影絵のいおり～桜庵～

慌ただしい６月を駆け抜け、７月に入りました。
いよいよ夏本番！

今年の夏は恒例の江の島影絵の夜に加え、
私の中国影絵の師匠の来日公演があります！
師匠の路連達先生は、数少ない北京影絵の伝承者。
今回は上海の日中ママさん達の劇団を率いての来日です。
なかなか見る機会の少ない中国影絵。
ぜひこの機会に多くの方にその素晴らしさを知って頂ければ！

詳細はこちらで↓
中国影絵来日公演

私もちょっぴり出演する会場もあります
みなさん是非遊びにいらして下さいね！
（※すでに受付終了している会場もあります！ご注意ください！）

路先生との出会いは2008年に遡ります。
知人を通じて、絵本作家の和歌山静子さんが、
中国影絵をやりたい人を探していると聞き、
「やってみたいです！」の一言から北京行きが決まり、
短い期間ではありますが北京で路先生に影絵を教わりました。
そして影絵のみならず、中国そのものの魅力にとりつかれた私。
翌２００９年に再び路先生を訪ね影絵を教わったのでした。

中国語の全然話せない私に、路先生は優しく根気よく、
そして聞けば大抵のことは何でも教えてくれました。
そのへん私の第一の影絵師匠の藤城先生もそうだけど、
大家ほどおおっぴらっていうか（笑）、
心が広いです。

路先生は影絵の伝統が失われてゆく事に危機感を持っています。
デジタル化の波は中国でも大きく、
古き良き伝統を飲み込もうとしているようです。

今回の来日の目的は広く中国影絵を知ってもらう事はもちろん、
少しでも中国影絵に興味を持つ若人が出て来て欲しい！
という先生の心からの願いで実現したのです。
そんな先生の情熱を、ぜひ間近に見て、感じて下さい！