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テーマ:不動産屋さんへ行く前に(510)
カテゴリ:不動産屋に行く前に
東京郊外の某市に女性限定のマンションがあります。 間取は全室ワンルームの、よくある分譲タイプのマンションです。 そこには中年女性の管理人さんがいます。 女性のお客様をご案内した際、私は立ち入りを断られました。 「ウチのマンションは男性は一切立ち入り禁止。不動産屋さんも管理会社も女性社員以外は入れませんヨ」 ああそうさ、私はおとこのこさ!(マティ! 心の叫びはさておき。 空室の鍵もこの管理人さんが一括して預かっているそうです。 「内見もアタシがやりますよ」 管理人さんは嬉しそうに胸を張って言いました。 この時、私は元付業者へ連絡をとっている最中。 もちろん「ではお願いします」とは言えません。 なぜって元付業者に無断で室内に入るわけには行かないからです。 そして何よりこの管理人さんには内見させる"権限"がないからです。 しかしご厚意には謝意を示したいのが私(=偽善者)の習性。 「ありがとうございます。でもいま業者さんと連絡を取っているところなので、そしたらお願いします^^」 返って来た言葉は意外でした。 「まあムダだと思いますけどね」 むだ? 無駄?? MU-DA~~~!? どうやら管理人さんの機嫌を損ねたようです。 そして分かりました。 この管理人さんが越権型の管理人さんだという事が。 【越権型管理人】(えっけんがたかんりにん) 規約や会社マニュアルよりも『アタシがルールよっ!』的な管理人。 ナワバリ意識が異様に強く、オーナーや管理会社(雇用主)と言えども勝手にはさせない。 前述の場合、自分が「鍵を持っている」という事で、内見させる権限も持っていると"思い込んで"いる。 なにより肝心なのはこの型の管理人さんがいるマンションは 住 み に く い という事です。 まあそれはさておき、管理人さんにお客様の内見案内をお願いします。 私はもちろん外で待ってるだけ。 10分ほどしてお客様と管理人さんが戻ってきました。 2~3言、社交辞令的な挨拶を交わしてその場を離れる。 お客様に感想を聞いてみるとまあ想像通りの返事でした。 「あの管理人さんって"いつも"いるんですか?(^^;」 どうやら管理人さん、アレコレ聞いてきたみたいです。 ちなみにこのお客様は今時の『干渉されたくないタイプ』です。 「あと、壁とかにアルバイト募集の貼紙とかあって女子寮みたい(^^;」 30過ぎの女性にはちょっと適さない"内装"ですね。 一応聞いてみます。 「いまの物件、どうです?」 「絶対イヤでしょう」 や は り ・ ・ ・ (^^; "回し"だからいいんだけどね 余談ですがこのマンションは空室率が高いです。 ----------------------------------------------------------------------- 女性限定のマンションはそう珍しい訳ではありません。 でも今回のように管理人が立ち会っても男は立ち入り禁止というのは初めての経験でした。 管理人不在時は仕方ないとは思いますが・・・。 今はそういうのが普通になったのかな?と思いながら、そういう物件は契約したくないとも思ってしまいます。 建物内や室内の状況が分からないと仲介判(契約書の仲介者欄への押印)は押したくないです、怖いので^^; こういうのはユ○マットレディスにお任せしましょう(マテ 蛇足ながら。 元付業者にさりげなく聞いてみたら、管理人さんには少し困ってるらしい。 「悪い人じゃないみたいだけど、チョットねぇ・・・」だそうです。 ----------------------------------------------------------------------- さて、いかがでしたでしょうか このHPは人気blogランキングへ登録しています いまは55位あたりにいます お楽しみ頂けたらぜひクリックして下さいね^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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