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●ようこそ! 新英語教育研究会 神奈川支部のページです。
★神奈川新英語教育研究会・春の一日研修会のご案内 神奈川新英語教育研究会では、昨年に引き続き「春の一日研修会」を対面形式で行います。 講演は朝尾幸次郎先生にお願いすることができました。 是非、ご参加いただけますようよろしくお願い申し上げます。 神奈川新英研事務局長 萩原 一郎 ● 日時 5月19日(日)10:00~17:00 ● 会場 大倉山記念館・第4集会室 (東横線・大倉山駅下車徒歩5分)Tel.(045)544-1881 ● 参加費 一般:2,000円 神奈川支部会員:1,500円 学生:500円 ● 申込み方法 以下のformsより申し込んで下さい。 https://forms.gle/9JrWnDg1q3EXk52q7 ※QRコードがあります:https://www.shin-eiken.com/act/reikai/2024/kanagawa2405.html 参加費は当日、受付でお支払い下さい。 なお、申込み後に参加を取り消す場合は以下の問い合わせ先に必ずメールで連絡をして下さい。 ● 問い合わせ 萩原一郎(fwnf6910※nifty.com)(※を@にしてください) ● 日程 9:30~10:00 受付・事務連絡 10:00~11:30 高等学校実践 11:30~12:30 昼食 12:30~14:00 中学校実践 14:10~16:30 講演(質疑応答含む) 16:40~ アンケート記入・事務連絡 17:00 終了 ※終了後に簡単な懇親会を行う予定です。 ●高等学校実践(10:00~11:30) 倉本和晃さん(慶應義塾高等学校) 「評価発問~生徒の考えを引き出すための工夫~」 授業や試験では毎回生徒たちに自分の意見をアウトプットする機会を与えています。その際に痛感するのは、生徒からよい答えを引き出せるかは教員の質問次第であるということ。前半は発問の種類(事実・推論・評価)および私の授業では各発問をどのタイミングで与えているかについてお話しします。後半はワーク形式とし、皆様に使用教材を読んで評価発問を考えていただき、そのあと実際に生徒に与えた質問と彼らの答えをご紹介します。 ●中学実践報告(12:30~14:00) 大越範子さん(杉並区立阿佐ヶ谷中学校)「「○○を紹介しよう」は相手があって評価できるもの」 コロナ前、海外はもっと身近にありました。帰国子女もいたし、学芸大学の留学生も気楽に授業に来てくれました。コロナ後はというと、教科書ばかりが発展的になり、「○○を海外の人に紹介しよう。」だとか「世界の中学生に向けてインターネット番組に投稿しよう」だとか、不特定多数のメディアや実在しない人に語る題材に疲れを覚えます。コミュニケーションの本質を生徒と共に探ります。 ●講演(14:10~16:30) 朝尾幸次郎さん(元立命館大学教授) 「これでいいのか、文法用語」 今では英語教科書はコミュニケーション中心です。教科書でそれを支えているのは、実は不定詞や現在完了など文法の理解です。ところが、その文法は100年前とほとんど変わらない,いわば「ガラパゴス化」したものです。わかりやすい文法の理解、教え方を具体例を通してご紹介したいと思います。 ※朝尾 幸次郎さん紹介 元立命館大学文学部、言語教育情報研究科教授。1949年、広島県生まれ。1971年、東京外国語大学(外国語学部)英米語学科卒業。1974年、デンバー大学大学院(スピーチ・コミュニケーション研究科)修士課程修了。1976年、東京外国語大学大学院(外国語学研究科)修士課程修了。主な著書に『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』大修館書店 2019、『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」2』大修館書店 2021がある。 ★次回以降の神奈川支部例会 7月以降はZOOMによるオンライン例会を予定しています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■これからの英語教育を考える会2024 兼 新英研宮城大会プレ集会 「英語教育のあり方をみんなで考えよう~子どもたちがより幸せに学べるように~」 主催:新英語教育研究会 後援:小学校テーマ別英語教育研究会(ESTEEM) 期 日:2024年6月2日(日) 本会場:都内会場を予定 東北会場:宮城県東松島市 矢本東市民センター オンライン : Zoomでのオンライン参加もできます。 *参加費を振り込まれた方は、後日、録画視聴も可能です。 *会場参加の方も事前登録をお願いします。 申込み:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZclcuyurjgvE9Ic98XOC5qZ2EayXSb4SGd1#/registration 参加費:教員・一般 1,000円/学生 無料 参照ページ:https://2024pre.shin-eiken.com/ 【 第Ⅰ部 10:00~12:30 実践報告:小中高3人の発表】 小学校「誰も教えてくれない小学校外国語の書く活動」 伊藤 正浩さん(福島・本宮市立本宮まゆみ小学校 英語専科教員) 中学校「苦手な生徒が多い長文読解をReaders Theatre手法で、楽しく深める」 尾張 至伸さん(青森・中学校) 高 校「自ら学ぶ生徒を育てるには~生徒たちの姿から~」 西田 陽子さん(京都・京都府立洛東高等学校) 【第Ⅱ部 13:30~15:50 講演 / 交流 】 「学校英語教育が破綻しかけているのはなぜか? ~1970年代からの英語教育行政を振り返りながら~」 久保野 雅史さん(神奈川大学教授・英語授業研究学会会長) ★レポート概要 ●小学校実践 伊藤 正浩さん(福島・本宮市立本宮まゆみ小学校 英語専科教員) 「誰も教えてくれない小学校外国語の書く活動のアイディア」 英語が嫌いだという中学生、小学生が多くなっている。その原因は、小学校で外国語 が教科化になり、さらに中学校の教科書が難しくなったからだと思う。小学校では英 語に「慣れ親しむ」と言いつつ、英語を書く活動についてほとんど何も具体的な情報 も実践報告もない。「どうしたらいいの?」と悩む先生に一つのアイディアを! ●中学校実践 尾張 至伸さん(青森・中学校) 「苦手な生徒が多い長文読解をReaders Theatre 手法で楽しく深める」 教科書の長文読解は、紙面上の文字を目で追っていくが、誰がなぜこの言葉をここで言っているのか、どのような意図をもって言っているのか、などと考えはしない。しかし、これをReaders Theatreの手法を用いることで、その場面・状況・背景を考えながら、仲間と主体的に読解を深めていくことができる。その実践例を紹介する。 ●高校実践 西田 陽子さん(京都・京都府立洛東高等学校) 「自ら学ぶ生徒を育てるには~生徒たちの姿から」 英語が苦手、嫌いだという高校生と長く接してきました。そんな彼らも「わかる」という実感が持てるとき、深い内容を持つ教材に出会うとき、英語を通して自己表現する楽しさに目覚めたとき、自ら学び始めるように思います。生徒たちの姿とともに、どんな教材でどんな授業をしているのかを紹介したいと思います。 ●講演「学校英語教育が破綻しかけているのはなぜか」 久保野 雅史さん(神奈川大学教授・英語授業研究学会会長) 極端に難化した教科書で授業についていけない中学生が悲鳴を上げ、小学校でも英語学習への意欲が二極化するなど、学校英語教育は破綻の危機に瀕しています。この根源は「外国語教育の抜本的強化のイメージ」で文部科学省が設定した目標が非現実的なほど高すぎるからです。楽観的で右肩上がりの英語教育像がどうして描かれたのか? 1970年代以降の学習指導要領の変遷や、教育基本法改定で新設された「教育振興基本計画」の問題点に触れながら考えていきます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ●神奈川支部例会の過去の報告が新英研HP(https://www.shin-eiken.com/act/reikai/index.html)で読めます。 「会の活動」→「支部例会」へと進みます。(見城さん、ありがとうございます!) ●新英研のサイトはsakuraに移行中(見城さんに多謝!)http://shineiken.sakura.ne.jp/wp/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ★『神奈川新英語教育研究会50周年記念誌』のご案内 『神奈川新英語教育研究会50周年記念誌』が先日完成しました。ご一読いただけると、幸いです。 総ページ数:144ページ 内容:第1部 50周年に寄せて 第2部 実践の記録 第3部 活動の記録 発行:2020年7月11日 入手方法:郵送料込みで1,000円でお分けします。 萩原一郎(fwnf6910※nifty.com)(※を@にしてください)にご住所とお名前をお知らせ下さい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ●新英研には①支部会員と②全国会員があります。 公立・私学の中学・高校の英語教員を中心に、小学校教員・大学教員や塾関係者、英語教員を目指す大学生・社会人など、英語教育にかかわる方々が会員になっています。 神奈川支部では、「レポーター謝礼」と「ZOOMプロのライセンス契約」で、例会1回換算で10000円ほどかかります。 会員になってサポートしていただければ幸いです。 ① 神奈川支部会員になると… ※会費特典 ・支部会報を送付 ・5月研修会の参加費割引(支払い当日から割引適用) ※支部会費年額2000円(zoom参加のみ、学生1000円) 継続会員は基本として5月研修会のときに更新しています(支部会費未納の方、納入お願いします。) ・お問い合わせ・お申し込みは萩原一郎(fwnf6910※nifty.com)(※を@にしてください)まで。 他支部は各支部にお問い合わせ下さい→新英研HP(http://www.shin-eiken.com/)にリンクがあります。 ②全国会員になると… ・雑誌『新英語教育』年間12冊+新英研会報(年6回)=年会費12,000円(学生6000円) ・口座番号:東京-00180-9-81600 加入者名:新英語教育研究会 ・お問い合わせ・お申し込みは、新英研HP(http://www.shin-eiken.com/)へ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■外国語教育の四目的と新英研 第一目的「外国語の学習をとおして、世界平和、民族共生、民主主義、人権擁護、・環境保護のために、世界の人々との理解、交流、連帯を進める」 第二目的「労働と生活を基礎として、外国語の学習で養うことのできる思考や感性を育てる」 第三目的「外国語と日本語とを比較して、日本語への認識を深める」 第四目的「以上を踏まえながら、外国語を使う能力の基礎を養う」 出典:新英研ハンドブック第五版2015三友社出版 pp.8-9 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■このHPは神奈川支部会報担当の「英文法のルターさん」を名乗る和田が個人として運営しております。以下のブログ記事は、「英文法のルターさん」のプライベートな内容も含んでおりますのでご了解ください。 ★ブログ記事「新英研への感謝2014.12.23」をお読みください。新英研との縁(えにし)と私の幸運について書きました。 http://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw/diary/201412230001/ ふだん、3つの発信をしています。 ① 新英研神奈川支部・会報担当として 新英研神奈川支部HP:https://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw/ ②「英文法のルターさん」として、日本の英語教育に提案 ルター式英文法:https://eibumpoluther.com/home/ YouTube「ルター式英文法」:https://www.youtube.com/@eibumpo_luther Twitter(X):https://twitter.com/eibumpoluther ③「エシャロット和田」として、花の写真を1分で紹介 YouTube「花と私」:https://www.youtube.com/@echalote-wada Twitter(X):https://twitter.com/sasuke526
カテゴリ:スピッツ・草野マサムネさん
Facebookの思い出機能で10年前の記事再読。草野マサムネさんでタグづけ。 ~~~~~~~~~~ 2014.04.29 ルターの休日:啐啄同時(そったくどうじ)、ヘッセ『デミアン』 カテゴリ:スピリチュアル・合気道・健康など 先々週、「卵が内側と外側で同時につつく」という話の流れで(いったいその前はどういう話の流れだったのだろう?)、ルターは、(たしか内田樹さんが著書で使っていた言葉だったな~と思いながら)「啐啄同時」(そったくどうじ)と言いたかったのだが、「そったく…、なんだっけ?」と、文字が思い出せず、言わずじまいで、そのままにしていて気になっていた。 そのときに「ヘッセですね」と言われ、「卵とヘッセと、つながっていたっけ…?」と思いつつ、その話は終了した。 一昨日、ふと思い出して検索してみた。 以下の一節のことだとわかった。 ヘッセ『デミアン』から抜粋:『鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアブラクサスという』 グノーシス派や神秘主義、そういったものが、ふと、日常に忙殺されていた私の心の中を横切った。 [余談ですが、4月中旬から、校長先生の厳命により、19時に全員強制退去(!)で「残業なし」になっているので、ルターもやっと元気になってきました。素晴らしい校長先生だと思います。感謝。] そして今日、「ヘッセ『デミアン』 卵」で検索したら、以下のyahoo知恵袋に至った。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1364217663 デミアンは主人公の分身だったのか…。 ルターはヘッセの作品では『知と愛』『シッダールタ』が好きなのだが、同じテーマだと思う。2分法、陰陽の相克である。 ルターの好きなスピッツ草野正宗さんが、昨日届いたファンクラブ会報にブラッド・ピット主演の映画『ファイト・クラブ』がお薦めだと書いていた。あらすじをwikipediaで読んだ。「他者」だと思い込んでいた「自分の分身」と自分との相克がテーマなのか、と思って、その後、このブログ記事を書き始めたので、すべてが重なってきた。 (ちなみにスピッツには「鳥になって」「たまご」という歌があり、正宗さんもヘッセ好きなのかなと拝察しています。) 話を戻すと、「啐啄同時」というのは、人の意思を排したところで生じることなのだと思うので、ルターはgo with the flowという気持ちで待っています。
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Last updated
2024.04.27 07:51:57
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