2022(令和4年) 8月 9日 の 気まま日記
先日の当ブログで NHKが 旧統一教会問題をネグレクト
している...と書いた。
その後私の知る限りNHKは8月8日の夜7時と9時のニュース
の何項目かで、旧統一教会問題のニュースを コンパクトに
伝えていた。民放では既に連日伝えられてきた周知の事実関係
をなぞるように纏めて...さすがNHKだ一応整理はされていた。
このニュースに 及び腰だったNHKが 世論に押されて伝え
ざるを得なくなった... ということだろうか?
あたかも 何も知らない人へこの問題のガイダンスをするかの
様に、事実経過が淡々と語られていた。既に大方の人は知ってる
一部事実や映像を... そして 世論調査ではこの時点で、80%の
人が真相究明を求めていた...のに... NHKはこの期に及んで、
事の良悪しは視聴者が判断する? みたいな伝え方。遅いだろう!
あるいは NHKも報道しましたよ!的なアリバイとしての放送?
この事件に関して ジャーナリズムがこういう姿勢でいいのだ
ろうか? 私は NHKのこの姿勢に奇妙な不自然性を感じた。
また NHKのニュースはいつもそうなんだが、心が伴わない。
国会のニュースでは いつも定番の「与党はこう言っている。
それに対して野党はこう言っている」...的な(これが平等?)
公平とか平等とか言う事は、法とか民主主義とかに照らして
語られるべきで、両論を併記すればジャーナリズムの使命は
果たされるとでも思っているのだろうか?
例えば 国会の会期問題を例に取れば「与党は3日の期間を主張...
これに対して 野党はもっと伸ばすべきだと言っている...」なる伝え方。
NHKは「問題山積のこの時期、議論に多くの時間を割くべきだ...」
と なぜ言えないのだろうか? 国民は慣れっこになってるが
味のない 無味乾燥 何か変な伝え方だよなあ...
こういうのを客観的報道、公平な報道というのだろうか?
統一教会問題に関してだけ言えば、例えば「ミヤネ屋」では
キャスターが怒りの表現も含めて、ある種 悪への告発的な
捉え方をするのに(もちろん度が過ぎるのもどうかな?という事もあるが)
さらっとこういう事があります...的な...
私は むしろこの日の放送に、NHKの報道姿勢の本質が見えた
様な気がしたのである。
他のNHK国際関連のニュースにしても... 表現が難しいのだが、
伝える側の「人間性・正義感・倫理感・総合知力」みたいなもの
が欠けている と思うのは 私だけだろうか?...
旧統一教会の問題よりも もっと深刻なNHKのニュース報道。
ただしNHKの番組作り総合力は優れていると常ゝ思っていて、
自然番組とか、ドキュメンタリーとか映像の世紀とか 歴史や
諸々の特集ものには優れた番組が数多くある。
私は番組録画して 数十点持っている。
世界でも有数の力のある放送局だと思うのだが、なぜかニュース
だけは最低だ。 天気予報か 交通事故や 火事のニュース...
誰が見ても 異論が出ない報道? 無難なニュースに徹している。
正義感がないのだ。 あったとしたら薄っぺらなモノでしかない。
スタッフが何かにおびえて萎縮しているのだろうか? だとしたら
背景に何が? 過去に数々のNHKの問題点が指摘されてきた。
事 報道・ニュースに限っては 体質を変える必要があるだろう。
2022. 8. 9.
2割農民