【中古】文庫 風の中のマリア【10P13Jun14】【画】【中古】afb
昆虫の擬人化か・・・ファーブルの二番煎じ?と軽んじながら読んでみたら・・・
止まりません。
大雀蜂、ほらあの黒と黄色の縞々の凶暴極まりなく、
しかも何度か刺されるとショック死の恐れがある恐怖の蜂の物語。
命とは何か、宇宙単位で感じられるすごいストーリーでした。
約30日間で一生を終える働き蜂、そのすさまじい生き方
そしてひたすら卵を産み続ける女王蜂のこれまたすさまじい生き方
遺伝子を残すために、ただそれだけのために
すべてを犠牲、自分も他の生物もすべてを犠牲にする生き方
やはり生命体は遺伝子の乗り物なんでしょうか・・・