよ!!」
廃工場でワイヤーに吊るされている
白銀は
七夜の攻撃にぐったりとしていた。
「ハハハ、ざまーみろ。お願いだからとっとと殺して下さいって頼むまで苦しめてやるぜ」
「舐めるな、ガキが。貴様じゃ俺を殺せねえよ」
「テメーは自分の立場を分かってねえようだな!!」
戦いの後、
昶は
白銀が残した「まだ“シン”としての能力が中途半端だ」という言葉を気にして、戦いに不安を覚える。
だが、
悠の占星術で
白銀の居場所が判明すると、
綾と
賢吾の励ましを受け、
昶は
白銀の救出に向かう。
コクチと戦いながら、別々に
白銀を捜す
昶、
賢吾、
綾だったが、
昶の武器であるハンティングナイフの二刀流の片っぽは折れたままだった。
白銀の元に辿り着いた
昶は折れた武器のままで
七夜と戦う。
「七ちゃんたっらホントに馬鹿。折角、白銀様を捕まえたのに何やってんのかしら」
「ルルとか言ったわね、白銀さんを返してもらうわよ」
「え~嫌だぁ。告知ちゃん、この不細工女を殺っちゃって」
シンが本気を出せば武器も応えるはずなので、折れたままの武器を使っている
昶は、
七夜に中途半端だと言われボコボコにされてしまう。
「マジに俺を殺る気あんのかよ?甘いな、甘ったれ過ぎてムカついてきたよ!!」
その頃、
綾は
白銀を助け出していた。
――力が出ねえ…白銀、俺ホントにダメなのか…?
ふらふらの状態でも
昶を助けようとしてくれる
白銀だったが、
昶は顔を殴るのだった。
「好きと言ったり、ダメと言ったり、いい加減にしろ!!お前の方から別れるなんてあり得ねえんだよ!!それを言っていいのは俺の方だろ、いつでも別れてやるぜ!!」
「え、あ、いや、そんな…」
「いいからお前は寝てろ。俺の力を見せてやる、これが本当の俺だぁぁ!!」
昶の破壊された武器は刀身がガラスのように透明な新たな形へと変化する。
新たな武器を手にした
昶は
七夜を追い詰め、
七夜は
悠の矢が背中に刺さり、消滅してしまうのだった。
「今の戦いぶりを見て確信しました。やはり昶くんこそ、私が求めていた運命の相手です。ますます好きになりました」
「ふん、話せよ。全部話せ。許すかどうかはそれからだ」
「私はシンの直結王族。その存在意義は唯一、光と影のバランスを保ち続けること。それは同時に君の存在意義でもあるんです。世界は全て対になっている。影があるから光がある、影人がいるなら光人もいるシンの対はレイ」
「レイ?」
「昶くん、君は光人、レイの直結王族。つまり、君は私の対なんですよ」
次回、「光人の影」
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