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テーマ:最近観た映画。(39106)
カテゴリ:映画・ビデオ・コンサート・ミュージカル
昨日は映画館の会員ポイントを使って映画を観てきました。
表情名優ジム・キャリー主演のイエスマン。 この人のオーバーアクションな表情には、よく顔の筋肉動くなぁといつも感心します。 そして、ジム・キャリーの見た目が若いことにも感心。 1962年1月17日カナダ生まれのアラファイ、47歳。 29歳の女優ゾーイ・デシャネル(Zooey Deschanel)とのカップル役も歳の差を感じさせないのがすごい。 ちなみにWikipediaで調べたらゾーイの誕生日も1月17日。 誕生日が同じ二人が主演ってものすごい偶然じゃない? さて、この映画コメディ映画で気楽に気軽に楽しめる映画なのですが、 結構深ぁ~いかもしれません。 ジム・キャリーが演じるのは全てにNoをいう後ろ向きバツ一銀行員カール・アレン。 携帯着信は取らない、友達の誘いも断る、融資案件も全て却下という精神的引きこもり。 あるとき、親友の婚約記念パーティまでもすっぽかし、愛想をつかされ、 怒った親友の捨て台詞がキッカケで、自己啓発セミナーに参加。 そのセミナーの名前が”YES”。 全てにYESをいうことで人生を変えようというセミナーだった。 そのセミナーで誓約させられ、全てにYesを言いまくるカール。 そうすると人生が好転して新しい恋人もでき全てが順調に行くかに見えたが・・・・ てな感じの粗筋なんですが、まあ、よくあるっちゃ、よくある話で、 昔、自己啓発の大家アンソニー・ロビンズが出演した「愛しのローズマリー」辺りを彷彿とさせます。 (あれは、洗脳でしたけどね・・・) でも、YESセミナーのシーンなんかは良く出来ていて、 すごくハイなセミナー出席者と音響&映像で場を盛り上げている、 劇場型というのかアメリカの自己啓発セミナーの特徴をよく現してますね。 若干、茶化している風もありますが、このYesセミナーある意味本質を突いているように思います。 たしかに"Yes"という言葉はパワフルなんですよね。 (もっとも無理やりYesって言ってるだけで人生劇的に変わる訳じゃないけどね。) でも誰にも彼にもYesを言いまくればよいというわけではなく、 唯一ひとりこの人にだけはいわなければならないんだよね。 多分、このご時世、この人もなかなかYesは言ってもらえないんじゃないかな。 その人というのは”自分” 自分に自分でYesをいえるっていうのはこのご時世だけじゃなく、とても大切だと思うんです。 カールの運が変わったのも、自分で自分にYesを言ったから。 ありのままの自分を認めてあげるということがとても大切なことなんじゃないかな? コメディの装いをしていたけど、こういう素敵なことを伝えたかったんじゃないかなと思う。 しかし、アメリカという国は面白いね。 リーマンショックでメタメタな状態でも、こんなポジティブな映画が出てくる。 確かに、笑う門には福来る。 将来に明るい希望が持ちにくい時勢でも、気持ちだけは明るく生きる。 そうすれば、将来はもっと明るくなるんじゃないかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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