エイジス---先月下方修正したが、総合利回りは4.77%、営業利益率は7.7%
【決算】3月 【設立】1978.5 【上場】1996.11 【特色】棚卸し代行サービスで国内シェア75%超。地域FCと連携し全国展開。韓国、中国に子会社持つ 【連結事業】実地棚卸サービス90(10)、他10(1) 【人件費増】震災による前期末棚卸しの期ずれ取り込む。ただ本部社員増と韓国大口案件獲得で人件費増え営業益横ばい。13年3月期は海外棚卸し拡大。国内の作業効率改善し海外人件費増こなす。営業益強含み。 【拡 大】今期中に北京、香港等アジア4拠点設立。同地域へ出店加速する流通各社の取引増やし海外で年3割増収目指す。国内は物流倉庫や製造業など新領域を開拓。 (会社四季報2011年12月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、エイジス(4659)について書かれたもの。1単元保有している。今日はこの銘柄をみてみる。まず、2007~11年の業績等をみてみる。単位は、百万円。売上高/ 15,498/ 17,701/ 18,784/ 18,358/ 17,526営業利益/ 1,847/ 1,973/ 2,227/ 2,039/ 1,638経常利益/ 1,867/ 1,999/ 2,264/ 2,066/ 1,693売上高営業利益率/ 11.9%/ 11.1%/ 11.9%/ 11.1%/ 9.3%売上高は、2010年、11年と連続減収中。営業利益、経常利益も、連続減収中。今期(2012年3月期)は、2月に下方修正したが、修正後の通期予想は、次のとおり。・売上高 (百万円) 18,408 ・営業利益 (百万円) 1,420 ・経常利益 (百万円) 1,450 ・当期利益 (百万円) 430 前期と比べると、増収減益予想である。ちなみに、下方修正の理由は、・新規事業が当初の予想ほど利益が出ない。・開発した新システムの出来が悪く、処分するため特損を計上する。次に、配当性向・純資産配当率・1株配をみてみる。22年3月期 19.1%・3.4%・45円23年3月期 26.1%・3.0%・45円24年3月期 50.7%・--・45円24年3月期は、下方修正後の数字を基にして算出した。次に、株価と指標をみてみる。現在値は、1219円予想PERは、13.73倍実績PBRは、0.78倍予想利回りは、3.69%優待を含めた1単元保有時の予想利回りは、4.77%1株あたり正味流動資産は、762円最後に、まとめてみる。総合利回りが4.77%と、高いので、1単元保有は継続しようと思う。業績の伸び悩みが見られるが、今期は特損を計上しても、配当性向は50%くらい。まず、今期の減配はなさそう。営業利益率は、今期予想によると、7.7%で、年々低下しているのが気になる。が、5%以上はあるので、儲かっている業種であることには変化がない。まあ、来期の業績回復に期待というところか。