引っ張りに引っ張ったクマネタもこれ一切れ、ではなく一区切り。(写真)の肉は本州のクマなので、当然ツキノワグマです。日本には北海道にヒグマという北米大陸のハイイログマの仲間のクマもいますが体格、獰猛さなどツキノワグマとは比べものにならないとされています。
で、そのヒグマのことを書いた「羆嵐」(くまあらし)という本があって、作者の吉村昭は昨年夏に亡くなりました。まだ、ブログを始めてませんでしたが、訃報に接して本を探しても出てきません。私の部屋は撮りためたビデオテープ、読み散らかした文庫本、映画番組のガイドなどが平積みの山積みで、読み返そうにもどこにあるのか分からない始末(汗。同じように巨大グマの猟を扱った「マタギ」もどこかにあって、監督は長野県出身の後藤俊夫。彼の作品の中では最もまともな映画なので、これも折に触れて観たいと思ってますが出てきません(汗汗。
さて、この「羆嵐」が、私が毎日見ている2つのブログで相次いで紹介され、「それ、読んだ、読んだ」と手を上げようにも本が―。まごまごしていると、よく書き込みをしてくれる別のブロガーが早速買って読んだと掲載してました。ヒグマにまつわる記述もさることながら、北海道の開拓の歴史に胸を打たれます。一昨年公開された「北の零年」に出てきたイナゴの襲来の話もあったような…。