ルター、学校へ行く(通信制高校9年目 その3):掃除と陰徳について
2022/06/24 記載(wifiの使用量の都合で7/1の月初めにアップロード)6月末で退職するルターが今、いちばん懸念していることは、ルターが職場を去った後、7月から誰が「トイレ掃除」「1階職員室の掃除機かけ」「ゴミ集め」の後を継いでくれるか、だ。1)トイレ掃除では火曜日と木曜日の掃除の時間のみならず、汚れに気がついたらすぐに「便座の表・裏、側面(内・外)を拭く」「便器の底もブラシでこする」、そして常に「ペーパーフォルダーに予備のロールを入れる」ことが必要。担当は1階だけだが、1階から4階までのトイレに目配りをしていた(消毒当番の時を利用)。2)「1階職員室の掃除機かけ」は土曜出勤(月2回ペース)にしていた。3)終業前に「個々のゴミ箱のゴミを大きなゴミ箱に集める」「トイレで手を拭いたペーパータオルを大きなゴミ箱に集める」を日課としていた。女優の宮沢りえさんも「ゴミ集め」していたとテレビで以前話されていたが、翌日気持ちよく仕事を始める上で大切なことなのです。私自身は渋谷で塾に勤めていたときの社長から教わった(社長はアメリカ航空会社で勤務していた時の経験で学んだと話されていた)。※トイレ掃除について:母はルターが子どもの頃から「トイレ掃除をちゃんとすると綺麗な女の子が生まれるって言われたのよ」と言いながら掃除をずっとしてくれた。祖母の努力の結果が母・叔母・伯母であり、母の努力の結果がルターであり、姉さんである! ありがとう、母さん・おばあさん!(評価はみなさんにお任せしましょう…) ルターは母の教えを守って、トイレ掃除し続けている。一般的にトイレのきれいさは金運に直結するというのは多くの人が思っていることだと思う。後の皆さんには頑張ってほしい。※おまけ:母のおもしろいところは、1970年代にボーリングブームがあって、お客さんとして行っていたボウリング場で、掃除婦さんから人手がないと誘われて掃除婦になったり、また別の時には、弁護士の奥様から家政婦さんいないかしらと言われて、候補がいなかったので自分がなってしまったり、気軽に掃除仕事を引き受けていたことだ。関東大震災の直後に祖母が東北から出てきて東京でお手伝いさんをしていたこともあるのだと思うが、母にはそういう気さくなところがある。家政婦の時のエピソードとして「お風呂の水をためるように言われて、止めないで帰ってしまった事件」「隣家につながる報知器を拭き掃除して2回も押してしまった事件(なぜ報知器を拭き掃除してしまうのか、意味不明! 私はよく『郵便配達は2度ベルを鳴らす』のパロディとして『家政婦は2度ベルを鳴らす』だねと母に言っていた)」を起こしていて、決して褒められた仕事ぶりではなかった。祖母も母も晩年は裕福になってゆったりと暮らしているのは、陰徳を積んだからだと私は思っている。