２割農民の気まま日記

2024年（令和6年）　3月　4日の　気まま日記

　　1970年の大阪万博の時、私は大阪で働いていた。

開催の最中に転勤を命ぜられて...アパート借りるのに

苦労した。万博景気で家賃は上がるし、部屋はないし

そして　親戚中の人が万博見学で「泊めてくれ！」と

狭い部屋に寝泊まりに来て...　あれはバブルの始まり

だった。　そんな時代だった。

さて　来年開催という　大坂・関西万博。

時代が違うよな...　夢よ再び？

今時　経済効果云々じゃないだろう。

一つだけ　例を挙げる。

新生児数　1970年　約200万人　　2022年　75万人

戦後　第1次ベビーブーム時代　300万人の年もあった。

未だに　成長・GDP　という視点からだけ経済を捉える

万博推進論者。　


名前云うのも憚られるような人物（論だけでない品格的に）が...　

来年の万博　経済効果は2兆5000億円だ　と言っていた。

だから　何千億円掛けようが 全く問題ない...と。

その根拠を聞くつもりもないが...その話はともかく...

2億円のトイレが8カ所だと。

その方は　それも　全く問題ない...　と。

その根拠が書いてあった。

「もしトイレがないとしたら　大坂の公共トイレまで

往復1時間もかけて行かなきゃならない...とすると...

来訪者3000万人の人が　1時間のロスをする　と。

3000万人　時給1000円と換算して300億円の損失だ。

だから　トイレは必要だ。（当たり前だ！トイレ作るのは...）

2億円なんて安いものだ...」　だそうだ。

この計算もすごいが、トイレに時給を持ち込む...

おいそれと　水も飲めない　下痢もできない...

労働者はトイレに行かずに　おむつを履け！　的。

チャップリンのモダンタイムスでも　そこまでは

描いてない...

いやあ...　すごい論理だ。恐れ入りやの鬼子母神。

聞く処によると、この方元財務官僚？品格を疑うね。

皆さん　心してトイレに入ろう！　

なるべく短時間で済まそう。


今日　確定申告に行ってきた。

若干の還付があったので...　これは　年金から既に

天引されてた税金だからね...すでに支払い済みの...

「申請」して初めて戻って来る。

最初から　机の引き出しに入れておいて　還付？

「裏金」イコール「還付金」だという　自民党政治

こういう論理が罷り通る品格のない世の中になったんだ...




　　　　　　２０２４.　3.　4.
　　　　　　　　　　　　　　　2割農民