さすらいの若旦那の日記。

会社の帰り。
オフィスから最寄りの駅まで人が多く行きかうところを歩いていく。

地下街が入り組んだ通路。
たくさんの人が別々の方向に歩いていく。

正面から向かってきてまっすぐすれ違う人。
少し足早に私を追い越して進んでいく人。

左から右へ流れていく人。
右から左へ進む人。

それそれみんな、生きている。
同じ時代を共有しているが、全く関わりのない人。

こんなに数多くの人がいる中で、人と人は巡り会う。
今日もまたどこかで出会いと別れが繰り返される。

別れが来ると知っていながらも、
人は出会いを求める。

悲しい別れがくるとしても、出会いを大切にしたい。
出会えたのはきっと神様がそう仕向けたからかもしれないから。

ご縁。
運命。

宿命。
奇跡。

最近、そんなことを強く感じるようになった。