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よんきゅ
大学での仕事生活と、クラシック音楽とオーケストラでの演奏という趣味生活を綴ったページです
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交響曲はオケのコンサートのメインディッシュになることが多く、やはり非常に魅力的だ。私はオケで演奏するようになるまで、交響曲などまともに聴いたことはなかったのだが、ずっと取り組んでいるとその魅力にはまっていき、今はどっぷりだ。
そんな中、たまたまなぜか大学の書店で見つけてしまった本。田村和紀夫『交響曲入門』(講談社選書メチエ)なのだが、これは交響曲前史に始まりハイドンからマーラーに至るまで、その歴史を紐解き、どのように交響曲が発展していったのか、何がその時代の「新しいもの」であり、なぜそれが以前のものに付け加えられていったのかを、楽譜を交えて解説してある。
楽譜を読む知識は必要だが、最低限でよい。むしろ、この本の面白さは実際にCDを聴き、さらにスコアを眺めてみることによって何倍にもなる。それぞれの作品を深く味わうにはとてもいいと思う。外国語を通訳を通してではなく、自分でじかに聴き取っていく楽しさがわかる本だと思う。
ただ、外国語を学び、使っていこうとすることのハードルが高いというのと、同じような問題に直面してしまうかもしれないが、食わず嫌いではなく、まずは食べてみることがおすすめだ。
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