☆心の中には宝物がいっぱい☆

うちには男の子がふたりいます。長男が高2で次男が中1。
男の子の思春期って母にとっては分からないことがいっぱいありますよねぇ。
長男は中2・中3のときに気持ちがとても荒んでいて、苦しい時期がありました。
「なんで俺なんか産んだんや」って暴れることもあったし、
大人だったり子どもだったりほんとに扱いが難しくてね…。
でもさぁ、母だから愛情示して見守ってあげることしかできへんのよね。
なにがあってもあんたが必要なんやでって、受け止めて包んであげるしかなくてさ。
その長男は高校入って落ち着いて、ちょっと大人に近付いて頼もしい存在に
なってくれたけど、今度は次男がねぇ…σ(^◇^;)

バレーの練習試合にいっしょにきていて、
余所の小学校のもの勝手に触って壊してしまってね(>_<)
いっしょにいた小5・小6の子と証拠湮滅しようとしたんだって。
結局ばれて私の耳にも入ってきたんだけどさ(;￣_￣)=3
隠すために嘘をつき、たくさんの人に迷惑をかけ…
っていうのは後始末をたくさんの人がしてくれていて…
ほんとに我が子ながら情けないったらありゃしない。大バカもんです(ToT)
自分たちで責任とれるわけないのにさ。
他の子も次男もストレスが大きかったのか、
体調崩して学校休んだりテストが受けられなかったり。
バチ当たるようになってるんだわさo(`へ')○☆パンチ！

今回のことで次男といろいろ話をしたんだけどね、次男は学級代表やってたり
「良い子」のイメージを誇りにしてきたような優等生気質が強い子でさぁ。
今回のことで反省はもちろんだけど、予想以上にかなり落ち込んでしまって。。。(〃_ _)σ∥
ひとつの小さな失敗がきっかけで自棄になっても困るやん。
だけど大人からするとつまんないことで、どんどん道を外れていくのもよくある話で…(-.-;)

とにかく何度も話をしたの。
失敗しながら成長すればいいってことも、
こんな小さな失敗であんたの価値が下がるわけじゃない、
あんたはうちにとって大事な子どもであることにはなんの変わりもないから
自分で自分を諦めたらあかん！ってさ。
その場にいた子4人と母4人で学校へ謝罪に行ってきました。
そしたらそこの教頭先生がほんとに子どものことを
真剣に考えてくれる素晴らしい教育者でねぇ。

弁償代は子どもがお小遣いで払える額にしてくれて
「残りは君らに貸しや！他の子や自分自身がこれから先に悪い誘惑に出会ったときに
(借りがあるんや)とストップかけられる人間に育ってくれると信じて貸しておくからな」
って。
そして「君らのために頭を下げにきてくれたええお母さんがいることを誇りに思って、
これからは親を哀しませるようなことをするな」と。

子どもたちはそれぞれに泣きながら謝罪しました。
嘘をついてごまかしたこと、迷惑かけてしまったことを精一杯誠意を込めて謝りました。
教頭先生が後から母たちだけにして
「親が自分のために謝る姿を見せるのが一番子どもの心に届きます。
私も親なんでお母さん方の気持ちもよく分かるんです。
わざわざきていただいてありがとうございました」って言うのよ。

こちらこそありがとうございました～！やんね。
自分の学校の生徒じゃないのに、休みの日に学校まできていただいてさ、
真剣に子どもたちのことを想って叱ってくれて。
ほんとにありがとうございましたって感謝の気持ちでいっぱいになりました。
次男にしても他の子にしても、すごくいい経験というか人生勉強になったと思うんだよね。
してはいけないこと、失敗したときにはどうするべきなのか、責任と役割り…。
これがいい教訓になってくれたらいいな。