399041 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

2割農民の気まま日記

2割農民の気まま日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2022年12月25日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
2022(令和4年) 12月  25日 の 気まま日記

 昨日に続き  身の回りで起きた「劣」現象の数々...

勿論 清水寺の和尚の「戦」も 広い意味では「劣」の部類に

入るであろう。 世の中「いくさ」も含めて「劣」現象には

事欠かさなかった今年の訳だが... そして社会現象としての

「劣」現象の今年の最後を〆るのは大晦日 「紅白歌合戦

であろう...  見なくても判るなんちゃって...余談


そうではなく 思いもかけず身の回りで起きた「劣」現象を

書いてみたい。


その1
     
実は 昨日 静岡の実家で ある事件があって日帰りしてきた。

普段 空き家の古い民家 コロナもあって 帰省もままならず、

手入れも行き届いていない。電気・水道・ガスは 帰省した時の

為に止めてない。

市の水道局から「今月の水道代が跳ね上がっている..漏水では..」

と電話があった。 コックの〆忘れだろうか...  まずは自身の

老化による「不注意」「認知症?」を考えてしまった...そういう

年齢...つらつら考えながら帰省した。水道局で元栓を〆てくれた

ので、洪水状態は免れていたが、思い悩みながら車を走らせた。

原因はトイレのトレー内の水量調節のダイヤル?みたいな蓋(プラ)

が割れていて 常時水を流し続けているような事になっていた。

プラの劣化であろう。 こんなこともあるのだ...とんだ出費で

参った。

ついでに書くとラジカセが壊れた。CDを 時々認識しなくなった

のだ。 病院 いや 修理に出したら 部品がありません...だと。

ご丁寧に バージョンアップの後継機種まで書いてくれて購入して

下さい...だと。 だれが買うモノか...

「劣」と「廃」とはちがう!


その2

 帰省したついでに 故郷にいる昔の友(F)に電話を入れた。

「元気?..」 「元気じゃない...入院中...」との弱い返事。

「転んで 複雑骨折...数か月入院してなきゃならない...」

今は面会も出来ず 「お大事に...」で 電話を切ったのだが

劣化現象は 突然の惨禍に見舞われる事につながる。

他の友(M)も 数か月前に突然の入院。 さらに友人(N)

も転倒骨折で 永年やっていた保護司の活動を止めて...

聞けば、若干の「認知症」予備状態 だとか...

友人関係で「劣」に繋がる現象の 実に多かった年である。

病気・怪我・入院 現象と 同列に扱うのは 憚られるが、

在京の同級生は 昨年2人が亡くなった。


その3 

我がきょうだいにも確実に「劣」が...

男は私だけの4人きょうだい(上3人がみんな姉)という

特殊?な関係ではあるが、一番上の姉が施設入り、その夫

は昨年逝去した。 数か月して 2番目の姉も手術入院。

3番目の姉は 今は元気になっている様だが 大病の入院を

繰り返してきた。 私の事は昨日書いたので 抜きにして

身の周りの劣化が 今年の特徴である。


最後に劣化のなかで 

劣化 その4 にするのは失礼だが... うれしい話題。

故郷の先輩 詩人の「小山田弘子」氏より、新たな詩集を

贈っていただいた。私の先輩だから もう とうに80才の

半ばの方である。  (お礼の書状もまだ送ってない...)

  詩集  ​​​​​​​​​​列島の一隅で ​土曜美術社

傘寿を過ぎて素晴らしい詩人である。

詩の内容は 老いに伴う日常生活を綴った詩が多いのだが

暖かく、しかし瑞々しい感性と思いが深い...

それも怪我や病を乗り越えて...​​​素晴らしい詩の数々である。

小山田氏の実家と我が実家とは 数件しか離れていない。

この詩集の中でも ふるさとを詠った編には 共通の記憶が

あって、今回は特に我が実家の屋号
まで出て来る...

断りなく ごく一部を紹介する。


  ​   郷愁 うろ覚えの屋号​
   
   眠れぬ夜

   我がふる里  戦中戦後の鄙びた山村風景
   おぼろに香ばしく蘇る
   故郷を離れて六十数年も経ち
   たまに帰郷の眼前 正福寺末寺は廃寺で跡形も無く
   点々と家主不在 限界集落と化しつつある部落のあり様

   ....  ....  ....
 私の記憶と共通する そして 当時のそれぞれの家の屋号と
そこに生きた人々の記憶が書かれている。我が家も登場している。

最後に こう締めている。

      今 望郷うつつ
              遠州訛りの西風
               わが身を吹き貫ける


人はみんな 幼年・少年・青年時代を過ごしてきた。
そして 老いの時代は 望郷の中に 生きている。

遠州の 吹き付ける西風は 甘い乾燥芋「きんりー」

を作ってくれる。
キンリ―をズボンの両ポケットに詰め込んで

暗くなるまで遊んだ。

「劣」とい言いたい人は 言え!

​​​
       
      2022.   12.   25.

                     2割農民





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年12月25日 06時44分00秒
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.