ホクト---増収増益予想、17期連続増配中
【決算】3月 【設立】1964.7 【上場】1994.11 【特色】ブナシメジ、エリンギで首位。地盤の長野中心に全国で生産拠点展開。米国、台湾でも生産 【連結事業】きのこ生産84(17)、化成品16(5) 【18期連続も】主力のブナシメジやマイタケなど前期低迷した単価が戻る。被災で半年停止した宮城工場やエリンギの佐久第2工場が通年稼働で収量増。燃料費や償却費、広告費も上期膨らむが吸収して営業益好転。為替差損見込まない。18期連続増配か。 【海 外】米国、台湾に続き東南アジアで新工場建設して販売計画。シイタケの量産化栽培技術に着手、数年内に工場生産へ。 (会社四季報2012年6月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ホクト(1379)について書かれたもの。かつての保有銘柄である。このホクト、17期連続で増配中のようで、その辺に惹かれるため、見てみましょう。まず、売上高の推移を見てみる。単位は、百万円。2008年3月期 42,2772009年3月期 45,4972010年3月期 48,6902011年3月期 51,1782012年3月期 51,497で、この期間では、4期連続増収中である。次に、今期の業績予想を見てみる。売上 55,700(+8.2%)営益 8,300(+4.8%)経益 8,400(+1.5%)純益 4,870(+10.5%)1株益 145.99円 で、増収増益予想である。次に、1株配・配当金総額・配当性向・純資産配当率を見てみる。21年3月期 52円・1717百万円・35.8%・4.3%22年3月期 55円・1816百万円・35.1%・4.4%23年3月期 56円・1849百万円・56.4%・4.2%24年3月期 57円・1882百万円・42.7%・4.1%25年3月期 57円・-----・39.0%・---今期の1株配予想は57円だが、過去数年は、本決算発表に頃に配当予想を修正している。したがって、今期も同様にして、連続増配になる可能性が高そうだ。次に、月次で売上計画と実績を見てみる。 計画 実績4月 3,142 2,6905月 2,789 2,4876月 2,833 2,2637月 2,625 1,991で、いずれも計画には届いておらず、苦戦しているようである。最後に、株価と指標を見てみる。現在値は、1522円予想PERは、10.43倍実績PBRは、1.07倍予想利回りは、3.75%