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カテゴリ:オーケストラ
今日はあるオケの演奏会にエキストラで出演。曲目はオール・ベートーヴェン。本番指揮者からは「裏拍のアクセントは任せた」と言われていたので、その通りにやってみた。ガシガシと弾くべきところに来ると、指揮者から「来たよ!やって!」という視線が飛んでくる。スフォルツァンドはベートーヴェンの曲にたくさん出てくるのだが、これをいかにうまくやるか。しかも、軽すぎない音で、また早すぎない弓づかいでどのように演奏の流れの中にはめていくか、考えながら演奏していくのは楽しかった。 しかし、最近過労気味で演奏している間は集中力があるのでいいのだが、それ以外の時間帯はほとんどフラフラだった。そんなこんなで演奏会は無事終了。さて、打ち上げか?と思いきや... 実は市民オケの練習に本番指揮者が来られるというので休むこともできず、演奏会場からそのまま練習会場へ直行。一緒に出演していた4人はこの時点でほとんどフラフラ。移動の電車の中でも口数は少なく、何となく到着していた。 最初の曲はモーツァルトの40番。ベートーヴェンを弾きまくった後にモーツァルトはツライ!!余分な力が抜けるなどと冗談で言っていたのだが、必要な力まで抜けてしまう。おまけに細かい弓づかいの練習で、頭がなかなか回らなくなってきた。この時点でちょっと貧血のようになり、やばいなと思い始めるが、しばらくして復活。勉強にはとてもなったが、思ったように弓は動かせず申し訳ない感じ。 休憩の後はマーラー9番。と、ここでなぜかいつものような体調へ。好きな曲がやってくると体調が悪くても元気になってしまうものなのかという感じ。ガシガシ弾きまくり、ffのピチカートもバチバチはじきまくり。よく近所で弾いている人は「またバチバチやってる」という表情で見ていた。いやいや、楽譜にそう書いてあるし、そこはCDきいてもきこえるし、自分でもスコアを見てここはそういう音がいると判断しているので、確信を持ってはじいている。 というわけで、やはり私はベートーヴェンやマーラーが向いているらしい??最近、スフォルツァンドの弾き方とピチカートのはじきっぷりにコメントが集中するので、どうもそれが自分の得意分野と言うことになるらしい。タカラヅカでは特殊技能を持った人(オッサン役ができるとか、和物のステージで踊るとか)のことを「専科」と呼ぶそうだが、私はオケの中の「スフォルツァンドとピチカート専科」ということになるのだろうか?
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Last updated
May 3, 2009 12:18:39 AM
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