※「病気」等センシティブな内容を含みます。閲覧にご注意下さい。
「オレンジリングのイベントやるみたい。行く?」
職場のコロナクラスターが何とか終息に向かいだした霜竜が言う。
リアルイベントがちらほらと開催されはじめ、徒歩圏内のコミュニティセンターのイベントに散歩がてら出かける。
「これ、オレンジリボンじゃね?」
コミュニティセンター周辺に人垣を作る、子どもさん達とその保護者と思われる姿。
オレンジリングは認知症啓発。
【ふるさと納税】「認知症になっても輝けるまちづくり」活動応援セット(折り鶴アクセサリー、オレンジ夢リング)【認知症 折り鶴 アクセサリー オレンジ 夢リング リング 折り紙 応援セット 大阪府 門真市 】
オレンジリボンは児童虐待防止啓発。
新凍りついた瞳(め) 「子ども虐待」のない未来への挑戦 (集英社文庫) [ 椎名篤子 ]
ナチュラルな霜竜の間違いにツッコミを入れつつ、せっかくだからと足を踏み入れた。
本当に久しぶりの「人の賑わい」にびびる。
コロナ禍でも研鑽を積んでこられたのであろう、ステージ上で発表される子どもさん達のダンスや催しに見入り、絵画や工作を鑑賞した。
仕事も出来ず、何も生み出していない自分が辛い。
納税がしたい。
唐突に思った。
子どもさんは世界の宝。
宝にしっかり課金出来るように・仕事できるように治療するぞ。
そう思いながら人混みを後にした。