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Shige & Happy の 気まぐれ写真日記

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2011/09/14
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ベルゲンで夜の町歩き

 船は北海のノルウェー沿岸を北上し、今日(9/14)の19時にはベルゲンに着く予定だった。寄港日前日の夕方に着くのは8月16日のポートサイド以来で、みんなそれを楽しみにしていた。何が楽しみかというと、夕方から街に出て食事やちょっとした買い物ができるという楽しみである。

 ところが夕方になって、「天候悪化のために運行予定が遅れ、ベルゲン港着岸は21時ごろになります」という船内放送があった。この放送で外出をやめた人も多いようだ。自分も知り合い数名と出かける予定にしていたが、夜も遅いし天気も悪そうだから外出中止を決めた。

 ベルゲン港は外洋から100Kmほど入った、氷河によって削られてできた深い湾の奥にある。内海に入ると、大きな白波が立っていた海はうそのように穏やかになり、湖のように静かになった。そして、まだ明るさの残る20時過ぎ、2つの大きな吊り橋の下をくぐって港内へ進入した。

「ベルゲン入港」
ベルゲン入港110914 
(灯が輝き出したベルゲンの街並み、左の山頂付近の灯がフロイセン山の展望台)

 9時30分頃、上陸許可の放送があった。一旦は上陸を思いとどまったが、Aさんから「出ましょうか」という電話があり、2人で出かけることにした。Aさんはフルマラソンが趣味で2時間40分台の記録を持っている。今は、60歳台で3時間を切ることが目標で、船上でも日々ジョギングをしている。そんなAさんの歩きはとても速い。遅れないようにと自分も早足でついていく。

 10分ほど歩いて世界遺産のブリュッゲン地区に着いた。間口は狭いが奥行きのある木造家屋が建ち並んでいる。その一階部分には土産品店や日用品や家具などの店のほか居酒屋もあるようだ。

「夜のブリュッゲン地区」
ブリュッゲン110914 
(建物の隙間の細い通路にも、しっとりと落ち着いた感じの居酒屋などがある)

 ともあれ、23時まで運行しているというフロイエン山のケーブルカー乗り場をめざす。フロイエン山は標高320m、ベルゲンの街を一望できる観光名所である。

 22時過ぎにケーブルカー乗り場に着いた。ところがチケット売り場の自動発券機は現地通貨(クローネNOK)しか使えない。困っていたら同じピースボートの若者たちが来て、下のATMでカードを使って現地通貨が引き出せたと言う。行ってみたらAさんのカードは使えたが、なぜか自分のカードは銀行が提携していないというようなメッセージが出て使えなかった。

 ノルウェーはユーロに加盟していない。仕方ないので、Aさんに往復料金70 NOKを貸してもらい、22時30分発のケーブルカーに乗る。最大傾度26度、全長844mのケーブルカーは滑るように急傾斜の坂を登っていく。約6分で頂上駅に着き、駅を出た所が市内を一望する展望台だった。

「ベルゲンの夜景」
ベルゲン夜景110914 
(目に入る全ての地域が落ち着いて輝いている。右には我々のオセアニック号が見えていた)

 ノルウェー第2の都市といっても、人口はたった25万人だから小さな町かと思っていたら、いやいやとても立派な夜景である。船旅の仲間でこの夜景を今日見ることが出来たのは、我々のほかにほんの数名だけだった。しばらく景色を眺めて下り最終便23時00分発に乗って町に下った。

 ブリュッケン地区に戻り、居酒屋でビールを飲む。北欧の物価の高さには慣れたが、1杯が71NOK、ということは約1,060円である。味は○○ドライ、○○絞り、○○モルツの3つの中では、○○モルツに一番近いけど、それよりさらにコクが深いという感じだった。

「土産物店のショーウインドウ」
ベルゲン土産店110914 
(午前0時をまわったこの時間、営業はしてなかったが、北欧を感じさせる土産物が並んでいた)

 居酒屋を出て街並みを散策した。結局、船に帰ったのは午前1時過ぎだった。今日は帰船リミットは決められていなかったから、夜のベルゲンをもっと遅くまで楽しんだ人もいただろう。

 明日(9/15)は早朝出発のフィヨルドツアーに申し込んでいる。朝寝坊は絶対できない。






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Last updated  2015/01/05 01:24:58 PM
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