カテゴリ:社会
超短波(VHF帯)
テレビの地上波アナログ放送をはじめ、FMラジオやアマチュア無線にも利用されている。 90メガヘルツから108メガヘルツ、170メガヘルツ~222メガヘルツの帯域が転用可能になる。 極超短波(UHF) テレビ放送、携帯電話、パソコンの無線LAN、カラオケBOXのスタッフが耳に付けている特定小電力無線など。 地デジによって、710メガヘルツ~770メガヘルツの帯域が転用可能になる。 地デジ化は、これらの周波数帯を空けて転用する方策である。 UHF帯の電波使用状況で、かなりの領域を占めているのがMCAである。 MCAとは、業務用無線である。タクシーの無線、消防、救急などがその例である。 MCAの利用者は、全国で数十万人しかいないのに対して、携帯電話の利用者数は、数千万人にのぼる。 利用者数は甚だしく異なるが、この帯域の使用状況は、MCA、携帯電話ほぼ同じ程度を占めている。 MCA無線の運営は、「移動無線センター」と「日本移動通信システムと」という2つの特殊法人によって行なわれている。つまり、旧郵政省、総務省のOBなどが名を重ねる天下り団体である。 地デジ化によって、我々や放送事業者に多大な負担を強いているのに、MCAの圧縮に努めないないのは、いかがなものか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月17日 14時15分23秒
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