”おくりびと”がアカデミー賞の受賞をうけて
ニュースなど、喜びの笑顔やおくりびとの特集が組まれていたり
テレビでも持ちきりだった夜中・・・
お友達からのメールで
お父さんが眠るように亡くなりました。
そう連絡がありました
お友達は私のことを姉妹のように可愛がってくれて
お正月もいつも呼んでいただいて
家族ぐるみでのお付き合いです
お父さんとはあまり面識はなかったのですが
写真が好きで娘(お友達)の作ったもので
ビールを飲むのが大好きなお父さんで
とても明るく町内のことなど快く受けてお仕事をしてくれる
とても立派なお父さんでした
そして今日が葬儀でした
昨日までは雨が続いてどんより曇り空
今日はとっても爽やかの天気です
お友達のお父さんは笑顔が似合う方だったので
涙より笑顔がよかったのね~
なんて独り言いいながら葬儀場へ向かいました
葬儀場に入るまでは絶対泣かないでおこうと決めて
葬儀場の入口へ・・・入ったとたんお経と
おじさんの写真が目に入り・・・涙があふれ出そうになります
そんな時、ふと後ろを振り返ると
独身の頃務めていた会社の社長がいらっしゃって
思わず涙を引っ込めて挨拶をして・・・
おじさんが涙はいらないよ~って言われているようでした
今は何してるの?って社長に聞かれ
世間話しをしながら・・・
お友達も泣かずにいるのに私が泣いたらあかんよーって
いわれているようでした
愛する人の旅立ちは悲しいものですね
しかし、またいつか会えると思うと
前ほど悲しくなくなりました
祖母が亡くなった時は泣き続けて
肌がぼろぼろになり化粧水もつけられないほど肌が荒れました
今はいつかまた会えると楽しみにしてます
おじさんが晴れを望んだように
私も泣かずに見送らせていただきました
おじさんいままでありがとうございました
天国からお友達家族を見守っていてあげてくださいね
死を考えると怖くて眠れなかった思春期
どこに行くのかわからなくて
とても不安でした
私はどこへ行くのだろう?
死んだら終わり?
暗い所へ行くの?
なんて頭を駆け巡り眠れなくて・・・
今は・・・大丈夫
魂が帰る古里は魂が覚えているから
帰り方も魂が知っているわ
そう思うと心がホッとしています
ご自愛くださいね
いつもありがとうございます
心より愛をこめて・・・