何事があっても動じない
彼の場合、「何事があっても動じない」ということが本心のよろこびなのかもしれません。だから幸せの方向に進んでいくと、動じない程度が低くなるので、動じなさを強くするためには、不幸せの方向に進んでいって、それでも動じない(つまり幸せを感じる)ようになろうとしているのかもしれません。そうなって来るとどこかで諦めてくれないと(つまり本心の幸せを諦める)、どんどん不幸になってしまいます。本心だけが幸せになっても、現実が不幸ならどうしようもないですからね。とりあえず、暢気な気持ちは増してきているのだから、仕事のことなど気にしないでいいのです。親の援助が厳しくなってきたからと言って、すぐなくなるわけでもなく飢え死にするわけでもないのだから、仕事など当分しなくていいのです。