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新英語教育研究会神奈川支部HP

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ルター、学校へ行く(相談員4年目+サポート校2年目2012)

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★「英文法のルターさん」の英文法の提案①~③ 
① 英文法の誤解を解き、体系を提示する必要があるとルターは考えています。
 例1) 時制は2つです! =現在時制(説明文向き)と過去時制(物語文向き)
「時制はいくつある?」と問うと…
「2」=現在時制と過去時制
「3」=現在時制と過去時制と未来時制
「12」=単純形、進行形、完了形、完了進行形の4つ×3[現在・過去・未来]…などの答えが出ます。
willを含む助動詞の体系が理解できれば「未来時制」はないと分かります(文科省もwillは「未来表現」のひとつだと見なしている)。

「3」だと思う方は、「時」(time)と「時制」(tense)を混同しています。
「12」だと思う方は、「述語動詞の形」(verb forms)と「時制」(tense)を混同しています。
「時制」(tense)は、文全体の調子です。
 「説明文や対話文」調=現在時制
 「物語文や報告文」調=過去時制
 仮定法は、現在形・現在進行形・現在完了形を3本柱として現在時を基調とし、
 「今、こうなっている」と話し手が聞き手に説明する調子(=現在時制)のなかで、
 If I were you,…「(もし)私(が君)だったら」と過去形を用いたときの違和感が持ち味です。
 例2)「週末は何するの?」What are you doing this weekend?、
    「来週引っ越すんだ」I'm moving next week.のような
    予定の表現で「現在進行形」が日本の学習者が思いつかないのは、
    「時制」が分かっていないからです。現在進行形は未来が担当領域です。

② 日本の英語教育の問題点は「教材や付録の不備」にあるとルターは考えています。
 例1) 規則動詞の発音(watched ウォッチトゥ)や
     不規則動詞の発音(won ワぁン, drewドゥルゥー)が出来ない生徒がいるのは
     発音が書いていないせいです。
     →ルター式英文法では「発音記号にカナ振り」を提唱します。
 例2) studyingのyを取ってしまう生徒がいるのは
     studiesやstudiedの「-es,-ed」と混同しているからです。
     →ルター式英文法では「つづりと発音のルールを中学高校教科書巻末付録に常時掲載すること」を提唱します。
     https://eibumpoluther.com/eibumpoluthers-appendix-rules-01-spelling-and-pronunciation-8pages/   
 例3)Do they ~?や Have they ~?など組み合わせが分かっていない生徒が多いのは「表」がないからです。

③ 現在完了形・現在完了進行形で見落とされている用法があります。
◆現在完了形《動作の未遂の継続》「(最近、ずっと)~していない」
※動作動詞の否定+起点(since ~)・期間(for ~)
 I haven’t seen her since last Friday. 私は金曜日から彼女に会っていない。
 I haven’t had a haircut for two months. 私は2ヶ月間散髪していない。
 How long have you not had a haircut? どのくらい散髪していないのですか。
◆現在完了進行形の《臨場感ある完了》「(さっきまで)~していたんだ」
(現在完了形《完了》「(すでに)~している」よりも臨場感がある。
 現在完了進行形《動作の継続》(今までずっと)~している)とは異なる。)
 I’ve been running. (さっきまで)走っていたんだ。

※別サイト「ルター式英文法」の記事もご覧下さい。
①【時制】②音楽の長調・短調のような、現在時制《説明調》・過去時制《物語調》
 https://eibumpoluther.com/eibumpoluthers-english-grammar-02-two-tenses/
②【英語学習者必見!】8ページでわかる「つづりと発音のルール」無料pdf付き
 https://eibumpoluther.com/eibumpoluthers-appendix-rules-01-spelling-and-pronunciation-8pages/
③【驚き】教科書に詳しく載っていないのに英会話で使う、現在完了形・現在完了進行形の3つの用法!
 https://eibumpoluther.com/aspect-present-perfect-and-present-perfect-progressive-details/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★「ことば」が私たちを護る= 憲法護持! 「緊急事態条項」阻止!
 NHK日曜討論(2015.9.6)で取り上げられた視聴者のことば「ことばだけでは護れない」を聞いて驚いたよ。
 憲法九条という「ことば」が私たちを70年間近く護ってくれていることを認識していないなんて。
 巨漢のアーミテージさんだって、憲法九条がブロックしているって思っているんですよ! 
 ことばをあなどってはいけない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆アレン・ネルソン『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(講談社文庫 440円) 
 新英研北海道大会でお会いしたことがある、ベトナム帰還兵のアレン・ネルソンさん。温和な小柄な方でした。2009年に亡くなられ、ご命日に合わせて文庫化してもらったそうです(淺川先生の新英研ML投稿による)。18歳で入った海兵隊で「お前達の仕事はなんだ?」「殺すこと!」と連呼させられ、人としての感覚を麻痺させられ、ベトナムへ。偶然に村の防空壕の中で出産シーンに遭遇、人として目覚めたアレンさん。私たちに戦争について多くを教えてくださいました。日本各地の学校などで講演されました。感謝とともにご冥福をお祈りします。(このHPの左にあるページ「アレン・ネルソンさん」の項目に詳しく書かれています。)2012/12/12読了。一読をお薦めします。
●NNNドキュメント「9条を抱きしめて~元米海兵隊員が語る戦争と平和~」で検索!
https://www.dailymotion.com/video/x2p1r37
●2012/09/03に萱森さんが教えてくださったサイト(アレン・ネルソンさんインタビューです):http://www.indybay.org/newsitems/2009/02/02/18567572.php

Calendar

Freepage List

講演について


1996 内山久さん ドラマ方式


1997 中村 敬さん 教科書の中の英語帝国主義


1998 羽仁 協子さん「問い直そう、学校の在り方を」


1999 國弘 正雄さん


2000 阿部 一さん


2001 佐野 正之さん


2002 根岸 雅史さん 絶対評価におけるテストづくり


2003 長(おさ)勝彦さん


★1998 津田 正さん


★2003.1 中村 敬さん


★2003.1 児玉房子さん


2004 荒木 晶子さん


2005 西垣 知佳子さん


★山田太一(NHKラジオでの講演)2006


2006 大津 由紀雄さん:小学校英語反対!


★2006 國弘 正雄さん


2007 名和 雄次郎さん:リーディング指導


★2007.8 アーサー・ビナードさん


★08江利川春雄さん:経団連の圧力+教育史


2008 酒井 邦秀さん:多読


★2009.8 アーサー・ビナードさん


2009 金谷 憲さん「英語定着への工夫」


2010 靜 哲人さん 発音矯正


2011 大井恭子さん ライティング指導


2012 望月正道さん:語彙習得


2013 久保野雅史さん(感想のみ)


2014 田中 茂範さん:英文法


2015 中村敬さん 英語教育再生案


2016 近江 誠さん スピーチ


2017 金森 強さん これからの外国語教育


2018 三浦 孝さん 生徒の願いを叶える英語教育


2019 髙橋 一幸さん 新学習指導要領を生かした授業設計


2020.5 オンライン例会 和田、吉牟田さん


2021.5 オンライン例会 上野さん・竹島さん


2022.11  Zoom講演 山中 司さん ALTとの関わり方


★高校実践報告(萩原)一覧2010.1.8更新


1997.11 会報52:英語劇1『Enoch Arden』


1998.11 会報62:英語劇2『シンデレラ』


2000.8 会報78:高1 oral introduction


2000.11 会報82:英語劇4年間のまとめ


2001.5 会報87:oral C、10年間まとめ


2001.9 会報90:3年間を見通した多読指導


2002.6 会報97:英語嫌いの生徒と作る授業


2002.9 会報99:研修


2004.2 会報111:読みの活動


2004.6 会報115:(感想のみです)


2005.3 会報122:定期テスト問題づくり★


2005.12 会報29:単語書き書きくん!


2006.4 会報131:辞書指導


2006.6 会報134:音読指導テクニック


2007.5 会報141:スピーチ発表活動


2007.9 会報143:大学ですべき9項目


2008.5 会報150:年間計画creative writing


2008.9 会報153:5つの研修報告


2009.5 会報161:新指導要領下での高校英語


2009.9 会報162:定期テストづくり


2010.5 会報171:高校3年間授業デザイン


★★2011.3 春休みの10の準備


「授業に歌を」(和田)一覧


ならず者 Desperado


ビューティフル・ボーイ beautiful Boy


もうすぐ17才 Sixteen Going on Sevente


想い出のサマー・ナイツ Summer Nights


私のお気に入り My Favorite Things


バイシクル・レース Bicycle Race


雨の日と月曜日は Rainy Days and Mondays


そよ風の誘惑 Have You Never Been Mellow


チェンジ・ザ・ワールド Change the World


プリーズ・ミスター・ポストマン


バラ色の人生 La Vie En Rose


きのう見た夢(平和の誓い)


虹の彼方に Over the Rainbow


すずめ Sparrow


シークレット Secret


ラジオ・ガ・ガ Radio Ga Ga


冬の散歩道 サイモン&ガーファンクル


★グッドナイト・サイゴン


ジョニーエンジェル Johnny Angel


This Night 今宵はフォーエバー


What Is a Youth? 映画『ロミオとジュリエット』挿入歌


ダイアナ Diana


ポリー、やかんをかけなさい Polly, Put the Kettle On


You Raise Me Up


中学実践報告(日比)一覧


01.7海外とメール交流


学校について:一覧


2002 関東ブロックの学校の状況


時事問題で知っていただきたいこと


アレン・ネルソンさん


2003.2 劣化ウラン


2007.1.5 きくちゆみ講演会


2007.5.3 オーバビーさん 憲法9条


★今までの例会の報告集!


会報No. 119 通訳トレーニング


「授業用アンケート」


年間計画:高校S先生+N先生 


年間計画:中学 I先生+T先生


テスト作問の観点:和田


ルター、学校へ行く


ルター、学校に行く(共学編1~21)


ルター、学校に行く(共学編22~31)


ルター、学校に行く(共学編32~42)


ルター、学校へ行く(県立高校編その1~8)


ルター、学校へ行く(男子高編その1~10)


ルター、学校へ行く(男子高編その11~22)


ルター、学校へ行く(私立女子高編12+6)


ルター、学校へ行く(私立女子高編13~25)


ルター、学校へ行く(私立高の2年目)


ルターの世界


★読書会「たいまつ」+ダンさんとの読書会


1:映画


2 テレビドラマ『冬構え』(山田太一)、『歸國(きこく)』(倉本聰)など


★イニシャルゲームを楽しもう!


読書案内2008.7 夏休み直前号


●「英文法、ルターの提案」第1回 時制 5.9.08


読書ノート:青木雄二『僕が最後に~』


読書ノート:水木しげる『三途の川~』


読書ノート:森有正『思索と経験~』


英文法、ルターの冒険 1~3話


ルターの提案01  時制


ルターの提案02 述語動詞の形


意見01:習意欲低下と学力低下を論じる


意見02:次世代に何を伝えるか


ルターの社会科ノート


2002 会報担当が考える英文法(時制、助動詞、冠詞)、ルターの冒険の前書き


2002 会報担当がオススメする英語学習書


ルターの提案:A is to B what C is to D.


ルターの提案:order ~ from の覚え方


ルターの提案:one, another, the other(s)の覚え方


エッセー:学校だからできること


ルターの提案:★五文型の覚え書き


■今の状況を自分のことばでまとめます:時事問題2017.11以降


ルターの提案:knew「知っていた」とlearned「知った」は異なる


■赤毛のアン『アンの青春』2019.12.9授業実践


ルターが寄稿した文章


黒川泰男先生を偲ぶ(1) 雑誌に寄稿


黒川泰男先生を偲ぶ(2) 追悼集に寄稿


書評:大江健三郎『「新しい人」の方へ』


笹田巌先生を偲ぶ(1) 追悼集に寄稿


笹田巌先生を偲ぶ(2) 新英研会報に寄稿


神奈川支部の例会 1996-2000までの記録


2001年度


2002年度


2003年度


2004年度


2005年度


2006年度


2007年度


2008年度


2009年度


2010年度


2011年度


2012年度


2013年度


2014年度


2015年度


2016年度


2017年度


2018年度


2019年度


2020年度


2021年度


2022年度


2023年度


韓国KETGとの交流


神奈川支部 例会の様子+例会の後で


2010.03.13 映画『ジュリア』、『荒馬物語』、ランディ・パウシュ


●ようこそ! 新英語教育研究会 神奈川支部のページです。
★神奈川新英語教育研究会・春の一日研修会のご案内
神奈川新英語教育研究会では、昨年に引き続き「春の一日研修会」を対面形式で行います。
講演は朝尾幸次郎先生にお願いすることができました。
是非、ご参加いただけますようよろしくお願い申し上げます。       
神奈川新英研事務局長 萩原 一郎

● 日時 5月19日(日)10:00~17:00    
● 会場 大倉山記念館・第4集会室
(東横線・大倉山駅下車徒歩5分)Tel.(045)544-1881
● 参加費 一般:2,000円 神奈川支部会員:1,500円 学生:500円
● 申込み方法 以下のformsより申し込んで下さい。
   https://forms.gle/9JrWnDg1q3EXk52q7
  ※QRコードがあります:https://www.shin-eiken.com/act/reikai/2024/kanagawa2405.html
   参加費は当日、受付でお支払い下さい。
   なお、申込み後に参加を取り消す場合は以下の問い合わせ先に必ずメールで連絡をして下さい。
● 問い合わせ 萩原一郎(fwnf6910※nifty.com)(※を@にしてください)
● 日程 
9:30~10:00 受付・事務連絡
10:00~11:30 高等学校実践
11:30~12:30 昼食
12:30~14:00 中学校実践 
14:10~16:30 講演(質疑応答含む) 
16:40~ アンケート記入・事務連絡
17:00 終了
※終了後に簡単な懇親会を行う予定です。

●高等学校実践(10:00~11:30)
倉本和晃さん(慶應義塾高等学校) 「評価発問~生徒の考えを引き出すための工夫~」
 授業や試験では毎回生徒たちに自分の意見をアウトプットする機会を与えています。その際に痛感するのは、生徒からよい答えを引き出せるかは教員の質問次第であるということ。前半は発問の種類(事実・推論・評価)および私の授業では各発問をどのタイミングで与えているかについてお話しします。後半はワーク形式とし、皆様に使用教材を読んで評価発問を考えていただき、そのあと実際に生徒に与えた質問と彼らの答えをご紹介します。

●中学実践報告(12:30~14:00)
 大越範子さん(杉並区立阿佐ヶ谷中学校)「「○○を紹介しよう」は相手があって評価できるもの」
 コロナ前、海外はもっと身近にありました。帰国子女もいたし、学芸大学の留学生も気楽に授業に来てくれました。コロナ後はというと、教科書ばかりが発展的になり、「○○を海外の人に紹介しよう。」だとか「世界の中学生に向けてインターネット番組に投稿しよう」だとか、不特定多数のメディアや実在しない人に語る題材に疲れを覚えます。コミュニケーションの本質を生徒と共に探ります。

●講演(14:10~16:30)
 朝尾幸次郎さん(元立命館大学教授) 「これでいいのか、文法用語」
 今では英語教科書はコミュニケーション中心です。教科書でそれを支えているのは、実は不定詞や現在完了など文法の理解です。ところが、その文法は100年前とほとんど変わらない,いわば「ガラパゴス化」したものです。わかりやすい文法の理解、教え方を具体例を通してご紹介したいと思います。
※朝尾 幸次郎さん紹介
元立命館大学文学部、言語教育情報研究科教授。1949年、広島県生まれ。1971年、東京外国語大学(外国語学部)英米語学科卒業。1974年、デンバー大学大学院(スピーチ・コミュニケーション研究科)修士課程修了。1976年、東京外国語大学大学院(外国語学研究科)修士課程修了。主な著書に『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』大修館書店 2019、『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」2』大修館書店 2021がある。



★次回以降の神奈川支部例会 
7月以降はZOOMによるオンライン例会を予定しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■これからの英語教育を考える会2024 兼 新英研宮城大会プレ集会
「英語教育のあり方をみんなで考えよう~子どもたちがより幸せに学べるように~」
主催:新英語教育研究会 
後援:小学校テーマ別英語教育研究会(ESTEEM)
期 日:2024年6月2日(日)
本会場:都内会場を予定 
    東北会場:宮城県東松島市 矢本東市民センター
    オンライン : Zoomでのオンライン参加もできます。
*参加費を振り込まれた方は、後日、録画視聴も可能です。
*会場参加の方も事前登録をお願いします。
 申込み:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZclcuyurjgvE9Ic98XOC5qZ2EayXSb4SGd1#/registration
 参加費:教員・一般 1,000円/学生 無料
 参照ページ:https://2024pre.shin-eiken.com/
【 第Ⅰ部 10:00~12:30 実践報告:小中高3人の発表】 
  小学校「誰も教えてくれない小学校外国語の書く活動」
       伊藤 正浩さん(福島・本宮市立本宮まゆみ小学校 英語専科教員)
  中学校「苦手な生徒が多い長文読解をReaders Theatre手法で、楽しく深める」
       尾張 至伸さん(青森・中学校)
  高 校「自ら学ぶ生徒を育てるには~生徒たちの姿から~」
       西田 陽子さん(京都・京都府立洛東高等学校)
【第Ⅱ部 13:30~15:50 講演 / 交流 】 「学校英語教育が破綻しかけているのはなぜか?
 ~1970年代からの英語教育行政を振り返りながら~」
 久保野 雅史さん(神奈川大学教授・英語授業研究学会会長)

★レポート概要
●小学校実践 伊藤 正浩さん(福島・本宮市立本宮まゆみ小学校 英語専科教員)
「誰も教えてくれない小学校外国語の書く活動のアイディア」
英語が嫌いだという中学生、小学生が多くなっている。その原因は、小学校で外国語
が教科化になり、さらに中学校の教科書が難しくなったからだと思う。小学校では英
語に「慣れ親しむ」と言いつつ、英語を書く活動についてほとんど何も具体的な情報
も実践報告もない。「どうしたらいいの?」と悩む先生に一つのアイディアを!

●中学校実践 尾張 至伸さん(青森・中学校)
「苦手な生徒が多い長文読解をReaders Theatre 手法で楽しく深める」
教科書の長文読解は、紙面上の文字を目で追っていくが、誰がなぜこの言葉をここで言っているのか、どのような意図をもって言っているのか、などと考えはしない。しかし、これをReaders Theatreの手法を用いることで、その場面・状況・背景を考えながら、仲間と主体的に読解を深めていくことができる。その実践例を紹介する。

●高校実践 西田 陽子さん(京都・京都府立洛東高等学校)
「自ら学ぶ生徒を育てるには~生徒たちの姿から」
英語が苦手、嫌いだという高校生と長く接してきました。そんな彼らも「わかる」という実感が持てるとき、深い内容を持つ教材に出会うとき、英語を通して自己表現する楽しさに目覚めたとき、自ら学び始めるように思います。生徒たちの姿とともに、どんな教材でどんな授業をしているのかを紹介したいと思います。

●講演「学校英語教育が破綻しかけているのはなぜか」 
久保野 雅史さん(神奈川大学教授・英語授業研究学会会長)
極端に難化した教科書で授業についていけない中学生が悲鳴を上げ、小学校でも英語学習への意欲が二極化するなど、学校英語教育は破綻の危機に瀕しています。この根源は「外国語教育の抜本的強化のイメージ」で文部科学省が設定した目標が非現実的なほど高すぎるからです。楽観的で右肩上がりの英語教育像がどうして描かれたのか? 1970年代以降の学習指導要領の変遷や、教育基本法改定で新設された「教育振興基本計画」の問題点に触れながら考えていきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●神奈川支部例会の過去の報告が新英研HP(https://www.shin-eiken.com/act/reikai/index.html)で読めます。
「会の活動」→「支部例会」へと進みます。(見城さん、ありがとうございます!)
●新英研のサイトはsakuraに移行中(見城さんに多謝!)http://shineiken.sakura.ne.jp/wp/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★『神奈川新英語教育研究会50周年記念誌』のご案内
『神奈川新英語教育研究会50周年記念誌』が先日完成しました。ご一読いただけると、幸いです。
総ページ数:144ページ
内容:第1部 50周年に寄せて
第2部 実践の記録
第3部 活動の記録
発行:2020年7月11日
入手方法:郵送料込みで1,000円でお分けします。
萩原一郎(fwnf6910※nifty.com)(※を@にしてください)にご住所とお名前をお知らせ下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●新英研には①支部会員と②全国会員があります。
公立・私学の中学・高校の英語教員を中心に、小学校教員・大学教員や塾関係者、英語教員を目指す大学生・社会人など、英語教育にかかわる方々が会員になっています。
神奈川支部では、「レポーター謝礼」と「ZOOMプロのライセンス契約」で、例会1回換算で10000円ほどかかります。
会員になってサポートしていただければ幸いです。
① 神奈川支部会員になると…
※会費特典
・支部会報を送付
・5月研修会の参加費割引(支払い当日から割引適用)
※支部会費年額2000円(zoom参加のみ、学生1000円)
 継続会員は基本として5月研修会のときに更新しています(支部会費未納の方、納入お願いします。)
・お問い合わせ・お申し込みは萩原一郎(fwnf6910※nifty.com)(※を@にしてください)まで。
 他支部は各支部にお問い合わせ下さい→新英研HP(http://www.shin-eiken.com/)にリンクがあります。

②全国会員になると…
・雑誌『新英語教育』年間12冊+新英研会報(年6回)=年会費12,000円(学生6000円)
・口座番号:東京-00180-9-81600  加入者名:新英語教育研究会
・お問い合わせ・お申し込みは、新英研HP(http://www.shin-eiken.com/)へ

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■外国語教育の四目的と新英研
第一目的「外国語の学習をとおして、世界平和、民族共生、民主主義、人権擁護、・環境保護のために、世界の人々との理解、交流、連帯を進める」
第二目的「労働と生活を基礎として、外国語の学習で養うことのできる思考や感性を育てる」
第三目的「外国語と日本語とを比較して、日本語への認識を深める」
第四目的「以上を踏まえながら、外国語を使う能力の基礎を養う」
出典:新英研ハンドブック第五版2015三友社出版 pp.8-9
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■このHPは神奈川支部会報担当の「英文法のルターさん」を名乗る和田が個人として運営しております。以下のブログ記事は、「英文法のルターさん」のプライベートな内容も含んでおりますのでご了解ください。

★ブログ記事「新英研への感謝2014.12.23」をお読みください。新英研との縁(えにし)と私の幸運について書きました。
 http://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw/diary/201412230001/

ふだん、3つの発信をしています。
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2024.04.27
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Facebookの思い出機能で10年前の記事再読。草野マサムネさんでタグづけ。
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2014.04.29 ルターの休日:啐啄同時(そったくどうじ)、ヘッセ『デミアン』
カテゴリ:スピリチュアル・合気道・健康など
先々週、「卵が内側と外側で同時につつく」という話の流れで(いったいその前はどういう話の流れだったのだろう?)、ルターは、(たしか内田樹さんが著書で使っていた言葉だったな~と思いながら)「啐啄同時」(そったくどうじ)と言いたかったのだが、「そったく…、なんだっけ?」と、文字が思い出せず、言わずじまいで、そのままにしていて気になっていた。
そのときに「ヘッセですね」と言われ、「卵とヘッセと、つながっていたっけ…?」と思いつつ、その話は終了した。
一昨日、ふと思い出して検索してみた。
以下の一節のことだとわかった。
ヘッセ『デミアン』から抜粋:『鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアブラクサスという』
 グノーシス派や神秘主義、そういったものが、ふと、日常に忙殺されていた私の心の中を横切った。
[余談ですが、4月中旬から、校長先生の厳命により、19時に全員強制退去(!)で「残業なし」になっているので、ルターもやっと元気になってきました。素晴らしい校長先生だと思います。感謝。]
そして今日、「ヘッセ『デミアン』 卵」で検索したら、以下のyahoo知恵袋に至った。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1364217663
デミアンは主人公の分身だったのか…。
ルターはヘッセの作品では『知と愛』『シッダールタ』が好きなのだが、同じテーマだと思う。2分法、陰陽の相克である。
ルターの好きなスピッツ草野正宗さんが、昨日届いたファンクラブ会報にブラッド・ピット主演の映画『ファイト・クラブ』がお薦めだと書いていた。あらすじをwikipediaで読んだ。「他者」だと思い込んでいた「自分の分身」と自分との相克がテーマなのか、と思って、その後、このブログ記事を書き始めたので、すべてが重なってきた。
(ちなみにスピッツには「鳥になって」「たまご」という歌があり、正宗さんもヘッセ好きなのかなと拝察しています。)
話を戻すと、「啐啄同時」というのは、人の意思を排したところで生じることなのだと思うので、ルターはgo with the flowという気持ちで待っています。





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Last updated  2024.04.27 07:51:57
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