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ドクターイワタの認知症ブログ~認知症専門外来と認知症専門往診を融合~

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やっちまった 右膝… New! 道草.さん

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Jul 24, 2017
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糖質制限経過報告3
20170723@糖質制限経過報告3
糖質制限をして3ヶ月が経過しました。お菓子を完全にオフにしただけで、食事は普通に食べています。3ヶ月で86kgから79.1kgまで6.9kgの減量、体脂肪率26%から22.2%まで3.8%の改善を認めました。
毎週日曜日にテニスを1時間半続けています。最近、ラケットを新調しました。やっぱり、10年前のラケットとは比べものにならない使い心地です。斉藤コーチに教えを請い少しずつ上達しています。少しずつ楽しくなってきました。

症例報告

20170723@3609@1001
保健婦からの紹介である。昼間独居をされている。精神科の開業医からジプレキサ10mgが処方されていた。幻視、幻聴、妄想、悪夢、夢の続き、歩行不安定からレビースコア:6 ピックコア:0。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮軽度、4.海馬萎縮なし、5.脳梗塞なし、6.その他 慢性硬膜下水腫。精神科からのジプレキサは妄想に対する間違った処方であり直ちに中止した。4年前であり、リバスタッチパッチはなく、旧レビーセットであるアリセプト少量投与まずは1mgを開始して、フェルガード100M2包を勧めた。幻視に抑肝散およびアスパラK(抑肝散に含まれる甘草が低K血症を引き起こすため)、パーキンソニズムにネオドパストン100mgを開始した。1ヶ月後、すべての周辺症状は消失、歩行は安定した。中核症状は改訂長谷川式:14/30、近時記憶0/6から改訂長谷川式:28/30(+14)、近時記憶6/6(+6)へ著明改善した。驚くべきことに4年間治癒状態が続いており、4年後、周辺症状はなく、なんと改訂長谷川式:30/30(+2)、近時記憶6/6(+-)であった。5年後、リバスタッチパッチ4.5mgに変更後、一時的に改訂長谷川式:18/30(-10)、近時記憶5/6(-1)に著明悪化した。すぐにドネペジル1mgに戻すと、改訂長谷川式:29/30(+11)、近時記憶6/6(+1)に著名改善して、再び治癒状態になった。

20170723@6632@1002
ケアマネからの紹介である。既往歴:内科1.レミニール24mg 2.デパス0.125mgなど。物忘れ、暴言、夜間不眠、外出企図、薬物過敏、語義失語、、妄想、甘い物好きを呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.左>右側頭葉萎縮中等度、4.>右海馬萎縮中等度、5.両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:5、ピックスコア:5、レビー・ピック複合(LPC)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:9/30、近時記憶0/6と高度低下していた。認知機能低下にレミニール24mg1週間中止後、12mgで再開、フェルガード100M粒4錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプロルベインDR4Capを勧めた。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:8/30(-1)、近時記憶0/6(+-)と軽度悪化、上記周辺症状は不変だった。蕁麻疹のためプロルベインDR4Capを中止、前額部皮疹のためフェルガード100M粒4錠を中止した。易興奮にレミニール12mgから8mgへ減量した。3か月後、易興奮が続いており、レミニール8mgから4mgへ減量した。4か月後、改訂長谷川式:12/30(+4)、近時記憶2/6(+2)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。

20170723@7098@1003
インターネット検索で来院された。物忘れ、幻視、物とられ妄想、易興奮、暴言、易転倒、難聴、嗅覚消失、火の不始末、鬱状態、生真面目、収集癖、語義失語、甘い物好きを呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.側頭葉萎縮軽度、4.海馬萎縮軽度、5.側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞、6.その他 両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:3、ピックスコア:5、レビー・ピック複合(LPC)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7.5/9、改訂長谷川式:11/30、近時記憶0/6と高度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M2粒を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール50mgを開始、プロルベインDR2Capを勧めた。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:12/30(+1)、近時記憶2/6(+2)と軽度改善、上記周辺症状はすべて改善した。

20170723@7100@1004
ドクターコウノの書籍を読んで来院された。既往歴:内科 1.ニトロールR 2.アムロジピン 3.タナトリル 4.ドネペジル5mg 5.マドパー2錠。物忘れ、幻視、被害妄想、暴言時々、帰宅願望(ショートステイ時)、感情失禁、易転倒、生真面目を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮なし、4.海馬萎縮なし、5.両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:5、ピックスコア:2、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:1/9、改訂長谷川式:12/30、近時記憶0/6と中等度低下していた。易興奮にドネペジル5mg中止、認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M粒4錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にバイアスピリン100mgを開始した。幻視に抑肝散5gを継承、両下肢浮腫(低K血症)にアスパラK1.2gを開始した。歩行困難にマドパー2錠を継承した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:13.5/30(+1.5)、近時記憶1/6(+1)と軽度/中等度/著明改善、上記周辺症状はすべて消失した。

20170723@7057@1005
知り合いからの紹介である。既往歴:内科 1.リピドール 2.プロプレス 3.フェロミアなど。他院採血:Hb8.8,MCV101、Plt4.1以外異常なし。物忘れ、アパシー、昼間傾眠、甘い物好き、生真面目、語義失語、金銭浪費を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.右>左前頭葉萎縮軽度、3.右>左側頭葉萎縮軽度、4.右>左海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域脳梗塞、6.その他 右>左ピック切痕、右>左脳室拡大。以上から、レビースコア:0.5、ピックスコア:5、前頭側頭葉変性症(意味性認知症,SD)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7/9、改訂長谷川式:12/30、近時記憶0/6と中等度低下していた。認知機能低下にレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始、フェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプロルベインDR2Capを勧めた。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:12/30(+-)、近時記憶1/6(+1)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。大球性貧血にフォリアミンおよびメチコバール開始した。ビタミンB1欠乏症疑いにアリナミンF開始した。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(+7)、近時記憶5/6(+4)と高度改善、上記周辺症状はすべて消失した。血液検査はビタミンB1 (ng/mL)↓18 、ビタミンB12 (Pg/mL)350、 葉酸 (ng/mL)↓ 3.2であり、フォリアミンおよびアリナミンFを継続とした。

断糖・高濃度ビタミンC点滴併用療法v.s.緩和ケア療法

あなたは自分が癌と診断されたらどのような治療を受けますか?

私ならすべての治療法を駆使して癌を駆逐する方法を選びます。今までの手術療法、放射線療法、化学療法の3大療法だけでは、癌を駆逐できないことは明かです。筆者は3大療法に断糖療法と高濃度ビタミンC点滴療法を加えた療法を5大療法と呼ぶことを提唱します。

高濃度ビタミンC点滴療法は臨床的にも、科学論文的にも優れた補助療法です。高濃度ビタミンC点滴は細胞内に過酸化水素を増やしますが、正常細胞にはカタラーゼがあるため過酸化水素を分解することができます。癌細胞にはカタラーゼがないため過酸化水素を分解できず、死滅してしまいます。正常細胞には無害で癌細胞だけを攻撃することができるため副作用が極めて少ない治療法なのです。
断糖療法はどうでしょう。正常細胞はグルコースを絶ってもケトンをエネルギー源として生き延びることができますが、癌細胞はグルコースのみをエネルギー源としています。グルコースを絶ってしまえば(野菜にも含まれているため1日糖質5g以下)、癌細胞は増殖することができなくなります。

もちろん、今までの3大療法も可能な限り併用すべきです。手術療は癌細胞を減らすことができます。放射線療法や化学療法は癌細胞を減らすことができますが、正常細胞にも有害であることが問題と言えます。
筆者は、3大療法を行う前に、断糖・高濃度ビタミンC点滴併用療法を開始して、画像検査や腫瘍マーカーで経過観察します。一定期間経過しても腫瘍縮小が見られなかったら、手術療法を受けるべきと判断します。手術療法で転移があれば放射線療法や化学療法を併用すべきと判断します。もちろん、経過中ずっと断糖・高濃度ビタミンC点滴併用療法を続けなければなりません。入院中も外出して高濃度ビタミンC点滴療法を行い、外部から断糖食を調達して食べるだけのことです。

中核病院や大学病院から末期癌患者に対する在宅緩和ケア依頼を受けることがありますが、筆者は治療を諦めて緩和ケアだけをすればいいとは決して思いません。筆者は家族の同意が得られれば断糖・高濃度ビタミンC点滴併用療法を用いて最後まで戦い続けます。緩和ケア療法について討論することも大切でしょうが、緩和ケアと言わずに最後まで諦めない医者でいることも大切なことだと信じています。






Last updated  Jul 25, 2017 01:16:13 AM

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