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カテゴリ:古武術 八卦掌 太極拳
鉄道での移動では、もはや立っていたいという気持ちの方が強くなりました。
北京にいる玄学の師は、対面でもリモートでも、講義中は決して座りません。何時間も立っているので、弟子たちは気を使って椅子を用意したり、休憩を促すのですが、師は立っている方が好きだと言って座らないのです。 その師が、2019年の冬の寒い時期の10日間合宿で、自分は鉄道で移動する際もデッキに立っているのが好きだと言っていました。中国ですから、最低でも二、三時間以上は当たり前です。 普通なら、指定席ですから、立つ必要がないのに立っているのは損をした気分になるはずです。当時日本のメディアでも、中国の列車内の席の奪いあいの喧嘩が面白おかしく取り沙汰されていました。 それくらい中国人は座るのが好きですし、損するのが大嫌い💔。 私も当時は席があれば座る、なければ、立って站とう功。という感じでしたが、最近では、私も立ちたくなる様になりました。 満員電車は辛いものですが、特急列車や新幹線はそれほど頻繁に止まりませんし、人の往来も少ないので、静かに立っていることができます。 站とうの仕方も以前とずいぶん変化しました。一見普通に立っている様に見えます。両足幅も狭く、目も見開き、内観しながら、内側を動かします。 この方法になってから、歪んだ骨と筋が自然に修復を開始するのを感じられます。 身体は独立した意志を持っていると確信しています。 自らの脳の思考を停止し、身体に任せるのです。 こうしていると、とても心地よく、楽なので、ずっとこのままでいたいという気分になります。座っているよりも楽です。 ずっと仁王立ちの様に居座るのではなく、揺れに合わせて動きます。 ですから、「站とう」(たんとう)と「行とう」(ぎょうとう)を掛け合わせた感じです。 大体2時間くらいしたら、座って休むのがいいかなと思います。 立つ感覚のモデルはこちらの方 大股開いとるやん… 人がいなければ、肩幅弱か…。人がいれば、拳一個分くらいかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年12月19日 12時34分48秒
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