草莽の記　　　　杉田謙一

明日は勤労感謝の日。

学校教育ではハロウィンなど外国の行事を紹介する英語教材などが使われているがなぜに祝日の意義を教えないのか。

子らは、勤労などしていないから関係ないなどと平気で答える。勤労を讃え感謝することはすばらしいことですが、また、子供さんがご両親のお仕事に感謝するのは良きことですが、では大人は何を感じるのか。

一家を支える親の労働に感謝しなさいと子供に言うのでしょうか。では親は誰に感謝する日なのでしょうか。

本来は自然の恵みに感謝する新嘗祭。すべての国民が実りに感謝する日なのです。

皇室におかれましては大切な儀式の日。特に天皇に御即位なされた最初の新嘗祭は大嘗祭と呼ばれ、まさに国家的大行事なのです。それが来年になされる。

明日は平成最後の新嘗祭であるわけです。新穀も明日からはじめていただくことができる。実に楽しみなしかも意義深い日なのです。新米をいただきながら明日は家族で実りを感謝しながら良き心で過ごしたいものです。

７時半、友の家へ。勤労感謝の日の国旗掲揚街路灯およそ１００本分をお渡ししてきた。急ぎ家に帰り、８時半頃より父親の月命日のお勤めをお寺さんにしていただく。

同時に先の台風の結果破損したベランダの覆い板の取り換え修繕業者が入り、家は大混雑。

終わって娘夫婦の屋敷の完成の調査を市職員二人を招き受ける。

荷物の運び入れを行う。

新居のまわり２辺の側溝は約２０～４０センチほどの深さで土砂が堆積。側溝の金部分は外れたので数か所の泥は掘り出して軽トラに積んだがコンクリのブロック部分はびくともしないため外せない。その処理をどうするかで市に相談すると小一時間で来てくださりバールで開けてくださった。しかし一角すべてを取れば２トン車いっぱいでは運びきれない量。しかも土嚢に詰め込むなどとてもできない。妥協案で、大桝を埋め尽くした土砂は市が、あとの４５メートルほどは家の隣接地ですのでこちらで、残り３０メートルほどは既存の住宅の所有者に市が総代さんを通じて清掃などをお願いしてくださることに。土砂は土嚢づめをせずとも、駐車場に積んでおけば市で処理場に運んでくださるとのことに決した。

正に大ごとですが、これを急がねば排水ができない。

時間を見つけてやり始めたがまだ一割もできないでいる。仕事が今終わったため今からは国旗作業。掲揚におよそ５時間ほどかかろうが、これは今晩中にやらねば意味がない。土砂作業は仮眠後に。