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テーマ:韓国!(16903)
カテゴリ:韓国の政治・選挙
韓国国会で昨年12月9日朴槿恵大統領の弾劾訴追案が可決され、憲法裁判所で審理が続いていた朴槿恵大統領の弾劾審判についてあす10日午前11時から宣告するときのう発表されました。
けさ9日の朝鮮日報1面。トップは「あす午前11時弾劾可否宣告」の文字が・・・ 右の大きな写真は憲法裁判所から青瓦台の方を写した写真。さて大統領の運命はいかに・・・ 今回の朴大統領の弾劾審判については訴追事由が13に及び多いこと、そして開廷冒頭で主文を読み上げると開廷中に裁判所の外で混乱が生じる恐れがあることから、弾劾の可否については最後の方に持ってくる可能性が高く、開廷1時間程度経った後から弾劾の可否について述べる主文の朗読がある模様とのことです。 弾劾訴追について棄却・却下となった場合は憲法裁判所の宣告と同時に朴槿恵大統領は職務に復帰し来年初めの任期満了まで大統領職を遂行しますが、もし弾劾がが妥当との判断がなされた場合は、即刻大統領職を罷免され、青瓦台を去ることになり、60日以内(4月後半から5月上旬ごろ、5月初めの休日の関係から5月9日実施=韓国の大統領選は平日に行われます=の可能性が現状では大)に大統領選挙が行われる運びになります。 あすの憲法裁判所での宣告についてはテレビで生中継されることが決まっており、韓国の各放送局も朝から特番を組み、明日は弾劾がどちらに転んでもこのニュース一色になりそうです。 ただ職務に復帰しても出直し大統領選となっても、北朝鮮問題、THADDミサイル配備をめぐる中韓両国の摩擦、日韓関係などの外交問題、韓国経済の低迷、そして国内に目を向ければ弾劾の引き金の一つとなったチェ・スンシルゲート事件の今後の捜査の行方など問題が内外で山積しているので、韓国政治はこの先数年は多難となりそうです。 さてあすの弾劾の結果はいかに・・・・ あすは一日中、テレビに張り付くことになりそうです・・・・ ▼朴槿恵政権の運命やいかに・・・審判の日はあす! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月09日 22時29分54秒
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