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カテゴリ:オーケストラ
(1日記入) この日はエキストラで演奏会に参加。ベートーヴェンの交響曲第4番をメインに、シューベルトの「未完成」、そしてロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲というプログラムだった。 今回のオケはプロの指揮者が毎回練習をつけて(その分回数は少ないのだが)、コンミスもプロの方、そして比較的小さな編成で古典をしっかりやるというコンセプトで活動している感じ、ときどき呼んでいただいていて、今回で出演するのは4回目ぐらいだろうか。 「ウィリアム・テル」は冒頭のチェロが大変だが、すばらしいソロに、しっかりとした伴奏がついてとてもよかった。対向配置で2ndVnの内側、トランペットとトロンボーンの真ん前で弾いたのだが、これが楽しかった。金管楽器とアンサンブルしている感覚があったのだ。これは大きなオケではなかなか味わえない。音が直接飛んでくるので変な感じではあるのだが、それでもタイミングや音の粒を合わせるのがとても楽しく、これは貴重な経験だった。 「未完成」は痛みのある表現というのを指揮者が目指していたのだが、そういう世界がちゃんと表現されていたのではないかと思う。ビブラートをせずに演奏するというのはリスクも高いのだが、過度にゴージャスな表現にならないので、ささくれのある表現をするのにはいいのかもと思ったりもした。シューベルトの和音は本当に味わい深いなと弾きながら思った。 ベートーヴェンの交響曲第4番、これが演奏したくて出たかったという曲。ときどき揺らぐような感じはあったが、それでもムダの少ない安定した動きで通せたのではないかと思う。2ndVnはキザミが命。しっかり乗れて楽しめた。弾いていて、音がちゃんと集まった感じがしたので楽しかった。 気分よく終了したので、打ち上げには当然参加。やはり宴会のない演奏会なんて悲しすぎる。なぜか高校の部活の先輩が何人かいて(面識はなかったのだが)すっかり親しくお話しさせていただいたのもよかった。またそのうち機会があれば演奏に混ぜていただけるとうれしいかなと思った。呼んでいただいた方には感謝である。いい演奏会だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 1, 2009 10:44:20 PM
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