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テーマ:ニュース(99609)
カテゴリ:最近のニュース
東京で、これまでで最多の47人の感染者 小池東京都知事は神奈川、埼玉、千葉の県民へ、都内への移動を自粛するように要請した。昨日、今日と、東京では感染者が急増している。この状況を踏まえての要請である。また、都知事は今週末の外出自粛も要請した。 この外出自粛要請に、都内のスーパーでは食料買い出しの人々の列ができているというニュースも流れている。「TOKYO 2020」の来年の夏ごろの開催という決定が出されたばかりだが、状況は急激に悪化して外出自粛という緊急事態となった。 「ネットのニュースから」 (移動や外出の自粛は、それが「要請」であっても人の自由を奪うことだ) 中国中央部の大都市武漢(人口1090万)から始まった新型コロナウィルスの感染は世界中に拡大している。1日違いではあったが、オリンピック、パラリンピックの延期の方が早く判断されたことはある意味ではひとつの救いであった。 今日の新聞では、大会延期に戸惑う関係者やアスリートが報道されたが、明日の新聞はおそらく、新型コロナウィルスのパンデミック(pandemic=世界的流行)の記事が多いだろう。オリ・パラより、人の健康や人命がより深刻な問題である。 「雨の中で」 (「枝垂れ桜」だが、まだ若木で枝が伸びていないので「乱れ桜」の状態) 比較的に感染が抑えられていた日本での、ここ数日の急速な感染拡大は驚きをもって世界に伝わっているだろう。人口密集地帯でのことと、安閑としておられない不安がある。地方でも「クラスター感染」が心配されるからである。 クラスターとは「集団」という意味で、ウィルスの小規模な集団感染のことである。感染者と「濃厚接触」することで人口密集地でなくても起こりうる。「濃厚接触」とは医学用語ではなく明確な定義はないが、次のようなことが考えられる。 患者と同一世帯で生活していた人。必要な予防対策をしないで患者の処置や搬送に関わった人。患者の体液や分泌物などに予防対策することなしに触れた人。手で触れる範囲(ほぼ2m以内)で患者と接触した人。 今日(3/26)の新聞では、イタリアでは聖職者の死亡者が50人を超えたという。これはコロナウィルスによる死亡者の葬儀・埋葬に立ち会うことで、ウィルスに感染するような接触があったということだろう。 「ひっそりと」 (ピンク色の枝垂れ桜が季節を知らせてくれるが、雨の中で寂しそう) 年度末の今、日本では転勤や進学、就職で人の移動が一年間で一番激しいときである。この時期での感染者の増加はタイミングとして最悪である。 例年なら、今頃は各地からの桜満開のニュースがあふれる時期である。ところが今年は一転して、弁当もアルコール類もなく、少人数で距離を置いて歩きながら眺める花見となるだろう。 どこからか、この危機に関して明るいニュースが飛び込んでこないものか。 ↓ランキングに参加しています。良かったらクリックをお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/03/28 05:38:26 PM
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