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ドクターイワタの認知症・発達障害ブログ~認知症専門外来と認知症専門往診を融合~

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May 15, 2022
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​59歳の誕生日を迎えて​
5月14日(土)に59歳の誕生日を迎えることが出来ました。
米粉で作ったグルテンフリーケーキを作りました。生クリームは使ったのでカゼインフリーとは行きませんでした。食べてすぐにキウイを食べてカゼイン分解をしておきました。​「アクチニジン」というタンパク質分解酵素でグルテンおよびカゼインを分解できます。​鶏の唐揚げやエビフライも片栗粉をまぶして米油で揚げています。


59歳誕生日ケーキ@自宅

春爛漫~長久手南クリニック~​

ハクサンシャクナゲ@長久手南クリニック

ヒマラヤユキノシタ@長久手南クリニック

シラン@長久手南クリニック

ウノハナ@長久手南クリニック

​症例報告​

知り合いからの紹介である。既往歴:H1ぶどう膜炎、東名古屋病院。H24脳萎縮、名古屋脳神経外科。慢性関節リウマチ、さいとう整形外科①メトトレキサート②フォリアミン③ケアラム④ロキソニンテープ。右突発性難聴、愛知医科大学耳鼻咽喉科。物忘れ、人の名前が覚えられない、地名がわからないを呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:0、ピックスコア:0、主観的認知障害(SCI)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:9/9、改訂長谷川式:28/30、近時記憶5/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒4錠を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。10日後、中核症状は改訂長谷川式:30/30(+2)、近時記憶6/6(+1)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.9,Hb11.6,TIBC283,Zn53以外異状なし。VitB1=28,VitB12=385,葉酸=9.9。Alb4.3を目標に鶏卵2個増量/日(毎日鶏卵1個増量でAlb0.2+)、Zn80を目標にミックスナッツ30g/日を指導した。ぶどう膜炎、慢性関節リウマチ、突発性難聴はすべて自己免疫疾患であり、グルテンフリーおよびカゼインフリーダイエットを指導した。

インターネット検索で来院された。既往歴:H24胃癌2/3切除術、愛知県がんセンター。H29発語が減っている。H31投薬なし、愛知医科大学脳神経内科。宮地内科①ノルバスク5mg→自己中止。物忘れ、暴言、物を投げる、尿失禁を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮中等度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:1、ピックスコア:5、前頭側頭葉変性症(FTLD)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7.5/9、改訂長谷川式:9/30、近時記憶5/6と高度低下していた。BP177/83。認知機能低下にフェルガード100M粒1錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール50mg開始、ルベストPRoDR1Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(+10)、近時記憶6/6(+1)と著明改善、上記周辺症状はすべて消失した。BP163/74。甲状腺正常。一般採血:HbA1c6.8,BUN22.9,s-Cr1.26,TCL179,Hb11.9,Zn71,Ferritin16.7以外異状なし。VitB1=26,VitB12=746,葉酸=11.3。鉄欠乏性貧血にヘム鉄1Capを勧めた。

インターネット検索で来院された。物忘れ、車左側をぶつけた、語義失語、甘い物好きを呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤脳梗塞なし。以上から、レビースコア:0、ピックスコア:4、軽度認知障害(MCI)を呈する前頭側頭葉変性症(意味性認知症,SD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:25/30、近時記憶4/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒4錠を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は時計描写テスト:8.5/9(+0.5)、改訂長谷川式:28/30(+3)、近時記憶6/6(+2)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Zn68以外異状なし。VitB1=32,VitB12=258,葉酸=8.9。亜鉛欠乏症にプロマック75mg、VitB12欠乏症にメコバラミン0.5mgを開始した。

知り合いからの紹介である。既往歴: H13/8心筋梗塞、カテーテル治療、藤田衛生大学。H16脳梗塞、右下肢しびれ、藤田衛生大学。R3/1右上肢しびれ、藤田衛生大学。R4/4/6前額部外傷。くまのまえファミリークリニック①タケルダ配合②リバロ③イグザレルト④オルメテック。物忘れ、易興奮、夜間不眠、食欲低下、歩行ゆっくりを呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮なし、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞、⑥その他   両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:3.5、ピックスコア:1、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:24/30、近時記憶2/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒1錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にルベストPRoDR1Capを勧めた。リバロ中止を指導した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:27/30(+3)、近時記憶5/6(+3)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb4.0,TCL139,Hb11.4,Zn73,Ferritin19.2以外異状なし。VitB1=21,VitB12=310,葉酸=7.4。

インターネット検索で来院された。既往歴:今池南クリニック①リピトール。物忘れ、歩行不安定、内服不規則、小刻み歩行、左歯車様固縮を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮なし、③側頭葉萎縮軽度、④右>左海馬萎縮中等度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:3、ピックスコア:0、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:17/30、近時記憶1/6と中等度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒1錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にルベストPRoDR1Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、改訂長谷川式:14/30(-3)、近時記憶1/6(+-)と軽度低下、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb4.0,TCL205,TG287,Zn60以外異状なし。VitB1=36,VitB12=514,葉酸=9.3。亜鉛欠乏症にプロマック75mgを開始した。2か月後、改訂長谷川式:17/30(+3)、近時記憶1/6(+-)と元に戻った。3か月後、改訂長谷川式:23/30(+6)、近時記憶4/6(+3)と更に中等度改善した。

​世の中の混乱​
新型コロナウイルス感染症、ウクライナ侵攻、自死増加など世界および日本における暗黒の時間が続いています。

マスクをしてアルコール消毒を繰り返す生活、皆で外出や外食をする機会はめっきり減ってしまい、年4回の6日間の休暇も自宅にこもるような生活ではストレスがたまります。施設での集団感染も経験しましたが、今では落ち着いています。ウイルス変異により、感染率上昇および重症化率低下が起こっています。ウイルスが生き残るために宿主を弱らせずに子孫を残す方法を見いだしたのでしょう。ウイルスと人間が共存する時代が来たのです。

ソ連時代の京都と言われている美しい国ウクライナが同胞のロシア人に侵攻されてのですから驚きました。筆者はソ連時代に海路で横浜からウラジオストック、陸路(シベリア鉄道)でウラジオストックからハバロフスク、空路でレニングラード(現サントペテルスブルク)を訪れました。ソ連時代は、入国診査は異常に厳しく、役人や軍人はニコリともせず、売り場の人も愛想はなく、なんていう国だろうと思いました。しかし、冷戦がおわりベルリンの壁が壊され、ソ連崩壊へと続き、東西ヨーロッパという言葉もなくなり、すべての国が民主化していきました。民主化されたロシアの中には生活が悪化した人があふれ、民主政党が没落して共産党一党支配に戻っていった経緯があります。旧東ヨーロッパのほとんどの国々は北大西洋条約機構(NATO)に加盟しました。ウクライナもNATO加盟に手を挙げた際に、ロシアのウクライナ侵攻という悲劇が生まれました。ここに来てフィンランドとスウェーデンもNATO加盟に手を挙げ、時代は大きく動いています。この後、早くウクライナとロシアの戦争が終わり、ウクライナ復興、ロシアの民主化が起きることを願ってやみません。

新型コロナウイルス感染症やウクライナ侵攻で世界中で物価上昇が問題になっています。収入の減少に物価上昇が加わり、食生活が悪化して脳内伝達物質が減少して神経衰弱に繋がっていると考えられます。どんな時代でも人が健やかに生きるためには食生活が一番大切だと言えます。民間および公共のフードシェア、子ども食堂、配食サービスなどを運営することが大切だと思います。

多くの方々の尽力により、今まで通りに認知症専門外来および専門往診を行うことが出来ており、感謝に堪えません。これからも日々の診療に邁進し向上心を持って精進して参ります。






Last updated  May 15, 2022 11:36:07 PM



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