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「禿 禺儒」 の 徒然

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2016.02.04
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テーマ:坐禅(102)
カテゴリ:徒然の日々
 

 垂示に云く、青天白日、更に東を指し西を劃すべか

らず。時節因縁、亦た須らく病に応じて薬を与うべし。

且く道え、放行するが好きか、把定するが好きか。試

みに挙し看ん。

 

(今が満足なら、敢えて東奔西走何を求める事が在る。一生の内で病に遭うことが在るかもしれない、其の時は其の時、事に会った対処をすればよい。さて其の事に於いて常に用心して過ごすが好いか、気にもせず人生歩むのが好いか、君なら如何する。)

 

 

【本則】 挙す徳山、 潙山に到る。複子を挟んで法堂上を、東より西に過り、西より東に過り、

顧視して「無、無」と云って便ち出づ。

雪竇著語して云く、「勘破し了れり」。

徳山、門首に至り却って云く、「也た草草にするは得からず」と。

便ち威儀を具え、再び入って相見す。

 潙山坐りおる次、徳山、坐具を提起して云く、「和尚」。

 潙山払子を取らんと擬。徳山便ち喝して、袖を払って出づ。

雪竇著語して云く、「勘破し了れり」。

徳山法堂に背却けて、草鞍を著けて便ち行く。

潟山、晩に至って首座に問う、

「適来の新到、什麼処にか在る」。

首座云く、「当時、法堂に背却け、草履を著けて出で去れり。」潙山云く、「此の子、己後孤峰頂上に向いて草庵を盤結え、仏を呵り祖を罵り去らん在」。

雪竇著語して云く、「雪の上に霜を加う」。

 

(徳山和尚が潙山を訪れた。旅装も解かず講堂内を東から西に、西から東にと歩んでは、見回し、何ほどの事も無い、と云うと其処を出た。雪竇が解説する。分かったのかな。徳山は其のまま寺の門にまで辿ると、一寸雑すぎたかなと云うと、潙山和尚に挨拶しようと衣を調え堂舎に入り潙山と相対した。潙山が座ろうとすると徳山が、どうぞ和尚さんと、坐具を差し出す。潙山がそれに応えて威儀を調えようと払子を立てようとすると、徳山はすかさず喝し、衣を払って其処を後にした。其処の行為を雪竇は解説し、看破ったかなと。徳山法堂を出ると草履を履き、直ぐに其処を後にした。晩になり、潙山が首座に問うた。さっき来た新米、どこかに滞在しているかと。首座が応える。いいえ其のまま寺を後にしましたよと。潙山はつぶやく、奴は今に立派な禅坊主になり、自在な生き方をするだろうと。そこで雪竇は例の通り解説をする、其の言。云わずもがなの事を。)

 

 

【頌】 一たび勘破し、二たび勘破す。

雪の上に霜を加え曾て嶮堕す。

飛騎将軍虜庭に入る、

再び完全し得るは能く幾箇ぞ。

急て走過らんとするも、

不放過。 

孤峰頂上草裏に坐す。

咄。

 

(一度ならずと二度までもしてやられた。重ね重ね危ういことだ。名うての徳山が潙山を試しに来た。さて再びあれほどの人物に出会えるだろぅか。今度こそあわてて逃げ去ろうとした時には逃がすものか。でも徳山に差し出された座具に胡坐をかこうとした俺もおれ。まだまだ、甘かったわい。)






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Last updated  2016.02.04 06:55:03
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