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2割農民の気まま日記

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2024年04月05日
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2024年(令和6年) 4月 5日の 気まま日記

 静岡県知事の 川勝氏がまたまた 不穏当な発言をした。

数々の 差別的発言は この人の品性・根性を物語っている。

その限りでは おおよそ自治体の行政を司るに値しない人格

といえる。 発言に反省もない態度は辞任して当然であろう。

しかし 事は そういう事とは別の方向に進んでいる。

リニア新幹線の問題で、彼の発言・態度が常に、JR東海や

国交省にとって、目の上のたん瘤 とされてきたからだ。

辞任 もっけの幸いとばかりに リニア攻勢が静岡県に襲い

かかって来るだろう。

私は リニア問題は川勝知事問題とは切り離して考えるべき

課題だと思う。 次元の違う問題なのである。

知事の発言・人格とは別にもっともっと大きい問題を含んでいる。

「27年開業」は見送られたが、知事辞任をもってこれを翻したり

急速に事を運んでいいという訳ではない。

水問題・環境問題 が解決された...わけではないからだ。

さらに言えば 文明のあり方や国の基本的な問題としても

もっと 議論を深めるべき問題だと思っている。

既に大半の工事が進んでいて「今更...」なる事は百も承知だが...

メディアは今 川勝知事を一人悪者にし「静岡県の難癖」として

卑小な問題に矮小化して、リニア新幹線が社会進歩の必然の様に

語られているが...果たしてそうだろうか。

じっくり再考する機会に、議論を深める機会にしたらどうだろうか。

自然環境問題・都市と地方の格差拡大問題、こういった事を考えた時、

果たして 人の都市間移動に、数十分の時間短縮が進歩といえる

のだろうか?

優先権で言うなら、物流の合理化の方が先だろう...能登半島地震

で物流の改善の必要を イヤという程感じさせられた。

あらゆる知の伝達がデジタルでなされる時代に、人の移動速度

の何が文明の進歩に繋がるのだろうか? 私にはわからない。

観光客? トンネル観光客? そんな人いるのだろうか?

ふんぞり返った国会議員さんの移動手段? ...やだね...

それによって 数兆円の投資は回収可能なんだろうか?

私は 孫と「青春18キップ」で旅をする方が人生の豊かさ

を与えてくれる と思っている... なんちゃって...

鈍行列車で思い出したが、先日も西日本の鈍行旅をしてきた。

敦賀から米子迄の日本海に注ぐ幾つかの川(名前が分からない)​の​

水量の多さにびっくりした。日頃見慣れた静岡県などの太平洋

に河口を持つ川の水量の少なさは何だろう... と考えた。  

経済発達(文明発展?)と自然環境との関係を読み解くヒントが

ありそうだ。

リニア問題で言えば 大井川の水量はダムや その他工場取水

によって、既にちょろちょろ 今や「越すに越されぬ大井川」

の面影は全くない。

地下を掘り返す、ミズミチを変えてしまう...生態系・自然環境

が変わる。議論の中心になる水の問題は余りにも大きい課題だ。

前にも書いたが そもそもなぜ静岡県の地図は そのトンネルを

通そうという部分が県境なのだろうか? を考えてみればわかる。

廃藩置県の時の水源確保という「知の遺産」なのだ。 

それほど水源地は昔から大事にされてきたのだ。

別の視点

今 また地方ローカル線の廃止が急ピッチで進んでいる。

国?国交省?に廃線委員会みたいなのが作られているらしい。

先日はJR北海道の根室本線 富良野~新得間が廃線になった。

あのドラマ「北の国から」の舞台 今も印象深いし、昨年夏

孫と乗って来たばかりの 素晴らしい🚝鉄道だった...

地方は過疎化・高齢化が進み、代替バスも人手不足で動かせない

という。 そんな中 地中深く 弾丸列車が行く!

リニアの東京ー名古屋間の70%がトンネルだという。

糸魚川・静岡構造線のプレート断層地帯を...災害は大丈夫だろうか?

東海地震の時の新幹線の代替交通手段だという。待てよ!トンネルが

一番危ないじゃないか! 


再度言おう。  リニア問題は 川勝知事の問題ではない。

文明のあり方の問題だ。

また 思い出した... アメリカのどこかで民家の屋根に穴が空いた

という。 空から降ってきたモノは「宇宙ゴミ」だろう...という。

既に地球の大気圏外に 巨大なゴミ捨て場が作られているらしい...

人類社会の進歩とは...地中を掘り、大気を汚し、宇宙をゴミ捨て場に。

そんな人類は 地球を捨てる時代に向かうのだろうか?

       2024. 4. 5.
                     2割農民





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最終更新日  2024年04月06日 06時22分42秒
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