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豊川 拉致被害者救済
横田夫妻講演会に参加して なんと会場は超満員。七時開始でしたが六時半にはもう入りきれず、本来の通路にもぎっしり。700名ほどの参加でした。 ブルーリボン豊川代表は八木月子さん。たった二人から始められてここまでされるとは驚きでした。名古屋の救う会から、ブルーリボンを作る会代表の稲葉さんはじめ4名で参加いたしました。はじめて八木さんにお会いし、お礼を申し上げてきました。 豊橋ブルーリボンの会寺本市議の協力で大成功に終わりました。運営に当たられた皆さん、会場にご参集された皆さんに心から感謝いたしたいと思います。 はじめに横田早紀江さんの講演。 一九七七年(昭和五二年)十一月十五日、バトミントンの強化選手として部活を終え帰ってくる途中でなぞの行方不明。そのときから深い長い闇の中を歩くしかなかった苦しい体験を必死に涙をこらえるように語られる早紀江さん。何度も伺うのにそのたびに涙を流しそうになる。 死体があがるごとにめぐみさんではないか。歯形を持っていったり、持ち物を確認したりと、びくびくしながら本人確認をされる。ああ、めぐみではなかった。人間の体はどうしてこんなに震えるのか。めぐみでなかった安堵。しかし震えは全く収まらないと語られた。 心当たりのところに電話をかけてかけて掛け捲って情報をもとめられる。小川弘などのテレビ番組に出て尋ね人の情報を求めるのも四度五度。そのたびに他の方の情報はすぐに出ても、めぐみさんの情報は全く出てこない。絶望につぐ絶望。しかし、そのたびに「待っててね、お母さんが必ず救い出すから」と恵みに語りかけてきたといわれる。悲しさ恐ろしさ、そして絶望。しかしきっと助け出す。母の愛の強さに深く感じ入る。 「拉致されてピョンヤンにいるらしい。」初めての情報。「生きているんだ。」 これで必ず会えるんだ。 何も罪を犯していない人間を拉致して引き離す北朝鮮。悪辣でしかも汚く賢い北朝鮮は、どんなにかえすよう迫ってもなしのつぶて。めぐみは北朝鮮のなかで生きている。これだけが二〇年間の悲しさのなかでも希望であった。 しかし、悪辣でしかも賢い北朝鮮は決してめぐみとあわせようとしない。 マンギョンボン号が新潟に入港するたびに「帰して下さい。帰して下さい」何度も支援者の皆さんに守られながら抗議をした。 小泉総理訪朝の後、めぐみは死んだといわれた。納得されるように。しかし死亡日時も遺骨もすべて偽造。誰が見ても明らか。其の疑問すら当時の福田官房長官は抱かず、北の言うがまま。総理になられて、私の内閣で必ず取り戻しますと断言されて、すぐ辞任されてしまわれる。 北の金正男氏が来た時、これで人質にめぐみが取り戻せると大いに期待したのに、外務大臣はビップ待遇で送り出し何ら交渉一つしていなかった。 増本さんは「日本を信じよ」と語ってついにお亡くなりになられた。もう家族会の皆さんは時間がない。どうぞ皆様のお力をおかしください。この北朝鮮の国家犯罪を糾して拉致被害者全員の救済にご協力ください。 滋さんも父親の立場から誠心誠意の呼びかけをされた。 時間の過ぎるのを忘れるほど聞き入った素晴らしき親子の情のはなしでありました。 改めてこの運動を必死になさなければならないと覚悟した講演でした。皆さんのご協力を切に呼びかけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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