おチビちゃんの人生に悔いなし

7月20日
幼稚園の終業式でした。
1学期、入園式から走り切ったって感じです。
思い返せば、あっという間の介

終業式の後
幼稚園のお友達5組と一緒にランチへ
そして、まだ遊び足りない輝ちゃんは、水遊びに行きました。



久しぶりに来てみると、こんなに浅かったっけ？
そう思ってしまうくらい浅い。
まぁ水景ですもんね。
ここは大阪駅ですぜ！



楽しく遊んでいたら見知らぬ女の子が輝ちゃんの側にピッタリ。
でもその子、日本語を全く話さないんです。
「ハロー」でもない。
「ニィハオ」でもない。
「アンニョンハセオ」でした。

周りを見渡しても、親御さんが見当たらないんですね。
もう18時ですよ。
服びしょ濡れですよ。
心配になり、観光バス乗り場前のガイドさんに韓国語を話せるか声をかけたら

中国語しか話せません(T_T)

ガイドさんが、交番に連絡してくれることになり、私は通りすがりの韓国人を探しました。
そこに、運良く通りすがりの韓国人カップルを発見！

「エクスキューズ ミー」
「ドゥーユー スピーク イングリッシュ」

話せるというわけで、事情を説明
拙い英語で、
この子は韓国語しか話せなくて、お母さんがどこにいるかを韓国語で聞いてもらえませんか？

そこは同胞
韓国語でやり取りがなされて、電話をかけさせてくれたが、国外使用不可。
結局、お母さんと来ていない。一緒に来たのはお父さん。
お父さんがどこに行ったか、この子は知らない。
そうです。
警察に頼んだ方がいいですよ。
ですよねー！！

韓国人カップルにお礼を伝え、サヨナラしました。

そこに、警察官と一緒に中国人ガイドさんが戻って来てくれました。
私は、さっき韓国人カップルに聞いてもらった事情を伝えました。
この子はびしょ濡れで、グランフロントに置き去りです。

5分くらい警察官に事情を説明していたら
そこに、買い物袋を持った1人男性が近寄って来ました。

「パッパ」

女の子はそう叫びました。
そうです。女の子のお父さんは、びしょ濡れになった娘の服を買いに行っていたのです。

そこに援護に来た警察官が3人追加
警察官4人に囲まれる

びしょ濡れの女の子
水景の中にいる私
浮き輪の息子
行方不明だった父

何はともあれ
女の子は無事にお父さんが迎えに来て
警察官はめっちゃ日本語で

「お子さんを1人にしないでください。
大切な命です。大人が必ず側にいてください。」

幼稚園の終業式で園長先生が仰った事と同じことを、韓国人の父に日本語で伝えてた。

一件落着




体が冷えるので、お包みして帰宅。
私は警察官に名前、住所、年齢、生年月日まで聞かれたぞ。。。
親子は今日、韓国に帰るそうです。