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2割農民の気まま日記

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2024年03月09日
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2023(令和5年) 3. 9. の 気まま日記

 選択的夫婦別姓の問題がなかなか進まない、という背景に

統一教会とか旧安倍派系、日本会議系の議員の抵抗がある...

らしい。  という事で この問題の議論は、

戦前日本の家族制度​(家父長制度社会=天皇制=戦争に繋がった)​​

復活させようとする勢力と そうではない民主主義勢力と

のせめぎ合い という形で 問題が捉えられている。

結婚によって女性の権利が様々な面で制限されている日本、

世界の趨勢から日本がおおきく遅れている という現状が

そうさせている(女性の解放という一面を持つ)事は理解できる。

結婚でどちらかの姓にする事は出来るが 別姓は認められて

いないという現状で、大半(95%)の夫婦が 夫の姓を名乗る、

(名のらされている)​といった​慣習からの解放という意味では大い

に意義がある。で...そういう時に 非常に言いにくいのだが、

もう少し違った視点 生命の継承 種の継承 みたいな視点

から捉える事も必要なんじゃないかと かねがね思っていて...

話の前提として「夫婦別姓の選択制」 に別に反対ではない

のだが、私は 折角結婚したんだから なるべく二人は同姓で、

子供も含めて家族は同じ姓の方がいいような気がする... ただ

夫の姓を名乗るべきだとは思わないし、むしろ私は、この際

女性の姓を優先して継いでゆく方がいいように 思っている。

単純に夫の姓に縛られたくない...という事からの解放として

姓は個人の自由にできる...という方向に無制限に広がっていく

のはどうだろうか? と危惧するのである。

「夫婦別姓も可」だけの段階にとどまっていればいいが...

「武器輸出」じゃないが、「第三国」「戦争してない国?」

に限る なんてのが歯止めになるなんてとても思えない訳で...

姓についてもフリーハンドの「姓」になっていいモノかと思う。

さて
前にも書いたような気がするが、生物(動物)の種の継承の

多くは母性系だ。(だけじゃないそうだが) その方が確か? 

じゃないのかな? 人間も 親の血が引き継がれている。

もう一度 言っておくが 家父長制社会には私は反対です。

新しい戦前 そういう社会に引き戻すのは嫌です。

しかし 誰でも どんな姓でも 個人の自由にしていい...

という風潮に進んでゆくとすれば それには疑問がある。

「選択」の出来る事も大事だが、「選択できない」事もある。

姓によってその人のアイデンティティーが失われる?からって

云う事が理由なら それは男性とて同じで...夫婦別姓に自然に

流れてゆく。同姓の夫婦は遅れた夫婦という事になってしまう。

...そんなものなんだろうか...と思う。

生まれた時の姓に馴染みがあるから変えたくない...気持ち分かるが、

そもそも その姓は父親の姓(基本的に現状では)だし... 

それこそ戦前の家父長制度の「姓」を引きずってないか?  

アイデンティティーだけで言うなら 父姓・母姓に限らず、

自分で好きな姓に出来た方がいい事になる。

自分の姓は自分で勝手に決められる、方向に道を開く事に繋がる。

例えば成人になったら自分好みの姓に変えられる という方向に

議論は進まないのだろうか?

それも間違いじゃないかもしれないが もっと議論が必要だろう。 

それと 夫婦別姓にした場合子供の姓はどうなるのだろうか?

多分 どちらでもいいという事なんだろうが、きょうだい別姓で...

大きくなってから この姓は嫌だ...みたいになった時には

どうするんだろう? 離婚して 親権と姓が一致しない時は

どうするんだろう... とか いろんなケースが出てくる。

夫婦別性問題 もう少し掘り下げて考えたいのだが、

そうさせてくれない雰囲気が 今ある。

家父長制度から思考が抜け出せない 老人のたわごと...

統一教会に毒されてる?...なんて思われて、一蹴される。

なかなか言いだしにくい。

さて
それを乗り越えて あえて 私の結論から いうと、

私は 夫婦は同姓をベターとする。(ただし別姓も可)

そして​ 
結婚によって夫婦同姓にする場合は、

女性の姓の継承をベターとする。(ただし男性の姓の継承も可)

子供は基本、親の姓を名乗る。(きょうだいは同姓をベターとする) 

夫婦別姓の場合、子供夫々の姓は親が決める事とせざるを得ないが、

子供は本人の希望により、20歳になった時点で姓をどちらかの姓に

変える事が出来る。

こんな案はどうでしょうか?  

憲法の男女平等原則に反するだろうか?


もう一案 セカンドネームを持つことができる。

ってのはどうだろうか?

例えば 「佐藤 T 正男」とか「鈴木 Mery 花子」

とか...世界にはセカンドや サードネームも...あるやに聞く。 

個人のアイデンティティーと、血の継承を同時に表現できる  

みたいな感じがする。???

姓の多様化 もいいが、好き勝手に自由に変えられる...とか 

何でもいい...ってのはどうかなあ...と思っている。

そもそも「姓」によって個性がゆがめられる? って事

おかしくないか? 個性ってそんなもんじゃないだろう。

まあ 無理して嫌な「姓」なら名乗り続ける事も無いけど...

こんな事もある。 作曲家の服部家とか 宮川さん家とか

代々大作曲家 この家は父親の姓が継承されているのだが、

...血は争えないねえ..素晴らしい家系だ....などという見方は

統一教会の思想に毒されているのかなあ...

母親の血筋を継ぐ立派な家系もある。 デザイナーの森家?

とか 血筋と 人のアイデンティティーが生まれる環境は

関係もある事もあるし、姓が変われば失われるものでもない

気がする。


しかし 社会はどんどん変化して...

子供も必ずしも親の精子でなくても 卵子でなくてもいい

優秀な精子・卵子を選択して、買って...他人に産んでもらう 

男性に受精卵を植え付けて生んでもらう とかの 生命科学

の発展?が進んでいるとか... 私にゃわからない...

こういう時代は そういう時代の哲学が出来て来る のかも

しれない とも思うし...

ただ 際限のない 個人の自由 野放し を危惧すると、

すぐに「極反動」主義者のレッテルを貼られるようで...

夫婦別姓問題に もう少し多様な考えをもって議論した方が

いいような気がしている。 


      2023. 3. 9.
                  2割農民





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最終更新日  2024年03月09日 16時43分04秒
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