灼眼のシャナIII-FINAL-の第12話を見ました
第12話 誓いの言葉
シャナが神門から詣道へと足を踏み入れた直後、行く手を阻むように、茜色の炎が噴き上がり、無数の剣のシルエットが揺らめき、かつて倒滅したはずの紅世の王“壊刃”
サブラクが姿を現わす。
シャナを先に行かせ、
ヴィルヘルミナ、
カムシン、
レベッカは
サブラクと対峙する。
ヴィルヘルミナは
カムシン達を守る際に怪我を負うが、
カムシンの自在法により
サブラクにとどめを刺そうとする。
だが、
サブラクが前回負けた時の対策を講じており、神殿ごと分離してしまう状態になってしまったため、
カムシンの自在法を止め、
ヴィルヘルミナと
レベッカが攻撃する。
そして、
サブラクにダメージを与えたかと思うも、捕らえていたのはダミーの燐子だったために、
ヴィルヘルミナと
レベッカは現れた本体に傷を負わされてしまう。
「何だと!?」
「一体、何が!?」
一方、
祭礼の蛇は目的の場所へ到着し、三柱臣によって封印が解除され、それを見届けた
アラストールは
シャナの元へ帰っていく。
悠二の前に現れた
シャナは
「悠二が手を貸している大命は神の力を借りた徒の暴走で起きている。創造神は意欲の赴くまま世界の変容さえ実現できる、できてしまう。その実現が世界に致命的な危機を及ぼす可能性もあるのに…」
「だから討滅しなければならないと?」
「…っ、悠二が御崎市を去った後、ある人に教えられた。自分を誤魔化すのは終わり、あなたとあなたを一つにする時が来たと。分かっているつもりだった…フレイムヘイズとしての私とそれ以外の私がいつの間にかできていたのだと。でも、それはつもりにすぎなかった。そのことを相談した相手に一言で指摘された。二人じゃない、お前は一人でしょと。その時、どういう意味なのか分からなかった…悠二と会ってからは自分でも気づかないうちに分からないフリをしてた。悠二と戦うのが嫌、嫌だと思っている自分を認めたくない、そんな情けない理由から戦わねばならない私と戦いたくない私、二人の自分の間に迷うことに逃げていた。今、私は逃げを踏み越える最強の自在法を得た。ここに辿り着き、戦うための大きな力を得た。悠二に出会うことで全てを片づける結論を得た」
「全てを片づける?」
「うん。悠二、私は…悠二が好き!この気持ち、愛こそが最強の自在法。私はこの最強の自在法であなたに挑んであなたを倒す!」
もし
悠二が
祭礼の蛇に飲まれただの創造神になったのなら、自分は天罰神の契約者として神威召喚「天破壌砕」を躊躇なく使うと
シャナは剣を向けるのだった。
次回、「狭間へと、狭間から」
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