草莽の記　　　　杉田謙一

事務所で作業をしていると知人から大嘗祭のニュースをやっているよと電話が。

先輩の愛国女性から。彼女も今上陛下の悠紀斎田の継承を南秋田郡五城目町の各所に行き要請を成してくださった方。全国の護国神社をすでに二巡されてみえるので、沼山大兄の思いを語りあうにふさわしき方でもあります。

私はそのあとで再訪したのでしたが残念ながら斎田の祭り継承はできないまま。上皇陛下のご譲位のお気持ちご表明のずっと前の事。平成の御代のうちに成し遂げねば、こう語りあってきたのでしたが、沼山大兄のごとき熱意が私には不足していたのでありましょう、結果、一度だけの斎田の実施で終わってしまっているまま。

事務所にはテレビがなく、急いで自宅に戻ってテレビを見た。なつかしいお顔を拝した。しっかりした映像資料が残されているんだなあと感動しながら見入った。

今日は「斎田点定の儀」がなされる日であった。テレビで特集を組んでくれることを知らずにいたのはうかつであった。カメの甲を使った「亀卜（きぼく）」の結果、栃木県と京都府が悠紀・主基斎田に決まったという。両府県の皆さんの喜びの様子がつたわってくるようである。同時にこの幸運と名誉を将来にわたって伝えるべく来年も再来年もぜひ継承いただかねば。さらにこれを契機にぜひ五城目町でも斎田祭りの復活をお願いしたいと改めて思った。

多くの友から陛下の奉迎についての詳細を求められる。わかる範囲で概略をお伝えし小旗配布の協力を要請する。

（ああ、何事につけ平成の御代のうちになしとげて得なかったことに慚愧の思いがわいてきてふらふらですが続けます）

教育を良くする会幹事会に参加する。

倦まずたゆまず進めてきた運動も統一地方選を機に多くの物の分かった議員諸氏と出会うことができた。教科書是正と採択本へのご理解を更に深める作業に入らねば。議員の連携を深めるため、さらに国を語りうる教師を結集するため動かねばならぬ時を迎えて気がする。

　特に岡崎は陛下が戦後初めて行幸下さる幸運に遭遇。チャンスを生かしたい。

明日にはあま市と岡崎市の国旗奉迎の打ち合わせに走る予定です。