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2割農民の気まま日記

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2023年04月10日
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2023(令和5年) 4. 10. の 気まま日記

  所用で 実家管理に帰省している。  時は芽吹きの春で

既に、山桜も葉桜になって 辺り一面雑草の緑に覆われてきた。

一方 雑草の一種?ミツバやフキも我が物顔に振る舞い出して、

しかしそれは我が食に「春の恵み」となって喜びを与えてくれる。

タケノコはまだ早いかなあ... と思っていたら
     (例年だと我が裏山のヤツは遅めなので、4月下旬が収穫期なのだが..

全国的な季節の進みに併せて、早くもニョキニョキと出始めた。

主のいない ひっそりとした小さな山でも 気候のトレンドは

感じているらしい。 さすがネット時代???


さて 我が家の事はどうでもいい...

静岡のローカルニュースだろうか? いや全国ネットかな? 

サクラエビ 久々の豊漁スタート​」なるTVニュースが...

駿河湾でしか獲れないこの漁、この処数年 極端な不漁に

悩まされ、由比港あるいは其の周辺は閑古鳥が鳴いていた。

本当に久々の明るい話題だ。

昔は 由比の浜は季節になるとサクラエビの天日干しで、

辺り一面桜色に染まった珍しい風景があったものだ。

海溝の深い駿河湾から 湧き上がる このなんとも美しい

透明なピンクの生物、生よし 半生よし、干しエビも良し

ほんのりとした香りが... 季節の食を彩どってくれた。

そういえば 静岡市に​サクラエビ​専門の定食屋があった。

刺身(生食) 天ぷら 炊き込みごはん  などなど...

そう毎日食べる定食ではないが... 何回かお邪魔した。

あの店は この不漁期 生き延びているのだろうか...


話は 少し変わるが、野菜の分野で、最近「地場野菜」が

見直されてきていて、農業高校などを中心に、その地方で

しか栽培されない野菜のタネを保存したり、増やしたり、

それを使った料理の普及などに積極的に取り組む..という

話題を聞く様になった。素晴らしい現象だと思っている。

Food  は 風土 に繋がる...という名言?  がある。


政府は やたら国際ルールなどといって...バカなルールを

持ち込む性癖がある。  インターナショナルとフードは

相容れない ものなのだ...


そこで ​サクラエビ​​​ に​話し戻す。

詳しくは分からないが、この漁​​​ 「ローカル漁」だ。

サクラエビ​にかぎらず、​エビという種 かなりローカル性

のある生き物らしく、他にも 富山のしろエビや 北海道

のボタンエビ、イセエビなど という地名を俳した​
高級な

エビもいる。

だから その地元がしっかりとした「漁の共同性」を持って

ルールを民主的に管理しなければその生態系を維持できない。


ところで 私のエビ嫌い?は 家族では有名?で...

スーパーなどで いわゆる一般的な「エビ」と称する食材を

買ったことがない。てんぷらやでは野菜天ぷらしか食わない。

私に言わせれば輸入物の車エビなんてのは生態系を無視した

いわばゲテモノで...だから私はそういうエビは一切食わない。
       (それは... 極めて個人的な食の好き嫌いの問題だろう...) 


だが サクラエビ は別だ。

ともかく 由比漁港の皆さんが ここ数年 しっかりとした

漁協ルールに基づいて資源管理に努めてきた結果であろうと

敬意を表する。  ローカル経済の見本かも...


かたや 回遊漁...マグロやさんま くじら...いわし さばetc

などのルールは国の利害・大漁業会社のエゴがぶつかり合って

なんとも 資源管理・生態系管理はおぼつかない..ようだ。

最近 イルカが海岸に打ち寄せられた..とか いわしが...とか

という話を聞く。 迷える回遊魚たち の生態系ををなんとか

守りたいものだ。 養殖技術で食管理? 等とは別の問題だ! 


何事でも... 国際ルールなんてものが 上手く機能したためし

がない。


などと  サクラエビ から話は広がる一方なのでここらで

止めるが、

今日の我が夕食は タケノコとアラメ(これもローカル食)

の煮物 ミツバのおひたし  

...そうそう あいにく サクラエビは手に入らなかったが、

晩酌は 由比の小さな蔵元の「正雪」...としゃれこんだ?

由比と言えば 由比正雪 ... 

由比漁港の皆さんはこんな血を引き継いでいるのかもしれない。 

         2023.4.10
               2割農民





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最終更新日  2023年04月10日 04時10分53秒
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