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カテゴリ:オーケストラ
この日も一日たっぷり仕事。さらに、締切のある仕事が2つあるが、1つは目処を付けて、もう1つを必死で仕上げにかかる。夕方まで仕事をして疲れたところで、帰る前のささやかなお楽しみを。懇意にしていただいているプロの指揮者と軽く食事。先生は後ほどお仕事、私も遠距離を帰らなければならないので、今回はお酒はなし。おすすめの店でハンバーグを食べて、それから近所で軽くお茶。 年に3~4回お会いするチャンスがあるのだが、最近の話をいろいろと聞かせていただく。忙しい仕事ぶり、音楽を仕事とするのは本当に大変であるが、それができることはまた幸せでもあるという経験をたくさん聞かせていただいた。違う世界の方の話はやはり興味深い。 それで、「習い事」というのは、春に市民オケで演奏する曲についていろいろと教えていただくということだ。ちゃんとスコアは持っていったので、スコアを見ながら「幻想交響曲」を主にレクチャーしていただく。演奏の過程で事故が起きやすいところ、修復の仕方、あるいはフレーズの切れ目やそれぞれのフレーズの役割をどのように扱っていくべきか、といった点について細かく聞かせていただいた。もちろん、本番指揮者と解釈が違うところもあるのだが、勘所はやはり同じだということがよくわかった。私としてはうまく相対化して自分の演奏の肥やしにしたいなと思う。当然、それなりに勉強していったスコアを持っていって見せるので教えてもらえるわけなのだが、とてもいい経験である。本当に実地で指揮を教わるのも一度ちゃんとやってみたいという思いはあるが、きっとコテンパンにやられるだろうな。スコアを読むのと体で表現するのはまた違う世界なのだし。 楽しく話して別れた後は、新幹線の中でもひたすら仕事の続き。パソコンの画面を睨みながらどんどん書き足していく。気がつけばもう降車駅。クタクタに疲れてしまってその後自宅までは音楽を聴き、何とか奮い立たせて帰る。相当疲れていたようで、翌日起きるのは相当大変だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 16, 2010 09:18:42 PM
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