映画『メイタイム・イン・メイフェア』(1949)
メイタイム・イン・メイフェア 1949 (ミュージカル、ロマンス) アンナ・ニーグル、マイケル・ワイルディング、ピーター・グレイヴス映画Cult Cinema Classicshttps://www.youtube.com/watch?v=vkm1W4adTyM感想としては、あまり好きな作品とは言えない。アンナ・ニーグルさんはちょっと険があり、反対にマイケル・ワイルディングさんは柔らかすぎ。アンバランスさを感じた。前に観たイギリス映画だったら『淑女は離婚がお好き』 (1936)のマール・オベロン、ローレンス・オリヴィエのコンビの方がいいかな。https://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw/diary/202304040002/アメリカ映画『襤褸と宝石』(つづれとほうせき My Man Godfrey 1936年)の主演・ウィリアム・パウエルはイギリス俳優。こちらも良かった。https://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw/diary/202305250006/途中、カットがあったかもしれないが、いくつか唐突なシーンがあった。1:11:37 2人が急に華麗にダンスし始めた! ダンス自体は素晴らしい。アンナ・ニーグルさんがダンススクール経営したというのにも納得がいく。1)注目した英語表現5:47 アイリーンとマイケルが出会うシーン。アイリーン:Hello.マイケル:We've met before, haven't we?アイリーン:Have we?マイケル:Yes, I assure you.こんにちは。前に会ってますよね?会った?ええ、保証します。このやりとり、出会いのシーンの定番ですね。ディズニー『眠れる森の美女』のフィリップ王子とオーロラ姫のやりとりも同じです。1:26 フィリップ王子:Don't you remember we've met before?(覚えている? 僕たち、会っていますよね)オーロラ姫:We have?(会っている?)フィリップ王子:Of course. You said so yourself. Once upon a dream.(もちろん、自分でそう言いましたよ、夢で1度と)動画:An Unusual Prince/Once Upon a Dream (From "Sleeping Beauty")DisneyMusicVEVOhttps://www.youtube.com/watch?v=TXbHShUnwxY11:17 初めて会う2人をマイケルが仲介する場面。アイリーンがこちらにやってきて、ヘンリーに向かって… Our manageress, Miss Eileen Grahame.(うちの経営者、アイリーン・グラハムさん)This is Henry Hazelrigg, my second cousin.アイリーンに向かって…(こちら、ヘンリー・ヘイゼルリグ、僕の又従兄[またいとこ]です)→ manageress(女性支配人), second cousin(またいとこ)を初めて知りました。20:04 Eileen, I don't want to go home.(アイリーン、家に帰りたくない)初めて会った日に彼女のアパートメントの前で猛アプローチするマイケル。大事な話の前には、まず「名前を呼ぶ」のが大切ですね。これが英語の流儀!I want to ~の例文に使えますが、中学校の教室では無理かな!1:09:46 Will you please go away? (DeepL翻訳:出て行ってくれない?)とアイリーンがマイケルに言う。Will you please ~? は、命令調。丁寧さはない。the way SV「SがVするさま」の例文を集めているルター。最後の方のシーンのコメント欄でI don't like how she kissesを発見し、早速メモ。I don't like the way she kisses.I don't like her kissing.と書き換えできる。確かに、あまり良い感じのキスシーンではなかったかも。2)映画についてWikipedia引用:Maytime in Mayfair is a 1949 British musical romance film directed by Herbert Wilcox and starring Anna Neagle, Michael Wilding, Nicholas Phipps, and Tom Walls. It was a follow-up to Spring in Park Lane.[3]The film was one of the most popular movies at the British box office in 1949.[4][5]DeepL翻訳:『メイタイム・イン・メイフェア』(Maytime in Mayfair)は、ハーバート・ウィルコックス監督、アンナ・ニーグル、マイケル・ワイルディング、ニコラス・フィップス、トム・ウォールズ主演の1949年のイギリスのミュージカル・ロマンス映画。この映画は1949年のイギリスの興行収入で最も人気のある映画の一つであった。3)主演のアンナ・ニーグルさんとハーバート・ウィルコックス監督についてWikipedia引用:アンナ・ニーグル(Dame Anna Neagle DBE、 1904-1986)はイギリスの女優および歌手。要約と抜粋:ハーバート・ウィルコックス監督さんの3番目の妻(夫53歳と妻39歳で1943年結婚)。2人はたくさんの映画を作ったが、事業(彼女のダンススクール経営を含む)に失敗して破産した。しかし、彼女の舞台の興行収入で立ち直れた。Wikipedia抜粋・引用:Wilcox was plagued with financial troubles in the 1950s and 1960s. He missed an early opportunity to invest in television; Anna Neagle's chain of dancing schools failed.However, the musical play Charlie Girl, starring his wife Anna Neagle, ran for five years and resolved this financial situation.ハーバート・ウィルコックス監督の1人目の妻とのエピソード。英語表現が興味深かった。damageは《法律》損害賠償(金)なんですね。Wikipedia引用:In June 1917, Herbert Wilcox was granted a divorce from his first wife Dorothy, whom he had married on 2 December 1916 at St Luke's (CoE), Brighton. At the time, Herbert Wilcox was a lieutenant in the Royal Flying Corps. His wife was "carrying on a disgraceful intrigue" with an also-married Mr. Stanley Steel. The jury awarded Wilcox damages, possibly shared with Mrs Steel, of £750 plus costs.DeepL翻訳:1917年6月、ハーバート・ウィルコックスは1916年12月2日にブライトンのセント・ルークス(CoE)で結婚した最初の妻ドロシーとの離婚を認められる。当時、ハーバート・ウィルコックスは王立飛行隊の中尉だった。彼の妻は同じく結婚していたスタンリー・スチール氏と「不名誉な陰謀を続けていた」。陪審はウィルコックスに、おそらくスチール夫人と折半したと思われる750ポンドと費用の損害賠償を与えた。4)主演のマイケル・ワイルディングさんについて関係代名詞の非制限用法! 授業では使えないか…。18歳以上にはいかがでしょうか!Wikipedia引用:Michael Charles Gauntlet Wilding (1912 –1979) was an English stage, television, and film actor.He was married four times, including to Elizabeth Taylor, with whom he had two sons.He and Taylor, who was 20 years his junior, had two sons, Michael Howard (born January 6, 1953) and Christopher Edward (born February 27, 1955). DeepL翻訳:マイケル・チャールズ・ガントレット・ワイルディング(1912~1979)はイギリスの舞台、テレビ、映画俳優。エリザベス・テイラーと4度結婚し、2人の息子をもうけた。20歳年下のテイラーとの間には、マイケル・ハワード(1953年1月6日生)とクリストファー・エドワード(1955年2月27日生)の2人の息子がいる。→実生活でも人気者だったようですね。